小さな頃の夢はケーキ屋さん。小学生の頃はアイドルになりたくて、中学生の頃は世界を飛び回るキャビンアテンダントに憧れたりもした。ちょっぴり大人に近づいた高校生の頃は、東大に入って将来は女弁護士になってみせる! …なーんて夢見ていたこともあったっけ。そんな日々も、もう昔。今は仕事もプライベートもそれなりに楽しいけど、なんとなくしっくりこないまま平凡な毎日を生きている…。
そんな悩める女性たちに、パワー溢れるこの1冊を。
祥伝社から先月発売された「天職ガールズ」。この本には、運命の仕事=天職にめぐりあった100人もの“女の子”たちが登場します。
彼女たちそれぞれの仕事に対する考え方や本音、そこにたどり着くまでの紆余曲折などがインタビューを通してとても魅力的に紹介されており、「キラキラ輝いている」とはまさにこのことなのだ、と認識させられます。
CMプランナー、切り絵作家、モデル、農業家、お笑い芸人、建築家、シェフ、ウエディングプランナー、区議会議員、ミュージシャン、活動弁士…などなど、各方面で活躍するさまざまな「天職ガールズ」。
その中には、当代きっての人気写真家で、初監督作の映画「さくらん」がヒットしたことでも記憶に新しい蜷川実花や、かつての「カリスマ店員」ブームの象徴と呼ばれ、今では自身のブランドを立ち上げて大成功しているデザイナーの森本容子など、同性から絶大な支持を受けている天職ガールの姿も。
表紙に掲げられている100Girls, Works, Livesという言葉どおり、100人の女の子たちがいれば100通りの夢があり、100編のライフストーリーがある。運命の仕事にめぐりあい、人生をおもいきり楽しんでいる彼女たちのメッセージを読めば、どんな女性だって憧れや羨望の気持ちとともに自分の中に新しいパワーが湧いてくるのを感じるでしょう。
ところで、立派な大人(平均年齢32歳!)である天職ガールたちを“女性”ではなくあえて“女の子”と呼ぶのは一体なぜなのでしょう? それは、この本がよくある社会人向けの転職ガイドの類などではなく、今この瞬間に心に夢を描いている思春期の女の子たちにも読んでもらいたいとの、編者の想いからではないでしょうか。
女の子ならいつでも夢を持って輝いていたいもの。「天職ガールズ」は、これから道を選んでいく中高生の“女の子”たちにも、すでに社会で一生懸命生きている“女の子”たちにも、何かしらの道標になってくれるに違いありません。
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- 名無しさん
- 2007/11/18 22:04:37
読んでみたくなりました。boysも出るのでしょうか…。 -
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- 名無しさん
- 2007/11/19 15:27:27
英語の定義では、どの辺までgirlが許されるのでしょうかね…。考えてしまいました。