きょういくじん会議
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こちらも発表!? 教育界の新語・流行語大賞
kyoikujin
2007/12/9 掲載

 いよいよ2007年も残すところあと3週間ほど。3日には毎年恒例の流行語大賞が発表されました。大賞は、「ハニカミ王子」と「(宮崎を)どげんかせんといかん」が見事受賞。ベスト10には「どんだけぇ〜」「そんなの関係ねぇ」など、学校やご家庭で子どもが連呼しているのを注意したことが記憶に新しい方々もいらっしゃるのではないでしょうか。

 流行語大賞は、「現代用語の基礎知識」の執筆人と読者から寄せられた言葉をもとに毎年候補を絞込み、12月に大賞・ベスト10を決定するもの。候補にあがった60語のうち政界から生まれた言葉も10語以上ありますので、公民の授業などで取り上げてみても面白いかもしれません。(閣僚の失言はどうかと思いますが。)

 この流行語大賞にノミネートされた言葉の中にもきょういくじん会議でとり上げられた言葉もいくつかありました。「モンスターペアレント」や「赤ちゃんポスト」「KY(空気読めない)」などがそれです。「『モンスターペアレント』が流行語でいいの?」「『赤ちゃんポスト』は流行で終わらせることなく、今後もその是非を問われる形になりそう。」という声が聞こえてきそうですね。

 歴代のベスト10に入っている言葉の中でも教育や育児に関するものを探してみましたが、93年の「たま・ひよ世代」や94年の「ヤンママ」などが挙げられるくらいで、学校教育に関する言葉はさすがにないようです。

 では、皆さんが2007年教育界の流行語・新語大賞を決めるとしたら何を思い浮かべますか? 今年は「全国学力テスト調査」の結果の発表や学習指導要領の審議のまとめ(中間まとめ)の発表など大きな話題が下半期に多かったせいか印象に残っています。「学テB問題」「脱ゆとり教育」などが有力候補でしょうか。

 そして、来年は学習指導要領の答申・告示もあり、教育界の流行語ならぬ改訂のキーワードが話題にのぼるのでしょうか。いずれにしても教育現場で「そんなの関係ねぇ」と思われないような実のある指導要領改訂になることを願いたいです。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
3件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2007/12/10 8:48:34
    今年はやはり「モンスターペアレント」ですかね〜。
    • 2
    • 名無しさん
    • 2007/12/10 13:01:21
    >1
    「モンスターペアレント」、本当によく耳にしました。

    小さな子どもが「オッパッピー」「オーベーカ!」と意味も分からずにふざけて発している姿は見かけますね。この賞を受賞する芸人はイッパツヤが多いので、来年には消えてるのかな。
    • 3
    • 名無しさん
    • 2007/12/10 20:08:04
    オッパッピー=オカピだと思っていた…。
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