![1/32 BUS-SP2 アルピコハイライドバス いすゞガーラ](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41iC7xozTLL._SL130_.jpg)
長かった子供たちの夏休み。休み中は、電車のスタンプラリーに親子で参加した方も多いのでは? 最近は、子どもだけでなく「鉄っちゃん」「鉄子」とも呼ばれる鉄道マニアが多く、さいたま市に昨年オープンした鉄道博物館も大人気。そんな中、バスの愛好者もじんわり増えてきているとか。
幼少期、特に男の子にとって、電車や自動車に並んで人気者のバスですが、意外にバスに関する書籍などは少ないそう。そのため、自分自身で研究したり、写真や資料を集めたりするしかないのですが、そこに楽しみを感じるマニアの方が増えているようです。
一口にバスマニアと言っても、タイプは様々。どんなバスでも乗ることが好きな「乗車派」、バスを撮影し、部品の研究にまでこだわる「撮影派」、模型を収集する「模型派」、長年の夢を追って免許まで取得してしまう「運転派」などに分けられるといいます。
日本バス友の会では、年1回バスツアーを企画したり、会報誌を作成したりしていますが、日本のバスが10年〜20年ほどで新車と代替されてしまうことから、価値が高い車両や一時代を代表する車両を保存し、保守する活動も行っているそうです。入会すれば、まさにバスを愛し、バスの発展を願う活動を体験できるといえるかもしれません。小学生からでも入会できるということですので、バス好きなお子さんとともに入会し、歴史あるバスに乗車するツアーに参加してみてもよいかもしれません。
また、ポルタ社が発行している『バスラマ・インターナショナル』は、当初は業界関係者向けの雑誌でしたが、最近ではバスマニアの購読率が増えているそうです。同社が企画するバス営業所や関連施設を巡るツアーなどにも応募が殺到するそうで、バスマニア同士の情報交換や出会いの場にもなっているのかもしれませんね。
バスというと定刻が守られない、時間がかかるから、と敬遠する方もいらっしゃるかと思いますが、夏休みの最後の思い出に、また、自由研究課題としても、手軽にブラリとバスの旅に親子で出てみるのはいかがでしょうか。車窓に流れる普段見慣れているはずの景色の中にも、季節の移り変わりを感じたり、小さな発見があるかもしれません。
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他の乗物に比べ、その土地の風土・人情をより感じられることが魅力ですかね。それに平成の大合併などで失われつつある昔ながらの地名や、その地区で通っている地名が、停留所名に残っていたりすると、その土地への“ロマン”もわいてきたりしませんか??
確かに停留所名には、昔の地名が残っていたり、なぜこの名前?と思うものも多いですよね。調べてみたら楽しいかも。