きょういくじん会議
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趣味で利用も、学習で利用も―ネットde家系図
kyoikujin
2008/12/15 掲載
家紋と家系事典―名前からわかる自分の歴史

 11日のオリコンニュースによるとネットde家系図の系図登録者数が10万人を突破したとのこと。

 ネットde家系図は、メールアドレスの登録をすれば、Web上に家計図を作り、保存することができるシステム。ほとんどの機能が無料のようだ。

 利用度が高いのは50・60代の男性とのことだが、夫の親族の名前や誕生日等の「おぼえがき」として、ネットde家系図を利用している女性もいるようだ。そして、登録人数ランキングをみると、500人以上にもなる家系図を作成している人もいる。

 また、死因を記録したいという要望から、プロフィールの編集画面に死因欄を設定。 参考に集計たところ、1位は「老衰」で、以下「心不全」「脳梗塞」「肺炎」となっていたそうで、この3つの死因で全体の2割を占めている点も興味深いところと分析している。家系図サイトのビジネスとしての可能性も検討しているようだ。

 家系図のサンプルでは、「皇室の構成」「近代実業家」「近代政治家」「江戸時代」「戦国時代」のカテゴリーの家系図がみられるようになっている。なかには、最終回を迎えたNHK大河ドラマ「天璋院篤姫」の家系図もある。自分で作るだけでなく、歴史の勉強や調べ学習にも使えるかもしれない。

 先祖は役所で保管されている戸籍謄本や除籍謄本をさかのぼれば、江戸時代まで調べられることが多いようだ。しかし、除籍謄本の保存期間は80年のため、最近は明治時代に除籍となった謄本の取得ができなくなってきている。よって、全ての除籍謄本を取り寄せても、明治以降の先祖までしか分からない場合も増えているそう。家系図の作成を考えていたら、早いうちに調べておくほうがよさそうだ。

 もうすぐ年末年始。親族で集まることも多いだろうが、みんなで家系図を作成するなんていうのもいいだろう。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
2件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2008/12/17 9:11:40
    個人情報の流出に繋がりそうでちょっと怖いかも。
    • 2
    • 名無しさん
    • 2008/12/18 12:34:23
    当然ながら「個人情報保護方針」は記されていますが何が起こるかはわかりませんね。
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