きょういくじん会議
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皆既日食の今日、学校太陽光発電について考える !?
kyoikujin
2009/7/22 掲載
クリーンなエネルギーをつくる太陽光発電衛星

 文部科学省は17日、全国の学校が太陽光発電を設置し、地域の環境・エネルギー教育の発進拠点となることを目指して、ロゴマーク及びキャッチフレーズの募集を始めた。
 文部科学省は、「私たちの学校に太陽光発電を」と学校施設への太陽光発電の導入を推進し、環境にやさしい学校づくりを目指して10日には、「太陽光の恵みを子どもたちが学び育むために〜学校への太陽光発電導入ガイドブック〜(PDF)」を発表している。

「学校太陽光発電推進」ロゴマーク及びキャッチフレーズ

 応募期間は9月30日まで。提出は文部科学省大臣官房文教施設企画部施設助成課に。個人(1作品)でも、学校単位(5作品程度)でも応募できる。またロゴ、キャッチフレーズのいずれかの応募でもかまわない。
 作品には、下記の内容が求められる。

  • 学校の太陽光発電は、地域の誰もが親しみをもてることを表現したもの
  • 日本の未来を担う児童・生徒が学ぶ「21世紀の学校」らしさを表現したもの

学校施設に太陽光発電を

 太陽光発電の導入の動きとしては、「太陽光発電の導入拡大のためのアクションプラン」(2008年11月11日)において、エコスクール推進の一貫として太陽光発電拡充について示されたのが最初である。その後、「スクール・ニューディール構想」の一環として、平成21年度補正予算において、「学校耐震化の早期推進、太陽光パネルをはじめとしたエコ改修の拡大」として2,794億円が計上されている。
 そして、今回発表された「太陽光の恵みを子ども達が学び育むために」のガイドブックには、学校へ太陽光発電を設備・設置するためのポイントやメンテナンス、設置校の事例などが詳しく具体的に紹介されている。
 また、事例学校における環境教育の取り組みについても紹介されており、たとえば東京都葛飾区立金町小学校では、太陽光発電量と
購入電力量を併記して表示したものなどを掲示しているという。

 日本で皆既日食がみられた今日、太陽の恵みを学校でいかに利用できるか、思いをはせてみるのはいかがなものだろうか。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
2件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2009/7/22 22:30:33
    文科省はまじで何もしない方がいいと思うよ。
    税金泥棒!
    • 2
    • 名無しさん
    • 2009/7/24 17:43:10
    まぁまぁ暇だと仕事をつくるのが人の性ですから。公務員の場合それが税金の無駄につながるのがネックですが・・・。
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