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皆さんは、手書きの手紙を投函することはありますか? メールに頼りきりという方も、暑中見舞いが近づくこの時期、「手で書く」ことを見直してみませんか。
暑中見舞い状の作法
暑中見舞いといえば、お年玉くじ付きの「かもめ〜る」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。日本郵便のかもめ〜る特設サイトによると、暑中見舞いとは、7月7日の小暑から8月7日の立秋までの暑中の時期に届くように送るのが一般的だそうです。なお、8月7日を過ぎたものは残暑見舞いになります。「暑中お見舞い申し上げます」という季節のあいさつから書き始めれば、あとは形式にこだわらず気軽に書いても構わないのが暑中見舞いの良いところだとのことです。
ポケモンへ暑中見舞いを送ってみよう
現在、日本郵便の同サイトでは「ポケモンへかもめ〜るを送ろう! キャンペーン」が実施されています。ポケモンたちにかもめ〜るを送ると、抽選でポケモンのメッセージカードが届くそうです。暑中見舞いを出す習慣がないというご家族は、是非このキャンペーンを利用してお子さんと一緒に書いてみてはいかがでしょうか。
手書きの効用
暑中見舞いを書く際には、パソコンで一斉に印刷するよりも「手で書く」ことをお勧めします。挨拶状は手書きのほうが気持ちが伝わって良いということもありますが、「手で書く」という行為には、集中する、書いたことを覚えるなど様々な教育的効果が見込めます。印刷技術の無かった近代以前、聖職者は聖書を書き写すことで、僧侶は写経することで一字一句まで暗記しました。最近はメールやドキュメント作成ソフトに漢字変換機能があるため、漢字をすぐ忘れてしまうという声をよく聞きます。暑中見舞いなど簡単なものをきっかけにして、「手で書く」ことを意識してみるのも良いのではないでしょうか。
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私も手書きの暑中見舞いを出そうと考えています。 イラストや写真は印刷しますが、 やはり本文は手書きにしたいと考えています。