初の大規模調査で、ニートの実態明らかに―厚労省
28日の時事通信の記事によると厚生労働省が委託で行った「ニート」に関する調査報告が明らかになった。400人以上を対象とした大規模な調査は初めてで、同日付の産経新聞の記事では、6割が不登校や中退を経験していることや、8割が仕事上の人間関係に不安を感じることなどが掲載されている。
ニート(NEET)とは「Not in Employment,Education and Training」の頭文字から来た言葉で、就職せず学校などにも通わない状態を指すことはご存知の方も多いだろう。近年のニートと呼ばれる若者の増加に伴い、政府レベルでの支援が課題となっている。
この調査を委託で行った財団法人社会経済生産性本部のホームページには「平成19年度新入社員「働くことの意識」調査結果(PDF)」が掲載されている。4000人近い今春の新入社員の意識調査だが、就労意識については、「仕事を通じて人間関係を広げて生きたい」が1位、「社会や人から感謝される仕事がしたい」が3位となっていた。
この2つの調査結果から、ニート支援のキーワードが浮かび、取り組みが考えられるのかどうか…今後の動きに注目したい。
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
こないだ終わった某ドラマで、自分のやりたくない仕事に腐る主人公に、
「目の前のことに一生懸命なれない奴に夢なんか語る資格はない」と
上司が叱ったセリフに痺れました。
今は自分のやりたいことをしなくてはいけないという脅迫観念が強すぎるんではないかね。
同感です。自分らしさを強いることで、逆に生きづらくなっている感じですかね。
夢や理想とは別に、「仕事は仕事、面白くないことの方が多い、楽しいことは仕事以外の時間にすればいい」ということも教えた方が良いのでは。
そんな義務教育のうちから自分のキャリアなんて強制的に考えさせられたら苦痛だって。
というイメージが強いんですが、買い手市場といわれる今年あたりでもニートは増えているんでしょうか。