指導要領改訂スケジュール―梶田部会長、見通しを示す
8月6・13日号の日本教育新聞によると、7月26日の同社主催の「教育ソリューションフェア」の講演で、中央教育審議会教育課程部会の梶田叡一部会長が、学習指導要領の審議スケジュールの見通しを示したそうだ。
梶田部会長によると「中間まとめは10月、2月に告示になるのではないか」とのこと。
ニュースでもよく耳にする中央教育審議会は、教育制度分科会、生涯学習分科会、初等中等教育分科会、大学分科会、スポーツ・青少年分科会の5つの分科会で構成されている。学習指導要領の改訂は、初等中等教育の基準に関する重要事項を審議する初等中等教育分科会の教育課程部会で審議されており、議事録などは文科省ホームページ中央教育審議会 初等中等教育分科会でも見ることができる。
学習指導要領改訂作業の流れは、中間まとめ→答申→告示→試行のスケジュールになるが、今年4月に43年ぶりに実施された全国学力調査結果も秋には明らかになり、政府の教育再生会議では12月に第3回目の提言が出ることになっており、これらを踏まえてどのような内容になるのか、注目したいところだ。
- 日本教育新聞社ホームページ
http://www.kyoiku-press.co.jp/
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
役人は何事もやりっぱなしだから困る。PDCAぐらい知らんのか。