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道徳は推進教師を中心に指導を充実―指導要領改訂案
kyoikujin
2008/2/23 掲載

 15日に公表された指導要領改訂案において焦点の一つとなっていた道徳教育は、教育再生会議が主張した教科化は見送られたものの、改正教育基本法の規定を踏まえ、伝統と文化の尊重や、道徳教育推進教師を中心に全教師が協力して取り組むことが明記されるなど指導の充実化が図られることとなった。

 指導について道徳の時間が中心になることは変わらないものの、道徳教育推進教師が主導して、各教科においても教科の特質に応じた道徳の内容を指導するなど、学校の教育活動全体を通じて行なうものであることが明確になった。

 また、改正教育基本法における教育の目標になっている「伝統・文化の尊重」について、先人の生き方など子どもたちが感動を覚える教材を活用して指導を充実させることや「生命・自然の尊重」「環境の保全」についても生命を尊重する心の育成を重視、自然の中での集団宿泊活動を重視として触れられ、全体として改正教育基本法の理念を色濃く反映した内容となった。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
1件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2008/2/27 9:30:43
    今はテレビを見ているだけのクラスに子どもがいるのですが、今後は教師の力量が問われそう…。
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