第一次報告、小3英語必修化などを提言―教育再生懇談会
政府の教育再生懇談会は26日、携帯電話の有害情報対策の推進や、小学校3年生からの英語必修化などを盛り込んだ第一次報告(PDF)を福田首相に提出した。
同文書では、以下の6項目についての審議が取りまとめられた。
- 子どもを有害情報から守る
- 若い保護者の子育てを支える
- 「留学生30万人計画」に国家戦略として取り組む
- 英語教育を抜本的に見直す
- 実践的な環境教育を展開する
- 学校の耐震化を早急に進める
小中学生の携帯電話の利用については、更に検討を深める事項としており、「必要のない限り小中学生が携帯電話を持つことがないよう、保護者、学校はじめ関係者が協力する」ことなどが明記されたが、法規制についての言及はなかった。
英語教育の抜本的な見直しとしては、英語教科書の語彙数やテキストを増量する、小学校から大学までの到達目標をTOEICなどで明確に設定する、小学校3年生から英語を必修化しモデル校を5000校設ける、小中高の英語教員の採用でTOEICなどの得点を条件とする、などの施策が提言された。
- 教育再生懇談会
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku_kondan/index.html - 教育再生懇:第1次報告 小中生携帯、性急な規制困難との結論(毎日新聞)
http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2008/05/20080527ddm002010179000c.html - 教育再生懇:第1次報告 小3から英語、5000校 留学生30万人計画(毎日新聞)
http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2008/05/20080527ddm002010079000c.html - 小中学生の携帯電話所持禁止を提言―教育再生懇談会(2008/5/16)
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/news/?id=20080240
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
そんなに外国に行って仕事をしないと日本はだめになってしまうのでしょうか。
現在の世界経済圏は英語が主流です。経済的に魅力があるからでしょう。
そう考えれば、日本に魅力があれば外国人が日本語を習うようになるのでしょう。
そんなに経済経済と金儲けをしないといけないのでしょうか。
「今の生活に慣れた人は昔の不便な生活に戻れない」と不可逆性をもとに経済(金儲け)の重要性を説きますが、よほごひどくなければ、少々の不便さは気にならない人が多いと思います。テレビ番組で都会から田舎に引っ込んだ家族の特番などがありますが十分やっていけそうだと見てて思うのは私だけでしょうか。
変な思いこみが政治の世界にはあると思います。
それに踊らされる国民がこのごろ多いなと思います。
歴史を見ると戦争前にはよくあることです。
今の日本でそれはないと思いますが、違った形で危ないと感じます。
教育政策においては、やらせる側の人間は好きなことが言えますが、やらされる側は大変です。
英語については、試論ですが、学校外で無償で、英語教室を開いたほうが、より多くの小学生が興味を持つように思います。今の状況で、小学校に英語を入れるのは反対です。
「生きる力」なんて曖昧なものではなく、「英語力」はテストで明確に測れるのですから。
文科省は、目標を曖昧にしたままこんな大きな制度変更をしたのはいかにも役人気質まるだしだと思います。
その点で、今回の到達目標をTOEICなどで明確に設定するという提言は非常に評価できるものだと思います。
あんなマークシート方式(だったよね?)で達成目標を定めるなんて・・・。
点数をとるための技術が鍛えられただけだったりして。
アメリカ基準ではなくて世界基準のテストなんて他にいくらでもあるだろうに・・・。
本当の英語力とは何か再生懇談会の連中に問い詰めたい。
植民地時代、占領国の文化を根付かせようと母国語を禁止した国がありましたが、まさか自国の大統領が同じことをするとは驚きです。現在は人々の基準が金だという証拠だと思います。歴史でいつか金を基準で考えることは低俗だと習った気がしますが現在はまさにそのとおりになってきたことは政治の堕落、マスコミの低俗化、国民の怠慢だと思います。