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国際科学オリンピックでメダルラッシュ―全員がメダル獲得
kyoikujin
2009/7/21 掲載

 高校生らを対象とした国際科学オリンピックのうち、「数学」「物理」「生物学」の3分野の五輪が世界各地でそれぞれ開かれ、日本から参加した15名が全員メダル獲得という快挙となった。

全分野で金メダル獲得

 節目の第50回を迎えた国際数学五輪はドイツで開かれ、104か国・地域の565人が参加。日本からは6名が参加し、そのうち5名が金メダル、1名が銅メダルを獲得。国別でも昨年の11位から中国に続いての2位に躍進し、過去最高の成績となった。

 一方、国際物理五輪は第40回がメキシコで開かれ、72か国・地域の317名が参加。日本からは5名の高校生が参加し、金2、銀1、銅2と全員がメダルを獲得した。

 さらに、第20回国際生物学五輪が日本のつくば市で開かれ、56か国・地域から221名が参加。日本からは4名が参加し、船橋高校3年の大月亮太さんが日本初の金メダルを獲得したほか、銀メダルが3名となり、こちらも全員メダル獲得の好成績だった。

「化学」「情報」にも期待

 その他の分野の五輪は、国際化学五輪が現在イギリスで開催中、国際情報五輪が8月にブルガリアで開催される。日本からは計8名が参加する予定となっており、日本の高校生のさらなる活躍が期待される。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
1件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2009/7/29 18:13:45
    化学五輪も全員メダル獲得でしたね〜。情報も続くか?!
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