「学力調査」好成績校の取組紹介―国立教育政策研究所
国立教育政策研究所は、6日、平成19年度・20年度の「全国学力・学習状況調査」（以下「全国調査」という。）において好成績を示した学校における取組事例集を公表した。
この事例集は、全国調査において正答率が高いなどの特徴ある結果を示した学校を対象として、それらの学校が、全国調査の結果に寄与したと考えている取組をまとめたもの。
16の事例校（小・中各8校）それぞれについて、①学校紹介、②全国調査の結果における特徴、③全国調査の結果に寄与したと考えられる取組（授業における取組、授業以外の取組、教育委員会の取組）の3つの内容が掲載されている。
事例校全体でみると、以下のような傾向がみられたという。
授業における取組の傾向
- 思考力・判断力・表現力等の育成の重視
- 基礎的・基本的な知識・技能の定着
- 指導方法や指導形態の工夫
- 児童生徒の学習意欲を向上させるための工夫
授業以外の取組の傾向
- 始業前における学習活動の取組
- 読書活動の充実
- 校内研修の実施などによる授業の改善
- 家庭や地域住民との連携・協力
なお、公表にあたっては個別の学校名は伏せてあり、各学校が今後の教育指導や児童生徒の学習状況の改善等に活用できるようにすることを目的としているという。
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
間もなく，今年の結果が発表されることでしょう。RSS検索でこの情報を得ました。
ブログで引用させていただきました。
http://shinshiro.cocolog-nifty.com/
これからも楽しみにしています。