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若い教師に贈るこの一冊1
有田和正の授業力アップ入門 ―授業がうまくなる十二章―
有田 和正 著
刊行:
2005年8月29日
ジャンル:
授業全般
対象:
小学校
明治図書
永久不滅の有田実践が良く分かる本です
2024/9/22
30代 静岡県小学校教諭
授業力アップにおすすめの本。特に20代におすすめ。
2021/3/9
げしお
小学校のみならず、他の校種についても当てはまるであろう話が多くありました。授業開発の上で必要となる様々な視点について、具体例や有田先生のご経験などとともに記されており、大変勉強になりました。
2020/11/18
20代・学生
授業づくりの基礎がわかりやすく、丁寧にかかれていた。
2016/1/2
20代社会科教諭
「有田先生の本で、どれを読むといいか」と若手教師にたずねられた際には、この本は必ず挙げる。分かりやすく、有田先生の授業づくりが網羅されている。まずこの本にあることを意識して実践を積み重ねることで授業力が磨かれることはまちがいないだろう。
@「授業」とは
著書や講座で何度も話されているものである。まずは、「授業とは、どのようなものなのか」という理解が不可欠である。授業で大切なことは@「これだけは何としても教えたい」というものを鮮明にもつことであり、Aそれを「子どもが学びたい・追究したい・調べたい」というものに「転化」させることであり、Bそのために、5つの「対応の技術」と「人間性」を磨くことである。まずはこのことを頭に入れて授業をつくってみることである。
A「学級」とは
有田先生は「『学級』というのは、@助け合いAみがき合いBけん制し合い、という3つのことが機能しているまとまり」であるという。このことはまさに「授業で学級をつくる」ということそのものである。学級づくりが単独であるわけではなく「学級づくりがあって授業が成立する」というものである。いい授業をしていく中で、学級ができていくのである。授業を通して人間関係を創っていく…このことは、私の学級経営にも結びついている。有田先生から学んだことを活かして、すばらしい学級をつくることができる。
B「教師のあり方」とは
教師の大切な学びに「読書」がある。私はこのことの大切さを有田先生から学んだ。有田先生の言う「面白い本の見つけ方」を追実践している。とりわけ「面白い話しをする人や文を書く人に、どんな本が面白かたずねる」「雑誌論文や本の、参考文献・引用文献に気をつけて見る」ことは、読書の幅を一気に広げることにつながっている。そして、その著書自身のあり方や考え方について詳しく学ぶことができる(私は「著者の脳みそを見てみる」と言っている)。そしてもう一つ、「地方へ行ったら、『地方出版』の本に気をつける」。ここから、現地・現場の人から知らない有益な情報を手に入れることができる。
「気に入った著者ならば、その人の書いたものを全部読むぐらいのファイトがほしい」…私にとってこれこそが、有田先生の著書である。
2014/5/29
學び魂
教育界の重鎮のありがたいお話が、綴られています。氏の崇高な理想に共感する若手も多いことでしょう。しかし、人格者でもない、ひねくれ者の私には、少々物足りなく感じました。それは次のような理由からです。
1.すぐに教室での応用ができない。
社会科の教材集めなど、長期的な取り組みについて述べられています。切羽詰ってしまった私のクラスには、ちょっと縁遠いお話です。
2.物分りの良い人間向けに書かれている。
人格者あるいは無垢な人間でないかぎり、この本に書かれた内容の実践は継続できないと思われます。クラスの腕白な子に敵意を抱いてしまう方、学年主任の目が気になり始めた方、飽きっぽい方にはお勧めしません。
2006/1/10
グレートサスケネ
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@「授業」とは
著書や講座で何度も話されているものである。まずは、「授業とは、どのようなものなのか」という理解が不可欠である。授業で大切なことは@「これだけは何としても教えたい」というものを鮮明にもつことであり、Aそれを「子どもが学びたい・追究したい・調べたい」というものに「転化」させることであり、Bそのために、5つの「対応の技術」と「人間性」を磨くことである。まずはこのことを頭に入れて授業をつくってみることである。
A「学級」とは
有田先生は「『学級』というのは、@助け合いAみがき合いBけん制し合い、という3つのことが機能しているまとまり」であるという。このことはまさに「授業で学級をつくる」ということそのものである。学級づくりが単独であるわけではなく「学級づくりがあって授業が成立する」というものである。いい授業をしていく中で、学級ができていくのである。授業を通して人間関係を創っていく…このことは、私の学級経営にも結びついている。有田先生から学んだことを活かして、すばらしい学級をつくることができる。
B「教師のあり方」とは
教師の大切な学びに「読書」がある。私はこのことの大切さを有田先生から学んだ。有田先生の言う「面白い本の見つけ方」を追実践している。とりわけ「面白い話しをする人や文を書く人に、どんな本が面白かたずねる」「雑誌論文や本の、参考文献・引用文献に気をつけて見る」ことは、読書の幅を一気に広げることにつながっている。そして、その著書自身のあり方や考え方について詳しく学ぶことができる(私は「著者の脳みそを見てみる」と言っている)。そしてもう一つ、「地方へ行ったら、『地方出版』の本に気をつける」。ここから、現地・現場の人から知らない有益な情報を手に入れることができる。
「気に入った著者ならば、その人の書いたものを全部読むぐらいのファイトがほしい」…私にとってこれこそが、有田先生の著書である。
1.すぐに教室での応用ができない。
社会科の教材集めなど、長期的な取り組みについて述べられています。切羽詰ってしまった私のクラスには、ちょっと縁遠いお話です。
2.物分りの良い人間向けに書かれている。
人格者あるいは無垢な人間でないかぎり、この本に書かれた内容の実践は継続できないと思われます。クラスの腕白な子に敵意を抱いてしまう方、学年主任の目が気になり始めた方、飽きっぽい方にはお勧めしません。