「秘密基地」には何がある?
小中生 居場所は「秘密基地」 思わず、この見出しに反応してしまいました。 「おお、いまの子どもも秘密基地つくったりするんだ。懐かしいなあ。地方はまだ自然が残っているからなあ」などと思いを巡らせたりしたのですが、そういう話ではないんですね。
元の記事はこちら。ネット依存:増える小中生 居場所は「秘密基地」(毎日新聞)。
要するに、「現在では、インターネットのサイトが気の合う仲間と話せる“秘密基地”の役割を果たしている」「ただ、わいせつ画像の氾濫や子ども同士のトラブルなど問題も多い」ということらしい。
では、どう対応するか? NPO「情報セキュリティフォーラム」寺田慶治さんによれば
「『あれはだめ』『これはだめ』と禁止するだけでは、有害サイトへの免疫も作れない。パソコンが苦手な親も、できるだけ子どもに話しかけ、一緒にネット上の歩き方を見極めてほしい」(同記事)
ということだそうです。
「親子一緒に」という言葉でお茶を濁されてしまった感がないわけではないですが、有害サイトのみを完全にシャットアウトする方法がない以上、現時点では妥当な提言だと思います。
つまり、仮に子どもが有害サイトを見てしまった場合でも、そのような情報に流されないような子どもに育てることが重要だということ。そう解釈すると、この問題も「見せたくないテレビ番組」などと同様、古典的な教育問題とも言えそうです。
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
放置された注射針だの謎の臓器だの、違う意味で怖いかも。
有害サイトにも色々あるけど、
テレビと違って外界と繋がってることが問題なのでは。
テレビに話しかけても何も起こらんし有害も限度があるけど、
ネットは自主規制してない情報がいくらでもあるし、
親に気付かれずに見ず知らずの人と知り合うこともできる。
街で子どもが大人の店に行けばすぐに追い出されるけど、
ネットでは大人のふりで通せる。
子どもを繁華街で一人で遊ばせないような親でも、
ネットは無制限にやらせてるようじゃ油断し過ぎだろ。
制限の仕方もしらん親が多いんだろね。
といっても、そのうち気付くのでしょうね。
私が子供のときには、たとえば家の電話を使うときは親の前でときびしくしつけられていました。ネットについてもそのようなしつけがあればいいんでしょうかね。
「秘密基地」というより「どこでもドア」という感じか。
子どもが部屋を抜け出して夜遊びしてるのを知らぬは親ばかり…
古典的な問題どころじゃないわな
安全や既存の利権を守るあまりに中国のようなネット規制社会にならないよう祈るばかりです。