- リトミックで音楽授業!
- 音楽
リトミックってなぁに?
リトミックとは、スイスの作曲家エミール・ジャック=ダルクローズ(1865-1950)の創案した音楽教育法です。
音を聴き、感じ、身体から音楽を理解し、さらに音楽を通して心身ともに情緒豊かな人間を育てること、身体全体からわき出てくるような喜び、うれしさ、楽しさを奏で、そこから音楽を創ること、表現することの素晴らしさを体験し、音楽の感性を高めます。
拍の流れにのって手遊びをしながら「かたつむり」を歌う
- 対象
- 小学校1年生
- 学べる要素
- 拍の流れ
「心拍」や「脈拍」という言葉があります。トクトクやドックンドックンなどと聴こえます。人が生きている間、ずっと心臓が血液を循環させてくれている音です。音楽の拍も、音楽に命を与えてくれます。
速い拍の流れでは緊迫感を感じ、ゆったりとした拍の流れでは気持ちが穏やかになったりします。
音楽と一体になるには、拍の流れを感じ取れるようになることがとても大切です。それでは、小学校第1学年の歌唱共通教材である「かたつむり」を拍にのって楽しく歌いましょう。
『リトミックでつくる楽しい音楽授業』付属DVDより
(クリックすると映像がストリーミング再生されます。)
※上の映像をクリックしても再生できない場合はこちらの映像をお試しください。
まずは、じゃんけんのグーとチョキでかたつむりをつくります。
はじめはゆっくり手を替えずに歌ってみましょう。慣れてきたら、映像の前半ように「でんでん」「むしむし」と、1小節ごとで左右交互にかたつむりをつくって、2拍ごとの大きな流れにのって歌いましょう。さらに慣れてきたら、映像の後半のように「でん」「でん」「むし」「むし」と、1拍ごとに交互に手を変えて楽しく歌いましょう。どんどんテンポを速くしたり、またテンポを遅くしたりしても楽しめます。