
リトミックで音楽授業!(10)
「ひらいたひらいた」で美しくカノン唱をしましょう
2014/3/10 掲載
- リトミックで音楽授業!
- 音楽
「ひらいたひらいた」をカノンで歌う
- 対象
- 小学校中学年から
- 学べる要素
- 音の重なり
音と音が重なると、いろいろな味わいが生まれます。学校の音楽の時間では、カノン唱やパートナーソングなどが取り入れられています。西洋の民謡がよく用いられますが、日本の音階でできた音楽のカノン唱もきれいです。
ここで紹介する「ひらいたひらいた」は半音を含まない民謡音階でできていますので、たいへん美しいカノン唱となります。
『リトミックでつくる楽しい音楽授業』付属DVDより
(クリックすると映像がストリーミング再生されます。)
※上の映像をクリックしても再生できない場合はこちらの映像をお試しください。
斉唱で歌えるようになってから、輪唱にします。映像はお姉さんが「ひらいた」と歌い始めると次の「ひらいた」でお兄さんの歌が重なり、きれいな音の波が見えるように奏でられていきます。追いかけるパートはすぐに歌い始めますので、子どもたちが歌い始めやすいように、分かりやすい合図をしましょう。
リトミックってなぁに?
リトミックとは、スイスの作曲家エミール・ジャック=ダルクローズ(1865-1950)の創案した音楽教育法です。
音を聴き、感じ、身体から音楽を理解し、さらに音楽を通して心身ともに情緒豊かな人間を育てること、身体全体からわき出てくるような喜び、うれしさ、楽しさを奏で、そこから音楽を創ること、表現することの素晴らしさを体験し、音楽の感性を高めます。
(構成:木村)
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