リトミックで音楽授業!(8)
みんなで輪になって歌詞に合わせて遊びましょう
2014/1/10 掲載
- リトミックで音楽授業!
- 音楽
「ひらいたひらいた」を歌いながら動いて遊ぶ
- 対象
- 小学校1年生
- 学べる要素
- 拍の流れ、フレーズ、強弱
読んでくださっている先生方は、「はないちもんめ」や「かごめかごめ」、そして「ひらいたひらいた」などを歌いながら空き地などで仲間と一緒に遊んだ思い出が心に残っていらっしゃるでしょうか。もしかしたら、三間(さんま…「仲間」「時間」「空間」)が少なくなって、遊び体験が不足している子どもが増えたということが言われてかなりたちますので、学校外ではわらべうたを歌いながら遊んだ経験が少ない先生も増えているかもしれません。映像を活用して楽しく「ひらいたひらいた」を学校の授業に取り入れてください。
『リトミックでつくる楽しい音楽授業』付属DVDより
(クリックすると映像がストリーミング再生されます。)
※上の映像をクリックしても再生できない場合はこちらの映像をお試しください。
映像のように「ひらいたひらいた」を歌いながら、何人かで手をつないで歩いたり、歌詞の「ひらいた」や「つぼんだ」を生かして動いたりして遊びます。遊びながら拍の流れにのったり、フレーズごとに息継ぎをして歌ったりすることが自然とできます。そして、歌詞に応じて強弱を付けたり遊びやすいような速度を工夫したりすることにより、楽しみながら音楽の力が高まります。
リトミックってなぁに?
リトミックとは、スイスの作曲家エミール・ジャック=ダルクローズ(1865-1950)の創案した音楽教育法です。
音を聴き、感じ、身体から音楽を理解し、さらに音楽を通して心身ともに情緒豊かな人間を育てること、身体全体からわき出てくるような喜び、うれしさ、楽しさを奏で、そこから音楽を創ること、表現することの素晴らしさを体験し、音楽の感性を高めます。
(構成:木村)
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