リトミックで音楽授業!(6)
「虫」になりきって声と動きで表現しましょう
2013/11/10 掲載
- リトミックで音楽授業!
- 音楽
「虫のこえ」に登場する5種類の虫を声と動きで表現する
- 対象
- 小学校低学年から
- 学べる要素
- 音色、リズム、反復、変化
「音楽づくり」の充実が求められています。「自分が子どもの時に授業で経験していない」や「音楽づくりは時間がかかりそう」などが躊躇の理由でしょうか。第2学年の歌唱共通教材「虫のこえ」に出てくる虫になりきって、グループごとに声と動きで虫の世界を表現します。無理なく楽しく「音楽づくり」が実現します。
『リトミックでつくる楽しい音楽授業』付属DVDより
(クリックすると映像がストリーミング再生されます。)
※上の映像をクリックしても再生できない場合はこちらの映像をお試しください。
映像で分かるように、一人が1種類の虫を担当します。虫になりきって、思いをもって大きく、小さく、速く、ゆっくり、他の虫の感じと合わせて、など面白いアンサンブルが実現します。この活動の前に、「虫のこえ」を覚えて歌えるようにしたり、手遊びをしながら歌えるようにして展開するとよいでしょう。
お互いを聴き合うことが難しいグループには、「虫さんが仲良くお話ししている感じにしてみましょう」などの声かけが有効です。
リトミックってなぁに?
リトミックとは、スイスの作曲家エミール・ジャック=ダルクローズ(1865-1950)の創案した音楽教育法です。
音を聴き、感じ、身体から音楽を理解し、さらに音楽を通して心身ともに情緒豊かな人間を育てること、身体全体からわき出てくるような喜び、うれしさ、楽しさを奏で、そこから音楽を創ること、表現することの素晴らしさを体験し、音楽の感性を高めます。
(構成:木村)
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