アクティブ・ラーニングを実現する 対話的・協働的な学習活動とは?
国語教育 2016年10月号
『国語教育』2016年10月号の特集は、「対話的・協働的な学びを実現する学習活動」。次期改訂指導要領で目指されている「主体的・対話的で深い学び(「アクティブ・ラーニング」)」のなかでも、対話的であることに焦点をあて、その実現を目指すための学習活動の工夫についてご論考をお寄せいただきました。
情報化・グローバル化が急激な社会において、他者との共生を図るうえで欠かせないのが対話的で協働的な態度や能力です。提言では、東京大学の秋田喜代美先生に、豊かな「対話」が生まれる教室の特徴・原理をご提示いただきました。そして、「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」の領域別に、ご提案とご実践をお寄せいただいています。ペアスピーチやワールド・カフェ、紙上討論会、ライティング・ワークショップ、グループタブレットの活用など、具体的な手立てで子どもたちの対話性・協働性を高める学習活動のアイデアは必見です!
第2特集では、「アクティブ・ラーニングを支える読書指導&図書館活用アラカルト」として、国語科のみならず、主体的・対話的で深い学びの実現に欠かせない図書館(図書室)活用例について、ご紹介をいただきました。AL型授業が増えれば、今後ますます他教科でも頻繁に図書館が利用されることになるでしょう。子どもの学びを広げる学校図書館づくり&活用のヒントを、ぜひご覧ください。
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