きょういくじん会議
まじめなニュースからやわらかネタまで、教育のことならなんでも取り上げる読者参加型サイト
新しい英語学習のカタチ―SNS型英語学習サイト「iKnow!」
kyoikujin #93
2008/11/14 掲載
How to iKnow! 英語学習コミュニティ「iKnow!」オフィシャルガイド

 近年ますますグローバル化が進むニッポン。小学校での英語教育必修化も決まり、みんなが当たり前のように英語を話せる時代になるのはそう遠くないのかも? とは言え、やはり今でも英語と聞けば多くの日本人はちょっぴり腰が引けてしまうもの。いつか勉強し直そうとは思っているけれど、なかなかキッカケが見つからない…。そんなあなたの背中を押してくれるのが、iKnow!。オープン1年あまりでユーザー数28万人以上を誇る、SNS型英語学習サイトです。

 日本の代表的なSNSであるmixiGREEなどは、全ての人を対象にした一般的なものがほとんどですが、こちらのiKnow!はまさに語学の道を志す者だけが集う専門型。mixiのように紹介制ではなく、ユーザー登録もいたって簡単。24時間いつでもオンラインで英語学習を始めることができます。

 さてそのiKnow!の強みのひとつは、学習コンテンツの豊富さにあります。基礎英語コースから、大学受験、旅行、ビジネス、それからTOEIC対策や留学のためのTOEFL対策まで、現在76個ものコースを用意。更に、ユーザー自身が好きなテーマで自由に単語リストを作成でき、他のユーザーがそのリストを学習できる機能も。お気に入りの映画で使われている単語、発音の難しい単語、英会話教室で便利な単語などなど…。最近では、オバマ次期大統領の勝利演説に出てくる単語リスト、なんてものも。そのリスト数、なんと1万以上! これなら自分のニーズに合ったものを見つけられそうですね。

 そしてそれらを学習する仕組みはいたってシンプル。単語を覚え、ネイティブの発音を聞き、例文を読み、所々でクイズ形式のテストに答えるというもの。一見退屈そうですが、ゲーム感覚でハマってしまう人も多いとか。そして何よりiKnow!がスゴイのは、各々のペースや記憶度に合わせて学習スケジュールを全てカスタマイズしてくれるところ。今日はこれぐらい学習しようとか、昨日覚えた単語を忘れてないかとか、従来は自分自身で考え、管理しなければいけなかったものを、全てシステムにお任せすることができるのです。夏休みの宿題をまとめてやるタイプの方には、ぜひオススメしたい優れた機能ですね!

 SNSとしてももちろん活用され、英語で日記を書いたり、みんながそれに英語でコメントを書いたり、コミュニティでは英語に関するさまざまな情報交換がされたりしています。最近ではiKnow!に日本語学習コースが誕生したため、それを学習する英語ネイティブとコミュニケーションを取ることもできるようになりました。日本の英語学習者には願ってもない学習環境かもしれません。

 そうそう、ひとつ大事なことを言い忘れていました。実はこのiKnow!、なんと利用料無料なのです! これだけ充実した内容でタダというのが不思議なほど。誰もが気軽に英語学習を始められるこのサイトで、あなたも英語アレルギーを克服してみませんか?

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの受付は終了しました。