現代教育科学 2005年2月号
学校の自己評価で教師が変わる?

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現代教育科学 2005年2月号学校の自己評価で教師が変わる?

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ジャンル:
教育学一般
刊行:
2005年1月6日
対象:
小・中
仕様:
A5判 116頁
状態:
絶版
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目次

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特集 学校の自己評価で教師が変わる?
提言・学校の自己評価がなぜ必要か
学校と地域との双方向的知力観
八尾坂 修
自己評価のない組織は淘汰される
天笠 茂
学校ミッションを見つめなおすために
葉養 正明
信頼構築への第一歩
善野 八千子
説明責任と学校の自己評価―外部評価をどう活用するか
人々の率直な声に耳を傾ける反省的態度が基本的な問題
木岡 一明
学校改善・連携体制確立に生きる外部評価の活用
尾木 和英
共創の教育をめざす外部評価の活用
階 玲治
「新学校宣言」で混迷が増す
大森 修
一人ももれなく子どもに学力を保証するために
吉永 順一
説明責任と学校の自己評価―保護者にどう説明するか
「説明責任」と「学校の自己評価」―学校力を高めるものに
古川 治
必要なことがらを必要に応じて公開すればよい
向山 行雄
学校の使命から考える学校評価
塩田 寛幸
学校の自己評価を実践にどう活かすか
教師の自己評価能力を高めよう
照井 孝司
一年に二回の研究授業を行い、検証する
吉川 廣二
「生かせる」ような評価なのか
長野 藤夫
校内研究とセットで、短いスパンで!
黒木 俊治
自己評価を二つの接点で活かす
朝野 光一
学校の評価基準をどう作成するか
急がず、休まず、できることから
長南 博昭
授業力の向上を最優先にした評価基準を作成する
槇田 健
謙虚に自己点検した者が、評価基準を作成できる
舘野 健三
国語科の単元学習批判 (第6回)
「総合」「多様性」に拡散する新単元学習
佐藤 洋一
算数科の「問題解決学習」批判 (第6回)
心理学的・教育学的主題に奉仕する「問題解決学習」
菊池 乙夫
教育ニュース・ズームアップ
1)義務教育費問題が一応決着 2)中教審が幼児教育中間報告 3)学校評議員の導入校増える
安達 拓二
家庭の教育力の復権 (第11回)
「強い意志」を育てる教育
野口 芳宏
人権教育の再構築 (第11回)
おもしろくなければ人権教育じゃない
長尾 彰夫
TOSS授業技量の検定 (第11回)
TOSS技量検定は、子どもにとってより価値ある教師になるための道標
向山 洋一
「志」を育てる教育 (第11回)
志の成長―危機意識と自己肯定感
新堀 通也
編集後記
江部 満樋口 雅子

■編集後記

〇…公立義務教育諸学校でも「特色づくり」が目指されるようになり、いまや義務教育の「同質性」よりも「特色」が問われる時代となりました。しかし、法的拘束力をもつ告示「学習指導要領」の下で、特色づくりが本当に出来るのかどうかという疑問も出されています。結局は学習指導要領で学校裁量とされる領域のみに限定して考えるしかあるまいとする研究者の指摘もあります。

〇…それでも教育課程審議会の「各学校には地域や学校、幼児児童生徒の実態等に応じて、創意工夫を生かした特色ある教育を展開し、特色ある学校づくりを進めることが強く求められる」という答申を拠り所に、学校と家庭・地域社会が十分連携を図るとともに開かれた学校づくりを一層推進していくことが大切だ、との声もあります。

〇…このような改革を目指す方向を支援するかのように、学校の自己点検、自己評価を求める声が強くなっています。それは各学校が児童生徒の学習の到達度や教育課程の実施状況等について「学校での評価」を行い、自校における学習指導や教育課程の改善に役立てるだけでなく、それを家庭や地域社会に説明する「責任」が求められているからです。

〇…問題は、学校の自己点検や自己評価の結果を保護者や地域にどう公開するかでしょう。保護者などに周知させる広報活動が問われることにもなるでしょう。その場合、「学校の自己評価」といっても、評価基準の開発が教育委員会の指導行政の一環として他律的に進められる場合、各学校の実情に即した実現可能な評価基準が開発されているかどうか、問題が残っています。教職員間の意識のへだたりにも問題がありそうです。本号は、この問題の多い「学校の自己評価」の実践対応について取り上げてみました。

〈江部 満〉

〇…「ヨン様フィバーをどう思う」と聞いてきた方が、それに該当するお年頃だったせいもあり「その昔、キーセン買春旅行をしていた日本の男ども…。今度は日本の女どもが韓国に貴公子を求める。これって韓国をネタにした日本の女のリベンジじゃないの。それにしても買春の対極・純愛≠ェキーワードって日本の女もやるじゃない」相手「……」

本当は? 「ヒマとお金があって熱中するものがないから」ともお見受けはしますが、何と言っても摩訶不思議は日本の男どものバリ雑言ぶり。

多分、トナリの男にボーッとしているウチのカミサン連中を許せない―という心境なのでしょう。オレが食わしてやっているのに!と。

実はこの「オレが食わしてやっているのに」が、こういうフィバーを生んでいるということに気づいていない日本の男性軍。

ところでヨン様が兵役回避出来たのはなぜかとか、性転換して男になった人の兵役はとか、日本より韓国の方がもちろん、ずっと甘くない世界のようで……。

〈樋口雅子〉

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