- 特集 感動の「やま場」づくりで学期末を飾る
- 提言・国語科授業にふさわしい感動とは?
- 感動のある国語の授業
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- 「知的・情動的感動」を育てる国語力の育成
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- 国語科授業の「やま場」をめぐる問題
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- 優れた授業における「感動」
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- 一時間の授業で感動の「やま場」をどう創るか―その留意点
- 充実感のある授業づくりこそ
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- 「感動」を伝え合う授業の組み立て
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- 「やま場」を創るには一斉音読と文章を囲む授業がよい
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- 文学教材の授業で感動の「やま場」を組み立てる
- 小学校/「おはじきの木」で感動の「やま場」を組み立てる
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- 小学校/「山へ行く牛」で感動の「やま場」を組み立てる
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- 小学校/「川とノリオ」で感動の「やま場」を組み立てる
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- 中学校/「夕焼け」「ヒロシマ神話」で感動の「やま場」を組み立てる
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- 中学校/「故郷」で感動の「やま場」を組み立てる
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- 説明文教材の授業で感動の「やま場」を組み立てる
- 小学校/「体を守る仕組み」で感動の「やま場」を組み立てる
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- 小学校/「年の始まり」で感動の「やま場」を組み立てる
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- 小学校/「おへそって、なあに」で感動の「やま場」を組み立てる
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- 中学校/「ちょっと立ち止まって」で感動の「やま場」を組み立てる
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- 中学校/「障子の破れに学ぶもの」で感動の「やま場」を組み立てる
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- この授業で感動の「やま場」を創った!
- 大事なものほど後に
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- 一年生初めての授業参観!!
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- 主題にからむ問いで感動のやま場を創る
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- 古典教材の描写を楽しむ
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- こんなことを注意して話そう、聞こう
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- 続国語教育者への道 (第12回)
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- 話し言葉が育つ教室 (第24回)
- 伝え合う心と技を育む国語教室
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- 現場訪問 「『生きる力』を育む国語学習」最前線 (第36回)
- 地域に生きる心豊かな子
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- 国語教育人物誌 (第120回)
- 奈良県
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- 和歌山県
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- 山口県
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- 青森県
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- 岩手県
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- 書評
- 『学年別討論の授業(小学2年・小学3年)』(石黒修著)
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- 『討論の授業づくりへのステップ』(雨宮久著)
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- 相互交流のコミュニケーションが国語教育を変える (第12回)
- スペインで行われた「読書へのアニマシオン」セミナー
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- 「基礎・基本」の育て方・教え方 (第12回)
- 「読むこと」の指導(その3)
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- 〜「読み分け」と「演じ分け」〜
- 移行期の小学校国語科授業の重点化 (第12回)
- 移行期の国語科授業の取り組み方(12)
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- 移行期の中学校国語科授業の重点化 (第12回)
- 移行期における国語科の学習指導(12)
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- 作文指導を一斉学習指導に戻そう (第6回)
- 「作品」の創作から、「文章」を書くことへ
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- 文学の言葉から論理的な言葉へ (第12回)
- 目標は論理的な表現力の育成である
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- 国語科と総合的学習の連携 (第12回)
- 実践事例5・地域の教育力を活用し、「実の場」を設定した実践
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- 編集後記
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編集後記
〇「感動」の押しつけは困るとの見解があります。確かに「感動」とは対象に対する私の感情であり能動的な感情であるはずだからです。ある研究者が強調するように、「あなたはこの対象については、ここで、このような仕方で感動するのですよ」と他者から感動の観点や筋道を押しつけられるべきではない、との見解もあるでしょう。しかし、教師が自分が確かに感動し、子どもたちとその感動を共有したいと思うことがあってもよいのではないか、とする反論も出るでしょう。つまり授業を通して教師の感動体験を豊富に提供することもあってもよいのではないか、とする考え方です。
〇問題は教師の感動の観点や筋道を誇張したり演出したり、押しつけたりせずに、感動の観点の多様性を保障すべきではないか、という見解を尊重すべきかもしれません。教師であれば誰もが一度は感動的な授業を行いたいと考えるのが自然です。
〇感動的な授業では、子どもたちの目が輝き沸き立つ「やま場」があるものだとベテラン教師は言います。つまり人をひきつけて離さない「やま場」のある授業は知的・情動的感動の中で確実に子どもに力をつけるというわけです。
〇節のない授業はダラダラと羅列的でしまりのない活動が続き、そこには学習の到点や「やま場」などがありません。節目がしっかりしているということは、学習活動がきちんと整理されていることであり、活動だけあって力がつかない授業とは根本的に異なると言われています。
〇ベテラン教師は言明しています。「目標達成のための力のつく活動を精選すれば、ダラダラした授業にはならない。そのために精選したやま場を設定することが大切」だと。本号は感動の授業には必ずや「やま場」があるという問題提起的特集です。
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