- 特集 「音読・朗読」の力を国語教室に生かす
- 提言・「音読・朗読」の力を国語教室に生かす
- 「音読・朗読」は、国語教室を活性化する
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- 音読をコミュニケーションととらえてこそ
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- 音読指導は全教科にも必要である
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- のびのびした地声は「伝えたい」という意欲から生まれる
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- 「音読・朗読」の力をつけるための指導のコツ
- 個に応じた指導で表現力を高めよう
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- 聞き手の反応が子どもの音読力を高める
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- 音読・朗読の量と質を保証する手立て
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- 「音読・朗読」に適した教材とは
- 低学年の学習材はすべて音読に適している
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- 国語力と人間関係力を獲得する「音読・朗読」教材
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- 音読・朗読で国語を大好きにさせる
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- 「音読・朗読」の力を国語教室に生かす―小学校の実践
- 低学年/繰り返し音読が表現力を拡げる
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- 中学年/音読ができる子、できない子 挑戦・達成の学習システム
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- 中学年/音読は大切だが朗読はいらない
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- 高学年/「読んでわかる」から楽しむ学習に
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- 高学年/「だらだら読み」を止めさせよう。
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- 高学年/声に出して読む楽しさを(群読)
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- 「音読・朗読」の力を国語教室に生かす―中学校の実践
- 中学校にも「音読カード」の実践を〜小学校の実践の蓄積を生かして〜
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- 「群読」の教育的意義を見直そう
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- 音読を国語教室の基本に据える
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- 朗読や群読を「読みの学習」や「伝え合いの学習」とつなぐ
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- 音読は文章理解に大きな役割を果たす
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- 「音読・朗読」の評価をどうするか
- 「子どものことば」を、見取る
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- 指導と評価が一体の音読システム
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- ペアチェックで読みの意欲を高め合う
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- 「伝え合う力」を育てる教室づくり (第10回)
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- 「読書に親しむ」授業づくり (第10回)
- 「読書感想文」を合評する
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- 書評
- 『論理的思考力を育てる授業の開発 小学校編』(深谷幸恵著)
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- 『論理的思考力を育てる授業の開発 中学校編』(長谷川祥子著)
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- 国語教育人物誌 (第154回)
- 福岡県
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- 宮崎県
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- 鹿児島県
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- 沖縄県
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- 現場訪問 「学力向上の国語教育」最前線 (第70回)
- 言語の教育を重視した特色ある学校づくり
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- 国語教育時評 (第34回)
- 大学の国語教育学会にも新しい風
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- 教師の「話力」を鍛える (第10回)
- 話力としての発問
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- 話すこと・聞くことの授業づくりのための教材論 (第10回)
- 「実の場」にすること
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- 言語活動主義批判 (第10回)
- 「活動主義」蔓延の根っこと事例
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- 到達目標としての「言語技術」 (第10回)
- 「書く学力」の再構成と評価基準の系統性
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- 戦後国語科教育史を見直す (第10回)
- 授業研究という考え方の成り立ち
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- 国語科教育学の可能性 (第10回)
- 「学会」の特徴と学会が目指す道
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- 編集後記
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編集後記
音読・朗読は読み手と聞き手を同時に育てていく有効な言語活動だ、と言われてきました。しかし、戦後から昭和三十年代の半ばまでは、「黙読」が重視され、文章の意味を読み取りながら速く読むためには黙読が適していると考えられていたわけです。
その後、四十年代に入って、音読は国語の読解力を回復させるためにも必要な方法であるという認識が復活してくることになります。でも音読は指導の導入で、朗読は読解が終わった段階でまとめて指導するという固定化されて取り入れられていたようです。
五十年代になると、音読・朗読が読解力を養うために重要な方法であるという認識が高まってきます。このころになりますと『授業を変える音読のすすめ』(八戸音読研究会著)が広く読まれるようになります。
最近になりますと一歩進めて、『音読革命』の著者・松永暢史氏は次のように明快に音読重視を訴えています。なぜ子どもたちは「国語」が苦手になっていくか、という提言で(1)小学校教師が音読が上手な人がごく一部であり、その原因は教員養成大学で音読を必修扱いをしていない、(2)勉強ができるようになるには国語ができるようになることが大前提、(3)学力低下の真の原因は「国語力の低下」だ、と明言しています。
そのためにどうするか。国語学力の低下には「打つ手がない」のでしょうか。松永氏は「誰でもできる技術」の習得をすすめています。特に音読は誰でもすぐできることだと主張しています。音読・朗読を通して日本人の潜在的国語力をよみがえさせることが必要な時かもしれません。
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