- 特集 国語好きにする授業づくりの工夫
- 提言・国語好きにする授業力とは?
- 学習者に応じた多様な言語活動を構想する力
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- 国語科の授業は「授業」なのだ
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- 感動、発見のある授業の構築を
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- 一斉学習と個人学習を適切に位置付けた授業作りを
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- 国語科の教科内容に裏付けられた「発見」が求められる
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- 国語好きにする授業の成功と失敗の分かれ目
- 低学年/「小さなミス」が授業を規定する。
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- 低学年/一年生だからこそ、学習の意義を自覚させる授業を
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- 中学年/「調べ学習」を「宝さがし」のように
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- 中学年/伝承物語で知恵の「感想」を言わせる
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- 高学年/国語を数倍好きにする三つの条件
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- 高学年/「格闘技」として子どもの前に立つ
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- 中学校/「題材」と「言語活動」とのバランスを見極めて
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- 中学校/意欲を段階的に高める学習システム
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- 国語好きにする授業の工夫―説明文の読みで
- 小学校/説明文でニュース番組を作ろう
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- 小学校/成功経験を多くさせる
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- 小学校/「発信型の読みの授業」を行う
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- 中学校/「知らない」ことを「知る」喜びを大切に
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- 中学校/知的好奇心を揺さぶり、充足させていく授業づくり
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- 国語好きにする授業の工夫―文学教材の読みで
- 小学校/ドラマを色の象徴で読み解く―「大造じいさんとガン」(光村五年)―
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- 小学校/「少人数授業」のシステムを考える
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- 小学校/音読を重視し、知的な発問をする―「三年とうげ」を例に―
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- 中学校/授業の中でも、授業の外でも
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- 中学校/基本から発展までをすべての生徒に
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- 国語好きにする授業の工夫―話す聞く活動で
- 小学校/読書指導と関連させた話し合いゲーム
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- 小学校/うまくなるステップを教え、個別評定で力をつける
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- 中学校/「連続朗読劇場」―幸せな授業への誘い
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- 国語好きにする授業の工夫―作文指導で
- 小学校/「書く楽しさ」と「読まれる喜び」
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- 小学校/感動を出発とした文集づくりの単元 「自然のふところの中で」
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- 小学校/書きたくなる・書き方が分かる・褒められる
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- 中学校/「書き方」の見本に生徒作文を使う
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- 「伝え合う力」を育てる教室づくり (第12回)
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- 「読書に親しむ」授業づくり (第12回)
- いつも本を読む学級に〜きっかけの読書〜
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- 書評
- 『新教科書を補う国語科発展教材の学習 第1集』(渡良瀬にこにこサークル著)
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- 『言葉の力を伸ばす発展教材の学習』(岡山木曜会著)
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- 国語教育人物誌 (第156回)
- 長崎県
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- 熊本県
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- 大分県
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- 現場訪問 「学力向上の国語教育」最前線 (第72回)
- 学校と地域との連携で学力向上を推進
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- 国語教育時評 (第36回)
- 国語科で「情緒力」を育てるとは
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- 教師の「話力」を鍛える (第12回)
- 教師のユーモア
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- 話すこと・聞くことの授業づくりのための教材論 (第12回)
- 話し合うことの価値を確認する
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- 言語活動主義批判 (第12回)
- 時空を超えた本物の教育を求めて
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- 到達目標としての「言語技術」 (第12回)
- 国語科少人数(習熟度)学習と「評価基準」
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- 戦後国語科教育史を見直す (第12回)
- 戦後半世紀の国語科教育史は何を示唆するか
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- 国語科教育学の可能性 (第12回)
- 国語科教育学の今後を提言五つに集約します
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- 編集後記
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編集後記
ブルーナが『教育の過程』で「内発的動機づけ」を提唱して以来、「学習に内在する喜び」を生かす授業方法が工夫されてきました。波多野誼余夫氏が『知的好奇心』という著書の中で「子どもが本来、好奇心 向上心の強い存在だとすれば、彼らが楽しいと思う授業を展開することはさほどむずかしくないはずだ。子どもの持つ知的好奇心を利用して、彼を学習へと動機づけてやればよい」と説いたことがありましたが、子どもからの興味や関心は自主的に現れてくるのではないか、とする考え方も根強くありました。
波多野氏の主張は、教科の性質に合わせて「子どものうちに知的好奇心をつくり出していこう」というものでした。国語好きにする授業づくりの工夫も、知的好奇心を充足させることから出発するのではないでしょうか。
最近の国語の授業は、学習活動をにぎやかにするために、教師があの手この手を使って、子どもを外形的に動かしすぎるとの先輩の批判も出ています。国語教育で大事なことは、目的論であり内容論であるとする考え方です。
国語嫌いを作り出している原因はいろいろと考えられますが、まずは子どもに知的好奇心や学習意欲を起こさせるための授業づくりの工夫が求められていると言えないでしょうか。そのために(1)子どもが驚き感動する授業とか、(2)子どもが疑問を持ち考え、問いただす授業とかが問われていると思います。さらには子どもの考えや心情を揺さぶるとか、学習への見通しを持たせ自主性を引き出すとか、子どもの考え方を生かすとかさまざまな授業づくりの工夫が期待されているといえるでしょう。
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- 明治図書