- 特集 「対話能力」を育てる国語教室づくり
- 提言・「対話能力」を育てる国語教室の条件
- 多様な「声」を保障し、「対話」を見取る力
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- 対話読みにより、対話能力と読みの力を育てる
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- 対話の本質は「無駄話」であることを知る
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- 「鏡視力」を身につける
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- 段階を踏まえて対話能力を育てる
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- 伝え合う力を高める「対話能力」を磨く―低学年の実践
- ポイントは「型」「経験値」である
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- 話し合う「中身」に目を向けさせる
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- 質問して、対話を楽しみ、力をつける
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- 本から広がる子どもの対話
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- 伝え合う力を高める「対話能力」を磨く―中学年の実践
- 次々と学びたくなる、友達と交わしたくなる話題の発掘を
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- 入力、加工、出力する能力を磨く
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- 想定外にも対応できる対話能力
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- 「細やかな配慮」を考慮しよう
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- 伝え合う力を高める「対話能力」を磨く―高学年の実践
- 遊び感覚から実用感覚へのネタ作り
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- インタビュー中心にビデオ番組作り
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- 向山型「指名なし討論」の授業技術
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- 『検定外・日本言語技術教科書』で「対話能力」を鍛える
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- 伝え合う力を高める「対話能力」を磨く―中学校の実践
- 中学校一年生における「話し合い」学習指導の実際
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- 以心伝心の親子の対話〜親子でNIE〜
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- 対話を深化させるインタビュー活動
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- 共有活動を核として対話能力を養う
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- ピア・カウンセリングで聞く力を磨く
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- 伝え合う力を高める「対話能力」のワーク開発
- 基本話型・基本聴型スキルを練磨する
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- 対話力を高めるワーク作り、二つの観点
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- 対話の苦手な子も好きになるワーク
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- 「伝え合う力」を育てる教室づくり (第37回)
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- 「読書に親しむ」授業づくり (第37回)
- 読書の魅力を「伝え合う」授業の工夫
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- 書評
- 『確かな国語学力(基礎・基本)を育てるマスターカード』(野口芳宏監修)
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- 『国語力をつける発問づくり』全4巻(須田実編)
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- 国語教育人物誌 (第181回)
- 東京都
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- 神奈川県
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- 埼玉県
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- 千葉県
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- 国語教育時評 (第1回)
- 「国語学力低下論」などこわくない
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- 現場訪問 「学力向上の国語教育」最前線 (第97回)
- 伝え合う心と技を育てる特色ある学校教育の創造
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- 検定外・日本言語技術教科書の実践と考察 (第1回)
- 「あいさつ」と「話し合い」の授業
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- 漢字文化の授業 (第1回)
- 5分でできる。子どもが熱中する。向山氏の漢字文化の授業からスタートする。
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- 音読・朗読の復権 (第1回)
- 声を届ける 声を受けとめる
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- 活動主義授業の批判 (第1回)
- 「活動主義」とは何か
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- 読解力低下の問題を考える (第1回)
- 「読解力の低下」問題への基本的な視座
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- 編集後記
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編集後記
○…目的・相手・場面・状況に応じて、言葉を選び心を交流し温かい人間関係を醸成していく「伝え合う力」を獲得する教育はきわめて重要な課題であると瀬川榮志氏は主張されています。特に「伝え合う心と技」を育てる基盤となる「対話能力」は、人間関係を培うためにも大切な言語技術であると強調されています。
○…さらに対話能力には次の条件が具備されていることが必要として上げています。(1)対話している内容が人間形成に役立つ内容価値である、(2)対話している間は熱心になれる興味・関心のある内容である、(3)楽しく豊かな語彙に富み駆使できる知識・能力がある、(4)興味や関心のある話題・題材が系統的に配列されている、(5)型にはまらずに話題や内容を変化させる能力を培うことができる、(6)話す内容を相手・場面・タイミングに合わせて判断する能力がある、(7)会話における相互共通の節度や礼儀を心得ており実行できる、(8)会話しながら価値ある主題に迫り行動することができる。と。
○…村松賢一氏は「対話能力」を育てる教育の条件として、コミュニケーション教育としての対話学習を成り立たせる上で配慮しなければならない教育の多様性、あるいは異質性の確保を上げています。さらに対話を学ぶ教室には、教師と学習者との対話関係も問題になると指摘しています。それは対話が二人の間に対等な関係が築かれていてはじめて成立する、というわけです。つまり本来双方向であるべき言葉の流れが一方通行では、対話能力は育たないというわけです。
○…『対話的人間を育てる』を書かれた山本直子氏は「まず教師や子どもが自覚的になり、話を慎重に点検し、関係の中で紡ぎ出していくことに意識をもち続けること」を提言されています。本号は「対話能力」をどう育てるかを問う提案特集です。
(江部 満)
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- 明治図書