- 特集 読みに“書く”を挿入―成功の秘訣61
- 読みに“書く”を挿入する原理原則って?
- 思いを定着させる判断語彙
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- 読むに即して書く・発展して書く
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- 書くことはよりよく読むこと
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- 〈誌上アンケート〉読みに“書く”挿入=基礎基本をひも解く
- どうする?=新出漢字への対応
- 視覚的なイメージ化を図る
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- 衝撃! 新出漢字は教えない!!
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- 新出漢字の練習の前倒し、漢字にルビをふることで対応する
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- 漢字指導はとりたて指導だ
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- どうする?=読めない字への対応
- 全員でくり返し練習し個別に対応する
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- 読めない漢字を自力で解決しよう〜自分に合った方法で、読み方を学ぼう〜
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- 活用を図りながら進める言葉の学習
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- 読(詠)めないからこそ読(詠)みたくなる「板書活用」と「ノート作り」の実践
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- どうする?=書かせた後の確認
- 子どもたちの達成度を確認する
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- 目的に応じて確認方法を使い分ける
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- ノートに答えを書き、自分で丸付けや書き直しをさせる
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- 評価基準・こまめな確認・相互評価が大切だ
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- 〈シンポジュウム〉一時間の読解の中に“書く”活動をどう入れるか
- 提案
- 一時間の読解授業の中で批評文を書く
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- 提案を読んで
- 読解力向上への貢献性が不明
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- 実践の振り返りから生まれる新たな授業構想
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- その有意義な言語活動だからこそ
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- 疑問〜なぜ批評文なのか?〜
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- 読みの中に→どこでどんな“書く”を入れるか 同一教材でどこまで同じで、どこが違うか―「古池や蛙飛び込む水の音」授業構想を例に―
- 授業構想
- 俳句を読み取りながら、情景を書けるようにする
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- ひとり読みと感想・意見で書く力を
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- 「名句の理由」を探る活動を通して、俳句表現のよさをとらえる
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- 「俳句をつくる」ことで豊かに読む(小4)
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- 「感動の中心はどこか。」で自分の解釈が書けるようにしておく
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- 授業構想を読んで
- 語句のイメージ化と創造への契機と
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- 「書く」ポイント=「読む」技術
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- 俳句をつくると俳句がよく分かる
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- 表現形式の理解を踏まえたイメージ化を
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- 学習機能の違いを押さえた=読みに“書く”挿入ポイント
- 見て書く―視写力がつくトレーニング法
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- 聴いて書く―聴写力がつくトレーニング法
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- 聴いて描く―聴写力がつくトレーニング法
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- 要点を書く―メモ力がつくトレーニング法
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- 読みに挿入する“書く”―連動する活動の見直しポイント
- 読みに挿入する書くと“板書”の留意点
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- 読みに挿入する書くと“発問”の留意点
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- 読みに挿入する書くと“指示”の留意点
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- 読みに挿入する書くと“ノート”の留意点
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- 読みに“書く”挿入―文種による効果的指導のポイント
- 文学教材=読みに“書く”挿入―指導のポイント
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- 説明文教材=読みに“書く”挿入―指導のポイント
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- 詩教材=読みに“書く”挿入―指導のポイント
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- 伝統教材=読みに“書く”挿入―指導のポイント
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- 2学期教材=読みに“書く”挿入→基礎基本+α
- 小学1年
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- 小学2年
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- 小学3年
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- 小学4年
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- 小学5年
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- 小学6年
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- 中学1年
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- 中学2年
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- 中学3年
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- 驚異の効果!アイコンカード=読みを強化する“書く”(描く)の開発
- 提案
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- 提案を読んで=200字ツイッター
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- 提案を読んで=200字ツイッター
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- 提案を読んで=200字ツイッター
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- 提案を読んで=200字ツイッター
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- 提案を読んで=200字ツイッター
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- 提案を読んで=200字ツイッター
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- 〈私の実感レポート〉読みに“書く”挿入で―変わる記憶力・思考力・イメージ力
- 描写の工夫を読ませよう
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- 俳句・短歌を「一文でまとめる」ことで育つ読解力
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- “書く”活動が機能する三つのポイント
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- 要約と感想文の組み合わせで子どもの読みが深まるだけでなく子どもたち同士が共感することができる
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- 小特集 効果抜群“読書感想文”フォーマット
- 本の内容と自分の経験を対応させて書く
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- 伝えたいことをシンプルに
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- 四段落構成で自分だけの読書感想文を書こう
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- 読書感想文は体験と感想のリンクである
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- 200字ツイッター
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- 200字ツイッター
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- 200字ツイッター
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- 200字ツイッター
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- 200字ツイッター
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- 200字ツイッター
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- 教室の言語環境づくり (第7回)
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- 国語教師=プロへのパスポート 学級通信・ノート・日記の実物紹介 (第7回)
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- “モノ”が刺激する楽しい作文ネタ (第7回)
- 継続は刺激なり。刺激は力なり。
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- 言葉の深読みドリル (第7回)
- 「自分の言葉で表現する」って!?
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- 若き日の向山実践をスナイパー 実物で解説“圧巻教材研究” (第7回)
- 言語力を毎日何で育んでいるか
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- 論理的に思考する「考える」授業作り (第7回)
- 【物語文の指導】人物相互の関係と中心人物の変容を読む
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- 〜『海の命』(光村図書6年)〜
- 【説明文の指導】表の項目を考えることで筆者の書きぶりの違いに気づく
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- 〜『どうぶつ園のじゅうい』(光村図書2上)〜
- エロスと説得―レトリック的思考道場― (第1回)
- 「説得したがる病」
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- リズムとテンポのある国語授業をめざして (第7回)
- 高学年説明文の要約指導でのリズムとテンポづくり
- 説明文の「全文要約」を一時間でさせるためのステップ
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- 要約文を作成する技能は、慣れれば身に付くというほど簡単なものではない
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- 小学校 国語実践研究の最前線&レア情報 (第7回)
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- 中学校 国語実践研究の最前線 (第7回)
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- わが県の国語ソムリエ (第7回)
- 秋田県
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- 和歌山県
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- 編集後記
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- 爆笑珍答 四字熟語面白クイズ (第7回)
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編集後記
○…机の上に、教科書を立てて読みの学習をしている―多くの教室での(導入の場面が多いようですが)授業風景です。こういう授業場面にであうと、〈読みって、心、ここにあらずでも、ずらずら読むことは出来る。だけど、書くのは何も考えない状態では書けない〉だから、読みの過程でも書かせる活動を入れる先生が多いのだろう。
でも、そこに指導の目安のようなものはあるのだろうか―と、かねがね疑問に思っていました。
勿論、視写という学習活動は昔からあるわけですが、それとは別に?授業の流れの中で読んでいる内容を把握出来るようにするには、何らかの“書く”活動を伴走させなければ、学習の定着は難しいようです。
では、どこでどういう“書く”を入れていけば、読解に役に立つのでしょうか。
こういう設問をしてみると、
・音読で、指名された子どもが、読めない字に遭遇した時、どういう指導方法があり、どういう対応がベターなのか。
・見て書く、所謂、視写だけでなく、聴いて書く、聴写も先進的なところで試みられているようです。しかも?非連続型テキストといわれるものを口頭で説明し、それを描くという活動もあるようです。
こういう学習が盛んになれば、聴く力、説明する力、書くと描く力がつく一石二鳥ということでご紹介いただきました。
また、若手の先生らしい提案で、パソコンを使って簡単な場面表現のイラストカードを作成。それを、この文章表現場面にふさわしいのは、このカードかな?という問いかけで、自然に?元の?文章に戻って読み直すようになるのだとか。これだと、よくある?元の文章から離れた、横道にそれることも防ぐことが出来そうです。
このような、新しい工夫の紹介を含めて、読みの過程にどう“書く”をセッテングしていけばよりよい読解学習が可能になるのか、問題提起しました。
(樋口 雅子)
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- 明治図書