- 特集 子ども同士をつなぐ“楽しい活動”46例
- 子ども同士をつなぐ教師目線とは―と聞かれたら
- 発言させたい生徒に視線をおく
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- 「鉛筆対談」をさせる
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- 授業で子どものノートを見る
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- 子ども同士を関わらせる授業の仕掛け―どんな方法があるか
- 一斉授業の中で子ども同士が関わる場面づくり
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- グループ活動で子ども同士が関わる場面づくり
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- 一斉授業でグループ活動を入れる場面づくり
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- 授業の基本と子ども同士の関わらせ方
- 子ども同士を関わらせる“発問”の仕方
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- 子ども同士を関わらせる“黒板”の活用方法
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- 子ども同士を関わらせる“挙手”のさせ方
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- 子ども同士を関わらせる“指名”の仕方
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- 子ども同士を関わらせる“話合い”の入れ方
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- 子ども同士を関わらせる“作業活動”の入れ方
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- 子ども同士を関わらせる“個別評定”の仕方
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- 集団思考に高まる子ども同士の関わりヒント
- 集団思考に高まる“話合い”指導のヒント
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- 集団思考に高まる“討論”指導のヒント
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- 集団思考に高まる“制作”指導のヒント
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- 集団思考に高まる“発表”指導のヒント
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- 子ども同士を関わらせる学習イベントの入れ方
- 競争場面―辞書引きの入れ方
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- 作文指導―コンクール・トップ賞の入れ方
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- ノート―効果的な公開の仕方
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- 学習ゲーム―全員参加の仕掛け方
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- “皆で学習!を意識した“授業のしつけ”=基礎基本
- 皆を意識した“発言の仕方”指導のポイント
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- 皆を意識した“発言と発言のつなぎ方”
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- 皆を意識した“発言への質問”の促し方
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- 皆を意識した“友だちの話を聞く”態度の指導
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- “この授業場面”で子ども同士をどう関わらせるか
- 漢字指導 子ども同士の関わりをつくるヒント
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- 音読指導 子ども同士の関わりをつくるヒント
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- 暗唱指導 子ども同士の関わりをつくるヒント
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- 要約指導 子ども同士の関わりをつくるヒント
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- 要旨指導 子ども同士の関わりをつくるヒント
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- 登場人物の確定指導 子ども同士の関わりをつくるヒント
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- クライマックスの見つけ方 子ども同士の関わりをつくるヒント
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- 主題探しの指導 子ども同士の関わりをつくるヒント
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- 言葉のきまり指導 子ども同士の関わりをつくるヒント
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- 読書指導 子ども同士の関わりをつくるヒント
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- 子ども同士が関わる授業づくりのヒント
- 物語文―子ども同士が関わる授業づくりのヒント
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- 説明文―子ども同士が関わる授業づくりのヒント
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- 詩―子ども同士が関わる授業づくりのヒント
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- 伝統文化―子ども同士が関わる授業づくりのヒント
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- 子ども同士の関わりから絆づくりへの発展―きっかけづくりのヒント
- パートナー読書
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- 日記指導と学級通信で、子ども同士の絆を強くする
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- 事例研究=授業チェック!こんな場面で子ども任せはNG グループ活動が陥りやすい問題点と改善策
- 自分の考えを持たないまま話し合い活動をさせてはいけない。話し合い活動は、教師の意図的活動である
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- グループ内でのお互いの意見を教師に見えるようにし確認する
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- あなたの“子ども同士の関わらせ方”チェックのポイント
- あの子だけ褒める・叱るスキル―チェックポイント
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- みんなに敬遠されている子の関わらせ方―チェックポイント
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- 授業の荒れにつながる関わり方―チェックポイント
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- 小特集 国語の学テ問題―出題傾向の分析と改善への提案
- 一人一人の学習に配慮した授業の改善
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- 授業実態との不整合
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- 小・中の国語学力像の隔たり増す
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- 問題のメッセージを探る
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- 国語と数学語で育む言語の力の評価
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- 基礎・基本学力と思考力・判断力・表現力等の達成状況と授業改善
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- B問題は、授業批判とも
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- 学習内容の理解から学習方略の理解へ
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- 授業が生きる調査、調査が生きる授業へ
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- わがクラスの子ども自慢・作品自慢 (第6回)
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- 言葉の四季カレンダー (第6回)
- 【9月】月を愛でる九月
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- わがクラス:辞書づくりに挑む (第6回)
- 算数でもできる「辞書づくりに挑戦」
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- 学級文庫のベストセラー&ロングセラー本―私のアニマシオン活動 (第6回)
- 読書の扉
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- 今月の教材―授業づくりのスポット 国語教材と授業づくり (第6回)
- 小学1年/物語の設定を考え、会話文の詠み方を工夫する
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- 〜くじらぐも(光村)〜
- 小学2年/作品のおもしろさを味わう〜逆思考の読み〜
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- 〜きつねのおきゃくさま(教出)〜
- 小学3年/ローマ字を覚えさせるのに何時間必要か
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- 〜ローマ字〜
- 小学4年/書籍から情報を集めまとめる
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- 〜だれもがかかわり合えるように(光村)〜
- 小学5年/比較をとおして作品のよさを感じ取らせる
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- 〜われは草なり(光村)〜
- 小学6年/太一と父の生き方を比べることで、作品のメッセージを読み解く
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- 〜海のいのち(光村)〜
- 中学1年/授業の下支え―補助教材を授業中にやらせきる―
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- 中学2年/メディアリテラシーとなる言語技術を教える
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- 〜メディアと上手に付き合うために(光村)〜
- 中学3年/ことわざの覚え方を習得させる
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- 〜慣用句・ことわざ・故事成語〜
- ことばを学ぶ・ことばを教える (第6回)
- あいまい性について考えながら、英語にも思いを馳せる
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- 驚く効果!子どもに読解の型をこう教える (第6回)
- 「くらべる力」を高める(2)
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- 「考える」国語の“非連続型テキスト”活用術 (第6回)
- 文章と資料とを対応させて読むA
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- 〜編集系テキスト〜
- 今日から始める中学校国語科帯単元学習 (第6回)
- 帯単元で「プチ・プレゼン」を繰り返す
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- 教室を言葉道場にしよう (第6回)
- 「話す・聞く」学年別到達点と子どもの「自己評価診断票」
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- 小学校 国語実践研究の最前線&レア情報 (第18回)
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- 中学校 国語実践研究の最前線 (第18回)
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- わが県の国語ソムリエ (第17回)
- 福島県
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- 岐阜県
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- 編集後記
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- 漢字お宝話 (第6回)
- 感じる漢字/「3000年前の漢字の形」,「漢字お宝話」〜音に聞く漢字〜
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編集後記
○…同じ教室にいても、ほとんど交流がない友達もいれば、その存在が、ある時は親より強かったりすることもあります。
しかし?よく見る授業風景としては、外目からも、〈ちょっと進行に行き詰まったかな〉と感じられる時、「じゃあ、隣近所と話し合ってごらん」と指示したあと、グループの発表を聞いてからまとめに入るというような形で、〈子ども同士が関わる〉というような授業スタイルです。
でも、コミュニケーション重視が言われる今日、もう少し、子ども同士の関わりそのものを念頭においた指導の工夫があれこれあるわけで、その実例を広く紹介したいと考えました。例えば、
・誰か意見を言える人?という問いかけに、最初に反応した子どもを褒めれば、そのこと自体が、他の子どもの動機付けになる。
・辞書の早引き競争のような仕掛けで、子ども同士が刺激し合うよう授業にイベント的要素を入れていく。
・例えば、音読でよく使われる〈たけのこ読み〉なども、学級の中で瞬時に他の子どもの動きを状況判断する力を付ける。
このような形での、子ども同士の関わりを深めていきながら、授業の最高峰のミネともいわれる「討論」が実現するようになってくるのではないかと思います。
なお、もちろん、子どもの自主性を伸ばすという名の下、「子ども任せ」の授業をしているという実践も一部にはあるようです。しかし、授業は指導者として教師に、当然〈本時の目標〉からの逸脱があってはならない―と思います。
本号は、友達と一緒に学ぶマナーとルールは勿論のこと、一緒に学ぶ楽しさを感じられる授業のさまざまな工夫についてご紹介いただきました。
(樋口 雅子)
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- 明治図書