- 特集 年間を貫く“継続的に行う言語活動”一覧
- 継続しないと習慣化しない言語活動とは―と聞かれたら
- だんだん増えるマイ字典
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- ペアワーク、縮約
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- 言語感覚と推敲する力を養う
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- 授業45分のレイアウトーどういう配分と位置付けが効果的か
- 「表現指導」と「理解指導」を区別して
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- 継続的学習によって、生涯を貫く言語力の礎を築く
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- 授業パーツという概念で、一時間の授業を組み立てる
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- 継続的に行う言語活動―どんな中味が向くか
- 継続的活動に向く―読む活動とは
- コメント王―新聞記事を読んでコメントを書く
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- 情報を他者と共有し、対話を重ねていく
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- 継続的活動に向く―書く活動とは
- 言語活動を活発にする十の観点を意識した短作文指導が力をつける
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- 「書くこと」を通して、読みを深める
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- 継続的活動に向く―話す活動とは
- 課題を持って話す関連指導―保育園との連携―
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- 発達段階や学習形態に応じた話型指導
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- 継続的活動に向く―聞く活動とは
- 聴写活動からメモ活動への転移で聞く力を鍛える
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- 思考しながら聞く言語活動
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- 年間を貫く“帯単元・帯学習”―実績あげた実践者に聞く
- 表現技能の習得・活用をねらった計画的な日記指導―平野ケの場合―
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- 「学習の手引き」でつけたい力を焦点化する
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- エブリディでも飽きない!“変化のある言語活動”例
- 音読指導の変化球はこれだ
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- 作文指導の変化球はこれだ
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- 日記指導の変化球はこれだ
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- 漢字指導の変化球はこれだ
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- 辞書引きの変化球はこれだ
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- 読書活動の変化球はこれだ
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- カルタ指導の変化球はこれだ
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- 忘れないよう“スパイラルに入れる言語活動”例
- 作文ネタのアイデアはこれだ
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- プレゼン学習のアイデアはこれだ
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- 討論授業のアイデアはこれだ
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- 読書指導のアイデアはこれだ
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- 読解指導のアイデアはこれだ
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- 言葉のきまり指導のアイデアはこれだ
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- 日常生活で使う“実感が持てる言語活動”例
- 友だちとの対話力をUPする言語活動例
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- 親とのコミュニケーションの基本を学ぶ言語活動例
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- フォーマルな場で発表力を付ける言語活動例
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- “もっとやりたい!”の声があがる活動スタイルの工夫点
- クイズ化する工夫点
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- 動作化する工夫点
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- 発表活動をする工夫点
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- 視写・聴写活動する工夫点
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- インタビューする工夫点
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- 創作活動を入れる工夫点
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- カルタ化する工夫点
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- 交流の場づくりの工夫点
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- 年計に入れる“継続的に行う言語活動”
- 1年で入れる“継続的に行う言語活動”
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- 2年で入れる“継続的に行う言語活動”
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- 3年で入れる“継続的に行う言語活動”
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- 4年で入れる“継続的に行う言語活動”
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- 5年で入れる“継続的に行う言語活動”
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- 6年で入れる“継続的に行う言語活動”
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- 中学1年で入れる“継続的に行う言語活動”
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- 中学2年で入れる“継続的に行う言語活動”
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- 中学3年で入れる“継続的に行う言語活動”
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- 小特集 卒業生に贈る“この言葉”=私のお気に入り5
- 卒業生に贈りたい言葉
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- 私の好きな言葉 あなたに贈りたい言葉
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- 心に響く言葉を卒業生に贈りたい
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- 教師自身の座右の銘を贈る
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- 教師の実感的呟きを
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- 贈る「この言葉」 文才のない私は詩を贈る
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- 一人一人へ心からの言葉を贈る
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- わがクラスの子ども自慢・作品自慢 (第12回)
- 凛とした作品 整然とした教室
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- 言葉の四季カレンダー (第12回)
- 【3月】生命の息吹きを感じる春
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- わがクラス:辞書づくりに挑む (第12回)
- よさを表現した比較辞書
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- 学級文庫のベストセラー&ロングセラー本―私のアニマシオン活動 (第12回)
- 超人気『火の鳥』
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- 今月の教材―授業づくりのスポット 国語教材と授業づくり (第12回)
- 小学1年/「だって」を中心に考え、おばあさんの行動の変化を読み取る
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- 〜だって だっての おばあさん(光村)〜
- 小学2年/中学年へつなぐ読みの力としての基礎・基本〜物語編〜
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- 〜ニャーゴ(東書)〜
- 小学3年/いろいろな本に出会わせる
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- 〜この本、読もう―本はともだち(光村)〜
- 小学4年/「桃花片」の授業の組み立てを応用して知的で楽しい授業にする
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- 〜初雪のふる日(光村)〜
- 小学5年/場面ごとに人物のものの見方・考え方を比較して話し合う
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- 〜わらぐつの中の神様(光村)〜
- 小学6年/題名の言葉から、筆者の主張を読み解く
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- 〜数え方でみがく日本語(東書)〜
- 中学1年/共感するところや疑問に思うところを話し合わせた方がいい
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- 〜少年の日の思いで〜
- 中学2年/どの物語文でも分析できる観点を教える
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- 〜走れメロス(光村)〜
- 中学3年/本歌取りというキーワードを習得させる
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- 〜古典の伝統(光村)〜
- ことばを学ぶ・ことばを教える (第12回)
- 子どもたちの知的基盤を充実させるための国語教育をめざして
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- 驚く効果!子どもに読解の型をこう教える (第12回)
- 「読解」の本質を再確認する
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- 「考える」国語の“非連続型テキスト”活用術 (第12回)
- 非連続型テキストの活用が授業を変える
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- 今日から始める中学校国語科帯単元学習 (第12回)
- 「短く単純」を長く続ける国語科実技としての帯単元学習
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- 教室を言葉道場にしよう (第12回)
- 「言葉道場検定」!
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- 〜言葉の使い手になれたかな?〜
- 小学校 国語実践研究の最前線&レア情報 (第24回)
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- 中学校 国語実践研究の最前線 (第24回)
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- わが県の国語ソムリエ (第23回)
- 青森県
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- 岡山県
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- 編集後記
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- 漢字お宝話 (第12回)
- 感じる漢字/漢字お宝話「3000年前の漢字の形」,「漢字お宝話」〜古代漢字を書いてみよう〜
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編集後記
○…小誌では、1月号でも「言語活動で貫く単元計画」という特集をしています。「え、また貫く≠ゥよー」といわれそうですが、実は?私が最初に使ったのではないかと思います。(『社会科教育』2006年4月号は、「単元を貫く基本発問」という特集でした〜)
ということで、貫く≠ェ連続しても、言い出しっぺ?の特権として勘弁していただくというより、この表現の方が主旨が明確になると思い、今回も貫く≠アとにしました。
特集するにあたり、あれこれ情報収集をしていて、ある研究会の面白い分析に出合いました。本テーマと関連するところのあらましは…
平成23年から実施されている指導要領で「言語活動の充実」が求められた結果、今あちこちで起こっている問題点は―とした上で、
・発表型の「単元を貫く言語活動」をすべての単元で位置づけようとして時間数が足りなくなってきた。ゴールとしての書く活動や発表活動を設定する「たっぷりと時間をかけた豪華な単元設定」もある。
一方に、
・こういう動きを、言語活動の重視による読解力低下を懸念して、「あらすじを書こう」「要約をしよう」というような能力目標だけを児童に与える「はだかにされた目標」を掲げ、児童の実生活での必要感が希薄で、必然性のある課題として位置づけにくい目標―になっている。
と現状をとらえておられます。
一番の問題は、「言語活動の中味とは何ぞや」ではないかと思います。
その解釈の乖離がこういう問題を引き起こしているのでは?とも思うのですが、いずれにしても、辞書を引くなど、言語活動の基本のキでも、それこそ、ある時期、毎日させないと身につかない。身につかないから、活用しない―という悪循環が起こります。
〈年間、継続して、入れるべき言語活動〉を一覧としてご提案いただきました。
(樋口 雅子)
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- 明治図書