- 特集 授業で大活躍!“価値ある学習問題”100選
- 今“学習課題・学習問題”が注目される理由
- 混乱・混迷のなかで
- /
- 教材分析と表裏一体の学習課題
- /
- 有機的な結びつきを意識し始めた
- /
- 学習問題のある授業とない授業―どこが違うか
- 読み(学習)のあり方への自覚、意識の形成
- /
- 一定の言語化、可視化、共有化が求められる学習問題
- /
- 「解答」を重視した学習問題の必要性
- /
- 子どもの側からの学びの実現
- /
- 授業と学習問題づくりをめぐるQA
- 学習課題と学習問題―どこが違うか
- /
- 単元を通した学習問題の条件
- /
- 学習問題と発問の関係 どう捉えるか
- /
- 学習問題:子どもがつくるのと教師設定の違い
- /
- 子どもが無理なく学習問題をつくるポイント
- /
- 子どもの疑問を学習問題にどう集約するか
- /
- “答えの質”を保証する学習問題とは
- /
- 学習問題が沢山出てくる授業とは
- /
- 読解の不備・誤りに気づく学習問題とは
- /
- 学習問題づくりで有名な実践例とは
- /
- どんな学習問題が授業を成功に導くか よい例・イマイチな例
- 文学作品の学習問題=よい例・イマイチな例
- /
- 説明文の学習問題=よい例・イマイチな例
- /
- 詩の学習問題=よい例・イマイチな例
- /
- 古典の学習問題=よい例・イマイチな例
- /
- 身近な教材の学習問題=よい例・イマイチな例
- /
- この授業場面で有効!学習問題づくりのヒント
- 導入“初発の感想”でつくる学習問題づくり
- /
- クライマックスを問う学習問題づくり
- /
- 意見が分かれる学習問題と発問づくり
- /
- 主人公が変わったところで学習問題づくり
- /
- 語句が変化するところで学習問題づくり
- /
- 叙述の深まるところで学習問題づくり
- /
- 事実と意見の読み分けをする学習問題づくり
- /
- 読み取り力が浅いときの学習問題づくり
- /
- 語彙力が不足しているときの学習問題づくり
- /
- 教科書・学習の手引きページ活用の学習問題づくり
- /
- 作業活動につながる学習問題づくり
- /
- 一段高い言語力の育成をめざした学習問題づくり―教材○○を中心に
- 話合い・対話力を育てる学習問題づくり
- /
- 記録力を育てる学習問題づくり
- /
- 発表・報告力を育てる学習問題づくり
- /
- 要約力を育てる学習問題づくり
- /
- 説明力を育てる学習問題づくり
- /
- 鑑賞力を育てる学習問題づくり
- /
- 語彙力を育てる学習問題づくり
- /
- 論述・表現力を育てる学習問題づくり
- /
- この単元=授業を活性化する“学習問題”一覧 1学期単元の事例紹介
- 小学1年=単元「おおきなかぶ」の学習問題一覧
- /
- 小学2年=単元「スイミー」の学習問題一覧
- /
- 小学3年=単元「イルカのねむり方/ありの行列」の学習問題一覧
- /
- 小学4年=単元「白いぼうし」の学習問題一覧
- /
- 小学5年=単元「百年後のふるさとを守る」の学習問題一覧
- /
- 小学6年=単元「カレーライス」の学習問題一覧
- /
- 中学1年=単元「さんちき」の学習問題一覧
- /
- 中学2年=単元「字のない葉書」の学習問題一覧
- /
- 中学3年=単元「握手」の学習問題一覧
- /
- お見せします!学習問題づくりのバックヤード 目的の明確化・教材研究・授業づくり
- 教師の教材研究と、例示を示す組み立てがバックヤード
- /
- 追究力を高め、持続させる
- /
- 先行研究と発問100づくりが課題づくりのバックヤードとなる
- /
- 小特集 心が折れそうな時=支えてくれる“この箴言”
- 支えてくれる人、支えとなる言葉があったから乗り切れた
- /
- うららかな春はきびしい冬のあとからくる
- /
- 結果が出ないときもある。明るい気持ちで、日々の努力を続けよう
- /
- 「スタートラインはだれも同じ。」
- /
- 「実践あるのみ」という言葉
- /
- 苦しいときに支えてくれた言葉は、すべて先輩教師から教えていただいた
- /
- 万葉歌『白珠は』―教師こそ自尊感情を大切に
- /
- 言語活動を見える化!教室環境づくり 掲示物&レイアウト紹介 (第2回)
- /
- この授業“どう板書”したか (第2回)
- 「ほほえみ」(川崎洋作)の授業より/詩の授業を劇的に面白くする小出し方式
- /
- 国語学習を楽しく!アプリ紹介 実物&特徴を生かした活用ヒント (第2回)
- 向山洋一氏の国語実践がアプリになった
- /
- ぴかっと光った!“子どもの詩” 実物&自画像紹介 (第2回)
- ばいがえし
- /
- 子どもに聞かれたらどう答える? 語彙指導の面白ネタ辞典 (第2回)
- 語句の意味を文脈の中で捉える
- /
- 今月の教材―授業づくりのスポット 国語教材と授業づくり (第14回)
- 小学1年/音と文字のつながりを意識させ、言葉を広げる楽しさを味わわせる
- /
- 〜あいうえおのうた(東書)〜
- 小学2年/“事実を読むこと”の楽しさを
- /
- 〜たんぽぽのちえ(光村)〜
- 小学3年/段落相互の関係を考えて読もう
- /
- 〜「イルカのねむり方」「ありの行列」(光村)〜
- 小学4年/「問い」と「答え」の対応で子どもに力をつける、向山型説明文指導
- /
- 〜ヤドカリとイソギンチャク(東書)〜
- 小学5年/場面をキーワードでまとめ主題をつかませよう
- /
- 〜世界でいちばんやかましい音(東書)〜
- 小学6年/ホップ(だれ)・ステップ(どれ)・ジャンプ(なに)で説明文を読む
- /
- 〜生き物はつながりの中に〜
- 中学1年/クライマックスの検討を通して、登場人物の変化をとらえる
- /
- 〜にじの見える橋(光村)〜
- 中学2年/短歌を「音声」で味わおう
- /
- 〜短歌(学図)〜
- 中学3年/教科の学習内容を取り上げ、批評文を無理なく書かせる
- /
- 〜批評文を書く(光村)〜
- 国語授業で“論理的対話力”をどう育てるか (第2回)
- 論理的であるとは具体的であるということ(その1)
- /
- 見た、聞いた!言語活動の授業化―解釈の違いの深層を探る (第2回)
- 言葉の力とは
- /
- テスト問題作成のバックヤード (第2回)
- 「書く力」をいかにしてテストするか(1)
- /
- 書くネタが噴き出す作文発想シート (第2回)
- 楽しいネタで、子どもたちからアイデアを引き出そう
- /
- 国語主任のための“学校の研究計画”の立て方 手引き設定と運営のアイデア (第2回)
- 小学校/教員のニーズを生かして研究の焦点化を図る
- /
- 中学校/研究テーマは、小さく、具体的に
- /
- 小学校 国語実践研究のここに“ハイライト” (第2回)
- /
- 中学校 国語実践研究のここに“ハイライト” (第2回)
- /
- わが県の国語ソムリエ (第25回)
- 栃木県
- /
- 徳島県
- /
- 博報賞 あなたの応募を待っています!
- 編集後記
- /
- 美文字指導のポイント (第2回)
- 2年生/新出漢字指導から美文字指導をしよう
- /
編集後記
○…「平成25年度全国学力・学習状況調査 クロス集計結果」が公表されました。
これによると、「授業のはじめに目標(めあて・ねらい)を示し、終わりに学習したことを振り返る学習をしている学校は、教科のB問題の正答率が高い」のだそうです。
そういえば、私も中学校時代、生徒から人気があった数学教師が、「今日は、〇〇の勉強をします」で始め、授業が終わるときは、「〇〇について、まだわからないところがある人」と挙手させていたことを思い出しました。
45分もある1時間の授業を、何を学ぶのかを明確にしないなんて、ありえない?という思いがありますが、しかし、現実には、〈めあてを示さない・振り返りもない〉授業も少なくないようです。
実は、授業に学習問題を入れるとどこが一番違ってくるか、あれこれの実践をリサーチしていて一番納得出来たのは、「学習問題を入れると、子どもが、学習のめあてをしっかり持つようになる」というところがメリット―というものが多かったことです。
しかし、導入にあたっての課題も少なくないようです。
たとえば、
・そもそも、教師が作成するものなのか、子どもにつくらせるものなのか。
・教師発だとすれば、発問とどう違うのか。違う機能があるとしたら、それはどこなのか。
・ひとつの題材で、四百もの学習問題が出る授業もあるようだが、そんなに沢山出るようにするには、どういうバックヤードがあるのか。
・具体性・切実性のある学習問題とは、どういうものなのか。
など、まだこれから実践を通して追究していきたい課題が沢山あるように思います。
本特集がその一里塚になればと願い発信させていただきました。
(樋口 雅子)
-
- 明治図書