- 特集 保存版 今日から使える国語授業の「ちょこっと支援」大全
- [提言]「誰一人取り残さない」ために,国語教師ができること・したいこと
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- 子どものつまずき・困難さから考える国語授業の「ちょこっと支援」大全
- 単元デザイン
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- 学習環境づくり(小学校)
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- 学習環境づくり(中学校)
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- 教材提示・課題提示
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- 板書
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- 指示・説明
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- 発問
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- ペア・グループ学習
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- 発表
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- 音読
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- ノート指導
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- ICT活用
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- 話す・聞く指導
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- 書く指導(小学校)
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- 書く指導(中学校)
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- 読む指導(小学校)
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- 読む指導(中学校)
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- 漢字指導(下学年)
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- 漢字指導(上学年)
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- 【特別寄稿】授業に潜む「マルトリートメント」とその改善
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- 国語教師のための「テクスト論」超入門 (第11回)
- 「語る私」の思いを読む
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- 小学校 教材別 今月の子どもの「問い」から展開する授業づくり (第11回)
- 「読むこと(説明的文章)」の単元における「問い」の追究(2)
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- 1年/よんで かんじたことを はなそう
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- 〜領域:読むこと 教材:ずうっと,ずっと,大すきだよ(光村図書)〜
- 2年/読んで,かんじたことをつたえ合おう
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- 〜領域:読むこと 教材:スーホの白い馬(光村図書)〜
- 3年/伝えたいことを理由をあげて話そう
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- 〜領域:話すこと・聞くこと 教材:わたしたちの学校じまん(光村図書)〜
- 4年/今の自分たちの生活を,将来の自分たちへ報告するビデオレターをつくろう
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- 〜領域:話すこと・聞くこと 教材:調べたことをほうこくしよう(東京書籍)〜
- 5年/すぐれた表現に着目して読み,物語のみりょくをまとめよう
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- 〜領域:読むこと 教材:大造じいさんとガン(光村図書)〜
- 6年/自分が伝えたい相手に六年間の自分の成長や感謝の思いを伝えよう
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- 〜領域:話すこと・聞くこと 教材:聞いてほしい,この思い(東京書籍)〜
- 中学校 教材別 今月の発問づくり講座 (第11回)
- 二項対立で学ぶ発問論
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- 〜重力/浮力(2)〜
- 対話でアップデート!授業を磨く発問教室
- 1年/聞き取るべき情報とは何か 領域:話すこと・聞くこと 教材:情報を的確に聞き取る(光村図書)
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- 2年/「ある日の自分」の物語を書こう 領域:書くこと 教材:構成や展開を工夫して書こう―「ある日の自分」の物語を書く(光村図書)
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- 3年/詩の描写から恋愛観の時代差を探ろう 領域:読むこと 教材:初恋(教育出版)
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- 「個別最適」な国語授業づくり (第11回)
- 「読むこと」の授業づくり3
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- 〜インターネットを活用した語彙の指導,並行読書〜
- 漢字学習 Re デザイン (第11回)
- 漢字の誤変換をどう防ぐか
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- スキマ時間に使えるミニ活動アイデア (第11回)
- 楽しく他者と関わろうB
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- 国語教育の実践情報 (第95回)
- 小学校/令和5年度全国学力・学習状況調査の授業アイディア例
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- 〜大問3について〜
- 中学校/各教科等教育課程研究協議会から@
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- わが県の国語ソムリエ (第141回)
- 岐阜県
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- 編集後記
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- 今月号 掲載教材一覧
編集後記
2022年12月,文部科学省が実施した「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」の結果が公表されました。本調査では,知的発達に遅れはないものの学習面または行動面で著しい困難を示すとされた児童・生徒の割合として,8.8%という数字が示されました。結果の詳細な受け止めは他の場に譲るとして,通常の学級においても,決して少なくない子どもたちが学習面での様々な困難を抱えている可能性があり,これからの各教科の指導の在り方を考えるうえで,見過ごしてはならない視点の1つであると感じます。また同時に,困難さを抱える子どもたちだけでなく,より多くの子どもたちにとってわかりやすい手立て,理解に役立つ手立てを,個別・全体の垣根を超えて工夫・実践していくことが求められています。
そこで本号では,そうした視点を授業に取り入れていくはじめの一歩として,よりよい国語科教育という道筋の中で,授業に加えるちょっとした見直しやアレンジの視点をご紹介できればと考えました。特集題にある通り,取り入れられそうなものを「今日から」取り入れていただけるよう,19の場面・指導に対応した豊富なアイデア・引き出しをご紹介いただいています。
「ちっちゃいけれど効果じわじわ」を合言葉とした書籍『ちょこっとスキル』シリーズ(小社刊)が,現場の先生方を中心に人気を博しているようです。本誌も,読者の先生方が,今日から,明日から,小さな一歩を踏み出していく背中を,「ちょこっと」押せる1冊となればと願っております。
/大江 文武
このたびは本誌をご購入いただき、誠にありがとうございました。
さて、本号の本文の一部に、誤りがございました。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、以下の正誤表をご参照のうえ、ご利用賜りますようお願い申し上げます。
今後はこのようなことがないよう、細心の注意を払ってまいります。
何卒ご容赦賜りますようお願い申し上げます。
正誤表
訂正箇所 p.77下段「子どもにとってのつまずき・困難さA」アミ囲み内
内容 | |
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誤 | 「何を書くか」という点には多くの生徒が頭を悩ませる。しかし周囲の生徒と情報交換をして、すぐに書く題材を見つけられる生徒ばかりではない。 |
正 | 漢字の音読が苦手な子どもの場合、「文章読解」にも困難を示す。 |
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- 明治図書
- 沢山の教材があり、良かったです。色々な学年でも使うことができるので、参考になります。2024/3/2730代・小学校教員
- 改めて、マルトリートメントについて考えさせられました。特に、最後の5箇条がわかりやすかったです。2024/3/10先生の本棚
- 国語科におけるちょこっとしたさまざまな支援を知ることができる内容となっている。ちょこっとした支援であるからこそ、自身の引き出しにいくつも持っておきたいと思えるものであった。川上康則先生の「教室マルトリートメント」は、やはり考えるべきことののように改めて思った。2024/1/14U-Tchallenge