- 特集 “授業のピンチ”チャンスに変換“プロの技”
- 授業のピンチをチャンスに換えた“あの体験”
- 外国人なんて追い出せばいい!
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- 本物と偽物
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- ピンチをチャンスに変えたあの体験
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- “そんなはずが〜”の教師のピンチを救う“このワザ”
- 説明やトークが伝わらない→変換するプロの技
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- 教室環境にオーラがない→変換するプロの技
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- 授業に乗ってこない→変換するプロの技
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- 指導案通りにいかない→変換するプロの技
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- 話し合いが上手くいかない→変換するプロの技
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- 調べ学習がピント外れ→変換するプロの技
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- 板書の要領がわからない→変換するプロの技
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- 見学が遠足気分になる→変換するプロの技
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- 教科書が終わるか不安→変換するプロの技
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- グループ学習がうまくいかない→変換するプロの技
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- テストの平均点が上がらない→変換するプロの技
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- 参観授業で批判されたら→変換するプロの技
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- “何でそうなの!”子どもの学習態度を変換するプロの技
- ノートがぐちゃぐちゃ→変換するプロの技
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- 資料の見方が身につかない→変換するプロの技
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- 調べ学習で資料の丸写し→変換するプロの技
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- 発表・発言の要領が悪い→変換するプロの技
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- 地図読解力が身につかない→変換するプロの技
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- 統計資料の読みが出来ない→変換するプロの技
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- 考える力がついていない→変換するプロの技
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- 調べる力がついていない→変換するプロの技
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- 表現する力がついていない→変換するプロの技
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- 都道府県所在地が覚えられない→変換するプロの技
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- 歴史の流れが覚えられない→変換するプロの技
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- ネット検索が下手→変換するプロの技
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- “社会科らしい難題”を変換するプロの技
- 公共って?
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- 時代の変化って?
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- 外国とのかかわりって?
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- 伝統工業って?
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- 国民・民族って?
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- 市場経済って?
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- 金融って?
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- 近隣諸国って?
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- 持続可能な社会って?
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- 国際社会におけるわが国の役割って?
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- 民主政治って?
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- 国際協力って?
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- ピンチにならない教材選択―プロはこれを選ぶ
- 3年 農家・工場・商店
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- 4年 飲料水・電気・ガス
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- 4年 火災・風水害・地震
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- 4年 地域の先人
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- 5年 稲作・野菜・果物・畜産物・水産物
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- 5年 金属工業・機械工業・石油化学工業・食品工業
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- 5年 放送・新聞・電信電話
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- 5年 大気汚染・水質汚濁
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- 6年 つながりのある近隣諸国
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- 6年 国際協力 教育・医療・農業
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- 中学地理 日本の地域構成
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- 中学地理 世界の国々
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- 小特集 2007年夏〜秋の研究集会 テーマ一覧
- 全国公民科・社会科教育研究会/社会科教育研究センター/全国小学校社会科研究協議会/全国民主主義教育研究会/地理教育研究会/歴史教育者協議会/日本公民教育学会/社会科の初志をつらぬく会/日本生活教育連盟/全国歴史教育研究協議会/全国地理教育研究会/日本社…
- 生徒も先生もご当地検定にトライ! (第4回)
- みんな、秋田のことがわかるかな?
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- 地球地図を生かした授業づくり (第4回)
- デジタル地図の教材化
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- 〜授業での電子アトラスやデジタル地球儀の利用〜
- 写真を使った学習クイズ (第4回)
- 「自然や風景」から情報を抽出する
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- 中国に輸出した?日本の漢字→授業化のヒント (第4回)
- 日本人が最初に漢字を使って作成した文書とは何か?
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- 討論に発展!社会科ネタ 多文化社会理解の開発教育 (第4回)
- パーム油のはなし―「地球にやさしい」ってなんだろう?
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- 社会科教師の基礎教養 世界史のことば、世界史へのロマン (第4回)
- 地中海世界(1)・古代ギリシア
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- 〜クレオパトラの鼻がもう少し短かったら?〜
- シティズンシップ 世界で広がる市民科の動きから学ぶもの (第4回)
- イギリス市民科の事例紹介(1)
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- 教科書を使った学び方スキルの基礎基本―ここでこういう指導が効果的 (第4回)
- 歴史学習の中でこそ地図帳の活用を
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- 教科書教材更新中 授業で使える この数字このデータ (第4回)
- 緊急地震速報と防災心理 その1
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- 社会科新授業の“未来予想図” (第4回)
- 学校教育法の改正と義務教育の縦ぐし
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- 新指導要領で授業づくり 改訂点はどこか―中学校― (第4回)
- 社会科全体を貫く改善の視点
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- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第112回)
- 京都府の巻
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- 編集後記
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- 子どもと作る歴史紙芝居 (第4回)
- 世界一の大仏づくり
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- 紙芝居作りで歴史のイメージ作りを鍛えよう (第4回)
- 大仏づくりと聖武天皇
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編集後記
◯…「ここで笑わないと、あと笑うところがない〜」といって、笑いをとる芸人を、ときどき見かけます。きっと予定では、ここで聴衆は笑うはずだったのに、笑いがとれない―そのピンチをなんとかチャンスにする! さすがプロだなあーと感心してしまいます。
ある国語で著名な先生が、飛び入りで授業をしたら、どう発問しても、まったく全然、生徒が反応しない、遂に最後まで生徒はひとことも発しなかった―という事件?があったそうです。その学級はこれもまた、有名な国語の先生が担任だったことが、あとから問題になったと聞きました。
つまり、わざと生徒にそう仕向けたのではないかと疑われたということでした。
真実は?全然授業スタイルが違っていたので生徒がついていけなかっただけ?ということだったとも聞きましたが、飛び入りで授業をされた先生は相当なダメージを背負われたことでしょう。
それにしても、学校はよく、銅鑼や太鼓でよばなくても集まってくる観客である子どもに教えるのだから、それだけでも楽だという意見を聞きます。
しかしここで引用した例のように、逆に木戸銭を支払っている観客は最初から笑いたいといわば全開状態で会場に来ているのですから、教室よりは演技者にとっては有利な条件が揃っているともいえるのではないかという気もします。
あまりその気になっていない子どもを授業に引き込んで盛り上げ、学力をつけてくという授業者は、さまざまな場面で先に引用した国語教師のようなピンチに出会うことがあるだろうと思います。そんなとき、おたおたすることなく、お笑い芸人のごとく、その事態をむしろチャンスに変換できれば、子どもから教師への目線にも、尊敬の光が見えてくるというものではないでしょうか。
〈樋口 雅子〉
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- 明治図書