- 特集 知識活用型学力へ転換“授業力の開発”
- 今どんな学力観への転換が迫られているのか
- 文脈読解力(文脈知)の育成
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- 授業への探究を活用した知的好奇心の「習得」
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- 知識を活用する思考技能の必要性
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- 知識活用型学力とは何か―と聞かれたら
- 「組み換え能力」の洗練化とツールとなる生きた概念の獲得
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- 多文化共生社会における「表現力」
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- 民主主義を視点に社会的事象を批判的に理解できる力
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- あなたの授業“知識活用型”?―診断と改善策の提案
- 「何が問題かを発見する」授業力―診断と改善策
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- 「何を調べればよいか」授業力―診断と改善策
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- 「身近な地域の問題」授業力―診断と改善策
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- 「学級全体の学習問題を考える」授業力―診断と改善策
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- 「解決法を提案する」授業力―診断と改善策
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- 「多くの人が納得するアピール文をつくる」授業力―診断と改善策
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- 〈3学期教材で考える〉知識活用型授業づくりへの転換点はここだ
- 3年=知識活用型授業づくりへの転換ポイント
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- 4年=知識活用型授業づくりへの転換ポイント
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- 5年=知識活用型授業づくりへの転換ポイント
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- 6年=知識活用型授業づくりへの転換ポイント
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- 中学地理=知識活用型授業づくりへの転換ポイント
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- 中学歴史=知識活用型授業づくりへの転換ポイント
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- 中学公民=知識活用型授業づくりへの転換ポイント
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- 知識活用型学力を育成する授業づくりのヒント
- 「分類する力」を育成する授業づくりのヒント
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- 「変化を読みとる力」を育成する授業づくりのヒント
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- 「比べる力」を育成する授業づくりのヒント
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- 「予測する力」を育成する授業づくりのヒント
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- 「特徴をつかむ力」を育成する授業づくりのヒント
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- 「時間軸で考える力」を育成する授業づくりのヒント
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- 「空間軸で考える力」を育成する授業づくりのヒント
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- “今日的課題”―知識活用型で教材開発する
- 知識活用型“金融学習”の教材開発
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- 知識活用型“メディアリテラシー”の教材開発
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- 知識活用型“裁判員制度学習”の教材開発
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- 知識活用型“環境学習”の教材開発
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- 知識活用型“憲法学習”の教材開発
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- 知識活用型“グーグルアース活用学習”の教材開発
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- 知識活用型“戦後史学習”の教材開発
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- 知識活用型“国際関係学習”の教材開発
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- 小特集 夏季集会で何が話し合われたか
- 地理教育研究会/歴史教育者協議会/日本公民教育学会/全国地理教育研究会/全国中学校地理教育研究会/全国公民科・社会科教育研究会/社会科教育研究センター/全国民主主義教育研究会/社会科の初志をつらぬく会/日本生活教育連盟/全国歴史教育研究協議会
- 生徒も先生もご当地検定にトライ! (第8回)
- みんな、奈良のことがわかるかな?
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- 地球地図を生かした授業づくり (第8回)
- 地球地図の学校
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- 〜「地球地図」は人工衛星画像などと連携し、地球を見る拡大鏡になる!〜
- 写真を使った学習クイズ (第8回)
- 子どもの体験と写真資料
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- 中国に輸出した?日本の漢字→授業化のヒント (第8回)
- 日本人の奇蹟
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- 討論に発展!社会科ネタ 多文化社会理解の開発教育 (第8回)
- フィリピン・ボックス
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- 社会科教師の基礎教養 世界史のことば、世界史へのロマン (第8回)
- 近世のアジア
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- 〜タージ・マハルは単なる愛妃の墓廟ではない?〜
- シティズンシップ 世界で広がる市民科の動きから学ぶもの (第8回)
- イギリス市民科の自己評価ツール(1)
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- 教科書を使った学び方スキルの基礎基本―ここでこういう指導が効果的 (第8回)
- 教科書を使って自動車工場見学を
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- 教科書教材更新中 授業で使える この数字このデータ (第8回)
- 直売所は日本の農業を変える可能性を秘めている
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- 社会科新授業の“未来予想図” (第8回)
- 義務教育の横ぐし
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- 〜言葉の重視と体験の充実3〜
- 新指導要領で授業づくり 改訂点はどこか―中学校― (第8回)
- 社会科の内容を改善する論点
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- 〜C「社会経済システムの高度化・複雑化への対応」〜
- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第116回)
- 岐阜県の巻
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- 編集後記
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- 子どもと作る歴史紙芝居 (第8回)
- 鎖国や弾圧が幕府をパワーアップ
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- 紙芝居作りで歴史のイメージ作りを鍛えよう (第8回)
- 家康と江戸幕府
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編集後記
〇…今年2月に国立教育政策研究所が行なったペーパーテストの問題解決力調査では、
@学習問題を見出す力
A学習問題を追究・解決する力
B実社会に参加・参画する力
を把握するため、として、
@の「発電と省エネ」に関する設問では、「くらしを支える電気について考える学習問題を、みんなで話しあっています。あなたが考えた学級全体の学習問題を、下のカッコの中に書きなさい」となっていて、学級全体で追究していく学習問題を考えることが出来るかが重要である―と文科省の安野功先生は指摘されておられます。
Aについては、「何を調べればよいのか」を問い、Bについては「学んだことを身近な地域の問題に応用し、その解決策を考えさせる」設問になっているといいます。
このように「知識習得型学力観から知識活用型学力観」への流れは、中教審の第3期教育課程部会の「審議経過報告」にある、「民主主義、自他の権利と義務、公正さといった基本的概念について体験的に理解することが、実生活への活用を視野に入れた場合、特に重要であると考えられる」という指摘とも合致する問題提起でもあると捉え、特集を企画しました。
〈樋口雅子〉
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- 明治図書