社会科教育 2008年3月号
教師キャラが立つ“最後の授業”ネタ100

C586

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社会科教育 2008年3月号教師キャラが立つ“最後の授業”ネタ100

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ジャンル:
社会
刊行:
2008年2月6日
対象:
小・中
仕様:
A5判 138頁
状態:
絶版
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目次

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特集 教師キャラが立つ“最後の授業”ネタ100
クラスで人気のアニメ・キャラはこれだ!
時代を映し出すアニメ・キャラ〜高学年の巻
荒治 和幸
キーワードは「勇気」と「変化のあるくりかえし」
西岡 美香
ドジなまる子と優しいたまちゃん
梅津 清治
二年生の一番人気はドラえもん
國本 直嗣
子どもはキャラに惹かれる!
貝沼 浩晃
キャラクターになりきる!
牛田 美和子
旬は『銀魂』の“銀時”だが…
本宮 武憲
リニューアルされたドラえもん
前田 康裕
高学年は「憧れ」がキーポイント
森 康行
〈自己診断クイズ〉あなたのキャラ歴史人物のどのタイプ
有田 和正
“このキャラ”活用で最後の授業をつくる!
名言名句でキャラが立つ人物学習
伊藤 秀男
名産品でキャラが立つ地域学習
萩原 浩司
統計数字でキャラが立つ社会現象学習
吉田 一郎
地図でキャラが立つ世界大陸の学習
兼子 明
歴史事件でキャラが立つ時代学習
真柄 二郎
“日本の現状”を象徴するキャラを探せ!
このキャラで“日本の農業”を学ぶ
高下 栄次
このキャラで“日本の工業”を学ぶ
石橋 昌雄
このキャラで“日本の貿易”を学ぶ
吉田 高志
このキャラで“日本の国土の特色”を学ぶ
芹沢 晴信
このキャラで“日本文化の特色”を学ぶ
田口 広治
キャラが立つ“この人物”でスペシャル授業
冒険家・アムンゼン氏のスペシャル授業
本井 訓
科学者・エジソン氏のスペシャル授業
永山 祐
政治家・東国原英夫氏のスペシャル授業
成田 大
芸術家・子規と漱石のスペシャル授業
廣野 毅
社会起業家・ムハマド・ユヌス氏のスペシャル授業
藤井 宏樹
歴史家・網野善彦氏のスペシャル授業
加藤 有悟
“時代を劃すキーワード”が学べるキャラを探せ!
“古代を象徴するキーワード”が学べるキャラ
国家の形成
鈴木 康一
律令制
林 哲哉
大化の改新
飛田 政彦
武士の台頭
岩下 修一
“近世を象徴するキーワード”が学べるキャラ
戦国時代
新村 勲
天下統一
高野 久昭
鎖国
土井 謙次
江戸幕府
篠塚 明彦
町人文化
森川 禎彦
百姓一揆
冨士谷 晃正
“近現代を象徴するキーワード”が学べるキャラ
開国
鈴木 克典
明治維新
三大寺 敏雄
産業革命
田本 正一
新政府の諸改革
石井 研也
第二次大戦への道
谷 和樹
戦後の諸改革
瀬戸 勝
経済大国への道
田尻 信壹
民主主義
竹田 正彦
教師キャラで勝負!「最後の授業」の青写真
討論ができる学級に育ったか?!
河田 孝文
学ぶことは、楽しいことだ。調べることも楽しいことだ。それを教師が示す。
甲本 卓司
“平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な公民的資質”の育成をめざして
蟹谷 茂昭
小特集 新学期への準備:スケジュール管理のポイント
『図解』で管理
田山 修三
一年間を見通して、ノートを作る
佐藤 貴子
春休みにノート作りをする
山口 收
社会科教師的新学期準備は、「見切る」「集める」「さがす」
杉森 至
授業中の五分間で楽しみながら基礎基本を習得させる
江良 友一
新学期の準備
北村 善重
担当学年決定からすぐスタートを切ろう!
浅永 剛司
生徒も先生もご当地検定にトライ! (第12回)
みんな、熊本のことがわかるかな?
石黒 基國
地球地図を生かした授業づくり (第12回)
地球環境問題に触れる地図教材「地球地図」
太田 弘
写真を使った学習クイズ (第12回)
認識の深まりと写真読み取り学習
山下 文廣
中国に輸出した?日本の漢字→授業化のヒント (第12回)
やはり「西周」です
椿原 正和
討論に発展!社会科ネタ 多文化社会理解の開発教育 (第12回)
参加型社会をつくるアクション・リサーチ
田中 治彦
社会科教師の基礎教養 世界史のことば、世界史へのロマン (第12回)
20世紀の世界
原田 智仁
〜原爆はなぜ広島・長崎に投下された?〜
シティズンシップ 世界で広がる市民科の動きから学ぶもの (第12回)
大阪教育大学附属池田中学校の市民科(2)
田中 博之
教科書を使った学び方スキルの基礎基本―ここでこういう指導が効果的 (第12回)
教科書の効果的な活用で、社会科好きを育てる
臼井 忠雄
教科書教材更新中 授業で使える この数字このデータ (第12回)
日本の最重要政策「観光立国」を授業する必要性 その2
川原 雅樹
社会科新授業の“未来予想図” (第12回)
中教審教育課程部会の審議のまとめの読解点3
安野 功
新指導要領で授業づくり 改訂点はどこか―中学校― (第12回)
社会科の内容を改善する論点
大杉 昭英
〜G「公民的分野の改善の方向性」〜
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第120回)
大分県の巻
永田 忠道
編集後記
樋口 雅子
子どもと作る歴史紙芝居 (第12回)
平和憲法で幸せな世の中を
柳沼 孝一
紙芝居作りで歴史のイメージ作りを鍛えよう (第12回)
平和日本の確立
有田 和正

編集後記

〇…先般の自民党総裁選で、麻生太郎氏が街頭演説でいった「私はキャラが立ち過ぎて永田町で評判が悪い」という発言が注目を集めました。

その場における若者からの、やんやの拍手で、アニメ世界から発した「キャラが立つ」という表現が、他の分野にも浸透している様子を窺い知ることが出来ました。

キャラという言葉が、「魅力的な個性の持ち主」「ちょっと、扱いにくそうだが、憎めない面白い人」というプラスのイメージで迎えられ、「現状を改革する自由で創造的な個性」「閉塞した今の時代を変革してくれる強い可能性」を感じたのではないかと、バンダイキャラクター研究所長の相原博之氏が、読売新聞の記事で分析していました。

ところで、歴史上の人物キャラで一番分かりやすいのは、戦国時代の武将3人の違い、

「鳴かぬなら、殺してしまえホトトギス」

「鳴かぬなら、鳴かせてみようホトトギス」

「鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギス」

という、あれ―ではないでしょうか。

それぞれの武将のキャラクターを、この3つの表現が、よーく言い表していて、忘れられないフレーズとして、誰しもの記憶に残っているのではないでしょうか。

本号は、社会的現象にかかわる人物や、事件、現象などの中から、特にキャラが立っているものを取り上げていただき、そのキャラを通して、本質に迫る手立てをご紹介いただきました。

〈樋口雅子〉

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