社会科教育 2008年2月号
社会科改定の方向と移行研究の焦点

C585

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社会科教育 2008年2月号社会科改定の方向と移行研究の焦点

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ジャンル:
社会
刊行:
2008年1月8日
対象:
小・中
仕様:
A5判 138頁
状態:
絶版
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目次

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特集 社会科改定の方向と移行研究の焦点
「指導要領改定の基本的枠組み」をこう読む
新用語が新社会科を作る
岩田 一彦
公民的資質の育成
小原 友行
「社会科とは何か」の再考を
星村 平和
素案で明記された内容=“学習と指導”の具体を考える
都道府県
永田 成文
都道府県
村田 耕一
世界の主な国々
吉田 剛
世界の主な国々
六角 英彰
海洋の名称と位置
松本 康
海洋の名称と位置
針谷 重輝
大陸の名称と位置
山口 幸男
大陸の名称と位置
間嶋 祐樹
縄文時代
有田 和正
縄文時代
岡崎 均
授業時間増→増やしたい教材単元はこれだ!
小学校で増やしたい教材単元はこれだ
大多和 紀之
小学校で増やしたい教材単元はこれだ
神山 安弘
小学校で増やしたい教材単元はこれだ
松田 孝
小学校で増やしたい教材単元はこれだ
田部 俊充
中学地理で増やしたい教材単元はこれだ
西脇 保幸
中学地理で増やしたい教材単元はこれだ
加藤 寿朗
中学地理で増やしたい教材単元はこれだ
瀬戸 勝
中学歴史で増やしたい教材単元はこれだ
永田 忠道
中学歴史で増やしたい教材単元はこれだ
篠塚 明彦
中学公民で増やしたい教材単元はこれだ
金子 邦秀
中学公民で増やしたい教材単元はこれだ
関東 朋之
指導要領改定案の指摘と現場研究の課題
読解力不足と現場研究の課題
吉田 和義
論述型問題が出来ない弱点と現場研究の課題
武藤 淳一
思考力・判断力の育成と現場研究の課題
渡辺 敏
学習意欲の低下と現場研究の課題
鈴木 浩
学習や生活の習慣の形成と現場研究の課題
神永 典郎
日常生活との結びつきと現場研究の課題
向井 浩二
大きく変わる? 授業へのスタンバイ:準備ヒント
伝統・文化の重視→授業研究の課題は何か
丸山 稔
愛国心問題→授業研究の課題は何か
關 浩和
基礎基本の重視→授業研究の課題は何か
山田 勝之
思考力の重視→授業研究の課題は何か
千葉 雄二
書く活動の重視→授業研究の課題は何か
河本 学
表・グラフを使った説明の重視→授業研究の課題は何か
溝端 達也
新指導要領が強調? “習得・探究・活用”を授業レベルで考える
「習得」―つきつけられた新しい課題
片上 宗二
思考力・表現力・読解力を育成する習得・活用・探究の学習
佐藤 祥一
問題解決の能力を高める「習得・活用」の授業づくり
島田 学
小特集1 “1時間減の総合”再構築の方向はこれだ
「まとめ取り」・「長期取り」で取り組め
加藤 幸次
民主的なコミュニケーション能力の形成
藤井 千春
教科横断型で時間減に対応する
松崎 力
重なり合う美味しいところが大切
日台 利夫
ごみ問題から生き方学習へ
高橋 忠良
学習システムを変えよ!
鈴木 健二
学校の「総合化」、総合の「社会科化」
谷口 和也
持続可能な社会(開発)のための学び!
成田 喜一郎
小特集2 秋季集会で何が話し合われたか
全国小学校社会科研究協議会
日本社会科教育学会
全国中学校社会科教育研究大会
全国社会科教育学会
生徒も先生もご当地検定にトライ! (第11回)
みんな、越中富山のことがわかるかな?
石黒 基國
地球地図を生かした授業づくり (第11回)
地球地図の学校
太田 弘
〜「地球地図の学校」の交流の進め方〜
写真を使った学習クイズ (第11回)
文科省「審議のまとめ」と写真読み取り学習
山下 文廣
中国に輸出した?日本の漢字→授業化のヒント (第11回)
「哲学」と「中華思想」
椿原 正和
討論に発展!社会科ネタ 多文化社会理解の開発教育 (第11回)
人の移動と「ひょうたん島問題」
田中 治彦
社会科教師の基礎教養 世界史のことば、世界史へのロマン (第11回)
アメリカ世界
原田 智仁
〜日本の降伏時にマッカーサーが考えた演出とは?〜
シティズンシップ 世界で広がる市民科の動きから学ぶもの (第11回)
大阪教育大学附属池田中学校の市民科(1)
田中 博之
教科書を使った学び方スキルの基礎基本―ここでこういう指導が効果的 (第11回)
47都道府県の習得と教科書
臼井 忠雄
教科書教材更新中 授業で使える この数字このデータ (第11回)
日本の最重要政策「観光立国」を授業する必要性 その1
川原 雅樹
社会科新授業の“未来予想図” (第11回)
中教審教育課程部会の審議のまとめの読解点2
安野 功
新指導要領で授業づくり 改訂点はどこか―中学校― (第11回)
社会科の内容を改善する論点
大杉 昭英
〜F「歴史的分野の改善の方向性」〜
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第119回)
徳島県の巻
梅津 正美
編集後記
樋口 雅子
子どもと作る歴史紙芝居 (第11回)
戦争で得るものと失うやさしさ
柳沼 孝一
紙芝居作りで歴史のイメージ作りを鍛えよう (第11回)
戦争につぐ戦争の時代
有田 和正

編集後記

〇…昨年8月、中教審は小学校の授業時数について、主要教科の10%増、総合的な学習の時間の週1時間削減と、「脱ゆとり教育」への転換を公表しました。

学習指導要領の枠組みについて、検討素案の社会科関係の記述をみると、

・都道府県や世界の主な国々の位置と名称などの確実な習得

・中・高学年で授業時数を若干増加する

とあります。

続いて、9月11日には、

・歴史は、縄文時代から始める

・地理は、47都道府県、主な大陸や海、国の名称や位置の学習

など、改定の指針が示されました。

年度内には答申もあるといわれていますが、移行措置がどうなるか?など、08年度は大きな課題を背負った年度になることは間違いないと思われます。

なぜなら、授業時数の問題ひとつとっても、増えるとなると当然、今使っている教科書には記載されていない、〈改定の趣旨にそった教材〉を調達?しなければならないわけです。08年度の研究課題は、かなり大きいといえるのではないでしょうか。

本号は、指導要領改定にかかわる研究課題を移行期対応を含めて、ご紹介いただきました。

〈樋口雅子〉

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