- 特集 丸暗記でない“学力補強のネタ”教材100
- “暗記が苦手っ子”に効果抜群アドバイス
- コミュニケーション上手は暗記上手?
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- 自分に合った記憶術が見つかるかも
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- 楽しいクイズで暗記させる!
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- “習得・活用・探究”の学力像を解読する
- 区分と関連で考える―習得・活用・探究
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- 学力と能力育成で考える―習得・活用・探究
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- 授業の力点で考える―習得・活用・探究
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- 評価テスト問題で考える―習得・活用・探究
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- 学習塾の“定着する覚え方のコツ”指導 地理的事象・歴史的事象の指導例
- whyを問う発問で「なぜ」解き授業
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- “既習事項と関連づける”覚え方:実例紹介
- 小学3年/既習事項と関連づける覚え方指導
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- 小学4年/既習事項と関連づける覚え方指導
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- 小学5年/既習事項と関連づける覚え方指導
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- 小学6年/既習事項と関連づける覚え方指導
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- 中学地理/既習事項と関連づける覚え方指導
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- 中学歴史/既習事項と関連づける覚え方指導
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- 中学公民/既習事項と関連づける覚え方指導
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- “討論でゆさぶる”覚え方:実例紹介
- 小学3年/討論でゆさぶる覚え方指導
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- 小学4年/討論でゆさぶる覚え方指導
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- 小学5年/討論でゆさぶる覚え方指導
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- 小学6年/討論でゆさぶる覚え方指導
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- 中学地理/討論でゆさぶる覚え方指導
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- 中学歴史/討論でゆさぶる覚え方指導
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- 中学公民/討論でゆさぶる覚え方指導
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- “エピソードを挿入する”覚え方:実例紹介
- 小学3年/エピソードを挿入する覚え方指導
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- 小学4年/エピソードを挿入する覚え方指導
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- 小学5年/エピソードを挿入する覚え方指導
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- 小学6年/エピソードを挿入する覚え方指導
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- 中学地理/エピソードを挿入する覚え方指導
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- 中学歴史/エピソードを挿入する覚え方指導
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- 中学公民/エピソードを挿入する覚え方指導
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- “地域や時事問題に例をとる”覚え方:実例紹介
- 小学3年/地域や時事問題を例にとる覚え方指導
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- 小学4年/地域や時事問題を例にとる覚え方指導
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- 小学5年/地域や時事問題を例にとる覚え方指導
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- 小学6年/地域や時事問題を例にとる覚え方指導
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- 中学地理/地域や時事問題を例にとる覚え方指導
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- 中学歴史/地域や時事問題を例にとる覚え方指導
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- 中学公民/地域や時事問題を例にとる覚え方指導
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- “先人の知恵・語呂合わせ”覚え方:実例紹介
- 小学3年/先人の知恵・語呂合わせ覚え方指導
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- 小学4年/先人の知恵・語呂合わせ覚え方指導
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- 小学5年/先人の知恵・語呂合わせ覚え方指導
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- 小学6年/先人の知恵・語呂合わせ覚え方指導
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- 中学地理/先人の知恵・語呂合わせ覚え方指導
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- 中学歴史/先人の知恵・語呂合わせ覚え方指導
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- 中学公民/先人の知恵・語呂合わせ覚え方指導
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- 池谷裕二著作“脳研究に学ぶ:記憶の仕組み”とは
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- 小特集 “モノ”で語る戦争体験の発掘
- 墓石と遺骨が語る南方諸島戦争体験&平和資料貸出
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- 軍馬でも「ぜいたくは敵」か?
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- 見えない「モノ」、「歌」が伝える戦争の情景と心
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- すり替えられた記憶<出征の汽車と引揚げの船>
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- 戦時中の国民生活を知るモノ
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- 軍歌や当時の童謡から戦争の時代を考える
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- 「モノ」を通して実感することで戦争の実態を子どもたちの心に刻もう
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- こうしてつくる近代化遺産の教材開発
- 鹿児島にある幕末維新期の近代化遺産
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- おもしろ社会科研究:雑記帳
- シミュレーション
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- わが教室の壁面利用&社会科準備室
- 授業で活躍する小道具たち
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- 社会科版 免許更新ニュース
- 今年度の免許更新講習を担当して
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- 新装!社会科副読本の編集コンセプト―新教材の開発とページづくりのヒント
- 「伝統や文化」を指導する紙面構成
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- 領土問題・世界史の中で考える
- 南北アメリカの国境・領土問題
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- “この歴史用語”―誕生秘話と生育史の謎を解く
- 「ペリー来航」時の日本側の対応は、限られた条件の下で、一定の外交的勝利と評価できる
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- 小学校 社会科移行期の研究スキル
- 低地のくらしA
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- 〜新単元の構想と授業の実際〜
- 中学校 社会科移行期の研究スキル
- 言語活動の充実を図る教材開発スキルF
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- 〜公民的分野その2〜
- 授業参観・私のドッキリ日記
- 「電気」を取り上げる授業を参観して
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- 私の乱読日記
- 2月
- 共同体とは、その構成員とは、を考えられる短編
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- 安野功著『ヤング感覚“ザ・社会科授業”U指導要領“解説”でつくる新授業モデル』明治図書 平成二一年十月刊
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- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第143回)
- 三重県の巻
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- 編集後記
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- 旧国名で社会科をゲットせよ
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編集後記
◯…「暗記ができない」というのが中学受験でベスト3に入る相談だそうです。
社会科は暗記教科だと思われている筆頭のようなので、よりいっそう、社会科嫌いに拍車をかける要素がここにあるのかも知れません。
ところで、社会科の初志をつらぬく会の機関誌「考える子ども」322号に、鹿児島大学の森田豊子先生が「イランの教室からみたコミュニケーション能力」という論文を寄稿されています。
イランの授業はひと言でいうと、「暗記教育」である。しかし、日本でいう「詰め込み教育」と同じ意味ではない。日本では、「関ヶ原の戦い」が何年に起きたかを暗記する。これはテストのための暗記。
イランの暗記教育は、その程度で終わるものではないという。その戦いが誰と誰との間の戦いで、どこで行われたものであり、起きた理由、年号、どのような経緯をたどったのかなどを、数分かけて何もみないで口頭で語らなければならない。これがイランの暗記教育だそうです。
ところで、別件で池谷裕二著を読み直していたら、こういう面白い箇所がありました。見出しは、
「なかなか覚えられない脳」となっていて、脳の中には、プロトタイプ(原型)というか、〈理想のりんご〉みたいなのがあって、それと照らし合わせて「これは、りんご」だと。しかし、りんごは一個一個は形が違うけど、どれも、りんごってわかる。
下等動物ほど記憶が正確で、融通が利かない。しかも、一回覚えた記憶がなかなか消えない。そういう記憶は基本的に役に立たないと思ってもらったほうがいい。
人間の脳では、他の動物に例をみないほどあいまいでいい加減なんだけど、それこそが人間の臨機応変な適応力の源にもなっている―と。
本号は、暗記をめぐるさまざまな問題にもメスを入れていただきながら、より意味のある深い学習ができるよう、授業をどう構築していけばよいのか、さまざまな点からのアプローチをお願いしました。
〈樋口雅子〉
お詫びと訂正 本誌2009年10月号の2頁Bクイズの問いに間違いがありました。お詫びして下記のように訂正致します。
誤 2 酒屋
正 2 酒店あるいは飯店
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- 明治図書