社会科教育 2010年3月号
政治単元―大活躍の“身近な題材資料”100選

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社会科教育 2010年3月号政治単元―大活躍の“身近な題材資料”100選

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ジャンル:
社会
刊行:
2010年2月8日
対象:
小・中
仕様:
A5判 138頁
状態:
絶版
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目次

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特集 政治単元―大活躍の“身近な題材資料”100選
“政権交代”―政治学習でどう教えるか―と聞かれたら
ブッシュ政権からオバマ政権へ〜世紀の政権交代〜
寺尾 健夫
資源配分の変化に着目
大杉 昭英
社会科目標実現の絶好の教材
池野 範男
“政治の働き”―日常生活からどう題材化するか
「子ども手当」から政治について考える
市川 宝生
祝日の名称―○○日と○○の日の違い
池田 操
裁判員制度を模擬授業する
清水 宏
選挙権―年齢引き下げ論
有元 秀文
どう起こる貧困問題
三枝 利多
エネルギー問題―エコとエゴ
三原 茂
少子高齢化社会のゆくえ
馬居 政幸
学校の規則ときまり―決めるのは誰?
橋本 康弘
<教室でする読み聞かせ教材>日本の変革期に登場した“この政治家”を語る
古代―聖徳太子が摂政になるまで
高井 基行
中世―源頼朝の戦略を語る
田口 広治
近世―あのケネディ大統領も尊敬したとされる日本人で唯一人の政治家、上杉鷹山
山下 辰也
近代―伊藤博文:千円札になった初代総理大臣
臼井 忠雄
現代―GHQと対等に渡り合った政治家・吉田茂
西尾 一
“民主政治の仕組み”―身近な題材・資料でする探究学習
憲法―身近な題材・資料で探究学習
栗原 久
国民主権・国家主権―身近な題材・資料で探究学習
木村 勝彦
国家間の相互主権―身近な題材・資料で探究学習
魚住 忠久
個人と社会の関わり―身近な題材・資料で探究学習
松島 康之
選挙制度―身近な題材・資料で探究学習
青田 昌一郎
政党の役割―身近な題材・資料で探究学習
倉 良一
全体主義との違い―身近な題材・資料で探究学習
佐藤 民男
政治学習のキーワード=考えさせる題材・資料ベスト3
「権利と義務」=考えさせる題材・資料ベスト3
大澤克美
「公共」=考えさせる題材・資料ベスト3
内山 隆
「自由」=考えさせる題材・資料ベスト3
岩切 洋一
「平等」=考えさせる題材・資料ベスト3
加藤 寿朗
「基本的人権」=考えさせる題材・資料ベスト3
新福 悦郎
「平和」=考えさせる題材・資料ベスト3
小池 俊夫
「安保」=考えさせる題材・資料ベスト3
猪野 滋
「社会保障」=考えさせる題材・資料ベスト3
児玉 康弘
「税制」=考えさせる題材・資料ベスト3
善財 利治
「議会」=考えさせる題材・資料ベスト3
木村 博一
「領土(領海・領空)」=考えさせる題材・資料ベスト3
吉水 裕也
「国連」=考えさせる題材・資料ベスト3
佐藤 郡衛
「国旗」=考えさせる題材・資料ベスト3
小宮 宏
「環境保全」=考えさせる題材・資料ベスト3
水山 光春
「福祉」=考えさせる題材・資料ベスト3
藤原 孝章
「愛国心」=考えさせる題材・資料ベスト3
伊藤 純郎
政治単元を身近にする作業的・体験的学習の入れ方
「5年後、選挙に行く」ことを目標に授業をする
染谷 幸二
“あの政治学習”なぜ子どもは燃えたか?―討論授業の仕掛けを探る
有田和正「戦争の授業」―討論の仕掛けを探る
河田 孝文
向山洋一「多摩川は誰のもの」―討論の仕掛けを探る
安野 功
築地久子「公平」―討論の仕掛けを探る
谷 和樹
河田孝文「自衛隊」―討論の仕掛けを探る
甲本 卓司
小特集 小学英語「世界の国々」に“このプラス情報”
「世界遺産物知りクイズ」で興味を育てる
沼田 能昌
多文化の広がりとコミュニケーションの楽しさ
田上 達人
バンクーバー・オリンピックを題材に!
中 善則
中国のハンバーガーショップへ行こう
渋谷 徹
「食のタブー」から捕鯨問題へ
青柳 滋
小学生にぜひ国旗の授業を
新村 勲
世界の国々のエネルギー事情をみる
山下 宏文
国旗の意味を知る
岩田 秀雄
こうしてつくる近代化遺産の教材開発
近代化遺産としての学校
西木 敏夫
おもしろ社会科研究:雑記帳
世界の中の日本
土井 謙次
わが教室の壁面利用&社会科準備室
学校の中にある手作り「ミュージアム」
渡辺 喜男
社会科版 免許更新ニュース
山梨県/社会科関係講習の充実化のポイント
服部 一秀
新装!社会科副読本の編集コンセプト―新教材の開発とページづくりのヒント
「自然環境」を指導する紙面構成
北 俊夫新保 元康
領土問題・世界史の中で考える
「領土問題」の授業を構想する
原田 智仁
“この歴史用語”―誕生秘話と生育史の謎を解く
「応仁の乱について」について
村井 淳志
〜内藤湖南の「今日の日本を知るためには、応仁の乱以後を知っていたら十分です」発言を読む〜
小学校 社会科移行期の研究スキル
移行期初年度の研究スキルを締め括る
安野 功
中学校 社会科移行期の研究スキル
言語活動の充実と評価
大杉 昭英
授業参観・私のドッキリ日記
授業のモデルを見つけられたことが幸せである
甲本 卓司
私の乱読日記
3月
「日本的な」とは?
棚橋 健治
加藤陽子著『それでも日本人は「戦争」を選んだ』朝日出版社 平成二一年七月刊
新保 元康
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第144回)
千葉県の巻
戸田 善治
編集後記
樋口 雅子
旧国名で社会科をゲットせよ
天からのロケーション
出原 真哉

編集後記

◯…まだ新政権は発足していなかった8月某日、ある研究者から、

「改訂が刺激してきた研究意欲のほうも盛りあがらなかったし、学会もマンネリ。困ったもので〜」

というメールを頂戴しました。

そのメールを拝見した瞬間、「そうでしょうか。政権交代が目の前に迫っているようです。

政権交代については、学校教育のなかでは社会科でしか取り上げるところがないと思うのです。しかし、学習指導要領の政治単元でも、この問題に言及しているところはないのではないでしょうか。」と返信したのですが、残念ながら、ご返事はいただけないでいます。

社会科の出自そのものが、地理・歴史の解体からはじまっているという経緯?があるのかも知れませんが、公民的分野、「政治・経済」という、社会のもっとも基盤となる問題への言及が手薄な状態は未だに変わりなく続いているといえるのではないでしょうか。

ですから、学習の中味の方も、あまり子どもの関心意欲を喚起しているとはいいがたい授業が続いていたと思います。

しかし。

このところは、大学受験の選択科目でも、公民が伸びてきているようです。

それだけ、被受験者の関心が高いのですから、受け皿は十分あるといえると思います。

政権交代という、平時における大変革を契機にして、どう政治単元を活性化していけばよいのか、その可能性を探っていきたいと願い特集を企画しました。

〈樋口雅子〉

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      明治図書
    •  いつも現場で即戦力となる話題や、教材研究の素晴らしい実践報告が満載です。
       現場教師のみならず、教職に情熱を燃やす学生や社会人の皆様、また、各教育機関関係者にも、もう一度原点を振り返る意味で、読んで頂きたいお勧めの1冊です。

       私もとっても大好きな月刊誌。
       皆さんも是非お手にとってご覧下さいね!
      2010/7/9あおぞら
    • 目次の内容を見ても、内容が抽象的なものが多いような気がする。大学の先生など実際に現場で生の子供と授業を展開していない方の上っ面の難しい内容より、全国の現場の先生方の具体的な指導法や教材などをたくさん取り上げてほしい。
      授業のエッセンスにはなるかもしれないが、具体性に乏しい。
      2010/2/12いつも感じること

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