- 特集 最先端ハード&ソフトが迫る授業変革13
- “ツイッター人気”の社会意識を読み解く
- 情報を解釈できる価値知識が大事
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- 日本版つぶやきネット市場は狭い?
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- つながりを自分で決められる!
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- ゆるやかなつながりが心地よい
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- リアルタイムな社会参加の感覚
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- 果てしなく続く、距離感の微調整
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- 空間を超えた時間を共有できる媒体としてのツィッター
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- 「はやく知りたい」願望と「つながっていたい」願望
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- 癒されるつながりの広がり
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- 第1部 ハードの変革―その時、授業はどうなる?
- 最新提案=“教材の3次元化”で授業はどうなるか
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- 意見 最新ソフトの活用場面を具体的に示した基調な提案
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- 意見 3D教材の有効利用について
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- 最新提案=“電子黒板”の登場で授業はどうなるか
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- 意見 厳選した資料を提示することで電子黒板は思考場面で活用できる
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- 意見 教師の今以上の力量を必要とする
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- 最新提案=“グーグルアース”で地図授業はどう変わるか
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- 意見 発達段階に応じたねらいの設定に留意したい
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- 意見 グーグルアースは、『地図と実際の地域や国土』を結びつける便利ツールだ
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- 最新提案=“情報内蔵の地球儀”で授業はどうなるか
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- 意見 一斉学習ならではの活用方法を考えたい
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- 意見 地球儀を映し出して一斉授業がしやすくなる提案
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- 第2部 ソフトの変革―その時、授業はどうなる?
- 最新提案=社会事象に基礎基本はありうるか
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- 意見 「教師の責任は重い!」これに尽きる
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- 意見 生涯学習の基盤となる知識・技能の習得を
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- 最新提案=歴史学習で“過去を確定事項”と教えてよいか
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- 意見 歴史的知識の反省的吟味
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- 意見 生徒が歴史を構成する授業
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- 最新提案=社会事象学習で活用型学力形成は可能か
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- 意見 思考力、判断力、表現力を貫く「その他の能力」としての社会参加(参画)力
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- 意見 授業のねらいを活用型学力形成に置き、より豊かな構成に
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- 第3部 研究の変革―その時、授業はどうなる?
- 最新提案=子どもの認識研究の方向・方法はどう変わるか
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- 意見 「適時性」ではなく具体的な思考プロセスの検討を
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- 意見 子ども1人ひとりの個性的な「思考力・判断力」を捉えたい
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- 最新提案=教材研究の方向・方法はどう変わるか
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- 意見 無化の行きつく先は?
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- 意見 新しさを求めて変化を重ねていく「流行」性こそ「不易」の本質
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- 最新提案=授業研究の方向・方法はどう変わるか
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- 意見 授業研究の客観性を高める工夫を
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- 意見 子ども理解や対応力を組み込んで再構築を
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- 最新提案=教科書研究の方向・方法はどう変わるか
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- 意見 事象の関連性や多義性のある教科書をめざすうえでのこざと隘道
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- 意見 社会の要請と学校教育のギャップを埋める教科書の必要性
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- 社会科教育の歴史から考える授業変革の方向
- 世界・国土・時代の自由な「想像」と目指す社会の豊かな「創造」を
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- 小特集 教科書にはない“お正月ネタ”
- 百人一首は永遠の別れに贈った鎮魂歌だった
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- 復活した「ワーホイ」
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- 中国のお正月「春節(しゅんせつ)」は帰省ラッシュで六億六〇〇〇万人の大移動!!
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- 昔からのお正月遊びと人のわ(輪・和)
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- 静かな町に爆竹が鳴り響く
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- マレーシアのお正月
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- 正月は12月からはじまる!?
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- 実に日本的な「七副神」
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- 鏡餅の由来からお雑煮マップ作りへ
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- こうしてつくる近代化遺産の教材開発
- 公園の近代化と東京、横浜、神戸、札幌の近代化遺産
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- おもしろ社会科研究:雑記帳
- 離島に住む人々の知恵
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- わが教室の壁面利用&社会科準備室
- 学びの成果を教室から地域に発信
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- 社会科版 免許更新ニュース
- 群馬大学で私が担当した更新講習の講座
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- 新装!社会科副読本の編集コンセプト―新教材の開発とページづくりのヒント
- 「地理的位置」を指導する紙面構成
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- 領土問題・世界史の中で考える
- 東南アジアの領土・民族問題
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- “この歴史用語”―誕生秘話と生育史の謎を解く
- 「鉄砲」は「伝来」よりも「国産化・量産化」の方がずっと重大な歴史的事実だった
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- 〜鉄砲をめぐるバイク紀行〜
- 小学校 社会科移行期の研究スキル
- 低地のくらし@
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- 〜新教材開発の着眼点〜
- 中学校 社会科移行期の研究スキル
- 言語活動の充実を図る教材開発スキルE
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- 〜公民的分野その1〜
- 授業参観・私のドッキリ日記
- 子どもを助けすぎて甘えさせてしまっている…
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- 私の乱読日記
- 1月
- 戦争の責任を負わされたのは誰か
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- 宇佐美野伸著『すきやばし次郎鮨を語る』文春新書 平成二一年十月刊
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- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第142回)
- 佐賀県の巻
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- 編集後記
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- 旧国名で社会科をゲットせよ
- 源平からのイメージ
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編集後記
◯…この夏、アメリカでは3次元映画が大ブレーク中だといいます。
日本でも、一部公開されるようですが、来年の夏は、多分、日本でも一大ブームになっているのではないでしょうか。
何せ、迫力が全然違うのだそうです。
それによって、当然?どういう作品を3次元作品にするか―ということで作品選択の視点も違ってくるということのようです。
今や、ちょっとメカに強い教師なら、グーグルアースは使いこなしているのではないかという段階にきていると思われます。その後、グーグルが提供しているスケッチアップのスキルで教材をどう活性化できるか、取り組みがはじまったようです。
熊本の上田和浩先生のレポートには、3Dで表せるものとして、町づくり、建物、など実際にPCを駆使した作品では、まるで実物を体感するような出来になっているものが紹介されておりました。
なお、上田先生は、こうすることにより、写真などでは東京タワーとエッフェル塔の大きさの比較などは、むずかしかったがそれを体感的にとらえることができるといいます。当然、それによって授業でとりあげる内容も変わってくるべきところが出てくるのだと思われます。
ところで、ハード面の進化がいわば教材内容を改革するというか、ソフト面への改革をもたらす部分へのご提言だけでなく、今現在、教育内容・教材そのものも、脳科学の進歩などにより変革をもたらす部分が想定されていると思われます。
そこで、本号は、この両者の改革メッセージが授業にどういう変革を迫っていくのか、ミニシンポの形でご提言いただきました。
〈樋口雅子〉
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- 明治図書