- 特集 授業が成功する“指導案の言葉”100選
- “指導案の言葉”をこう変える=よい結果のベスト5
- 使役の言葉を使わずに、指導者の役割を明示する
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- 発問は作業指示と確認がセット
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- 意思決定の場面設定を
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- 「発問」を「喚起」に
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- 学習・指導・案の言葉
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- 子どもの思考が多岐にわたる発問づくり
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- ベスト5より、まず一つの視点
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- 授業が見える指導案
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- 参観者がほしい指導案の言葉
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- よい指導案の書き方=基礎基本はここだ!
- 指導案のフォーマットと枠に入れるよい言葉
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- 発問の言葉を選ぶ視点と授業での留意点
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- 作業指示の言葉を選ぶ視点と授業での留意点
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- 授業がイメージ出来る指導案の読み方ポイント
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- 指導案から授業を診断するポイント
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- 授業の目利きは“ここ”を見ている! 指導案の“言葉”→見えてくる“授業”像
- 「ここで話し合いをさせる」から見えてくる授業像
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- 「ここで考えさせる」から見えてくる授業像
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- 「理解を深める」から見えてくる授業像
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- 「なぜでしょう」から見えてくる授業像
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- 「ここで確認する」から見えてくる授業像
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- 「○○を調べなさい」から見えてくる授業像
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- 「発表させる」から見えてくる授業像
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- 「ノートにまとめなさい」から見えてくる授業像
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- 「予想しなさい」から見えてくる授業像
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- 「教える・説明する」から見えてくる授業像
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- “指導案の言葉”で授業はどう変わるか この単元の指導案=AよりBが何故よいか
- 3年「わたしたちの市の様子」指導案=AよりBが何故よいか
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- 4年「地域の発展に尽くした人々」指導案=AよりBが何故よいか
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- 5年「これからの食料生産とわたしたち」指導案=AよりBが何故よいか
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- 6年「3人の武将と全国統一」指導案=AよりBが何故よいか
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- 中学歴史「征夷論から考える近代的な国際関係」指導案=AよりBが何故よいか
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- 中学地理「日本の諸地域」指導案=AよりBが何故よいか
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- 【有田指導案】「戦争の授業」を授業にかける―実物紹介と授業結果レポート
- 有田実践を授業すると、必要な学習技能が見える
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- 俎上に載って
- 教材はむずかしいが面白い授業ができる指導案だと証明
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- 【向山指導案】「日本の人口」を授業にかける―実物紹介と授業結果レポート
- あれから25年。本当の提案が分かった1時間の授業
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- 俎上に載って
- 今も鮮明な立ち合い授業
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- 【谷指導案】「尖閣諸島」を授業にかける―実物紹介と授業結果レポート
- 谷和樹氏の勇気ある問題提起を授業にかけて見えてきたもの
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- 俎上に載って
- 子どもたちの作文が素晴らしい。このような指導を全国で展開して欲しい
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- ドキュメント!研究授業の指導案づくり 私のバックヤード
- 「学習問題」「教材」「子どもの意識の流れ」よい指導案をつくる3つのポイント
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- 「ふたこぶラクダ」の授業案づくり〜ピーク・エンドの法則を取り入れて〜
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- 40人の優しい日本人〜あなたは人を裁けますか?〜「裁判員制度」を題材とした指導案づくり
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- 指導案研修―若手の不満と先輩の苦言
- 若い教師を鍛える最高の場
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- 本時の授業課題を絞り込む!
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- 授業者は、明日使える手だてを求め、助言者は、「社会科の何たるか」を育てようとする
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- 小特集 子どもに語る“憲法の話”
- 関心もちにくい解釈改憲だらけの日本国憲法
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- 戦争好きではないけれど
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- 憲法と天皇と国体
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- 憲法公布を新聞はどう伝えたか
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- 日本国憲法は、仮の憲法だった? 一〇日間で作成されたGHQ草案
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- 四月一〇日と五月三日を繋ぐもの―男女普通選挙と日本国憲法の誕生―
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- ルールの基本 それが憲法
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- 今月のヒト・モノ・コト=まるごと学習ルーレット (第3回)
- もう一歩先の調べ学習(表現、発信など)まですすめてみよう
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- 〜もう一歩先の調べ学習(表現、発信など)まですすめてみよう〜
- 解説
- 私の写真館―教材化出来るアングル・発見点のフォーカス術 (第3回)
- 社会科見学の事前指導で興味と探究意識をもたせる
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- ジマンしたくなる“社会科新聞づくり” (第3回)
- 地球環境新聞 5年
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- “この写真”どう読解させるか (第3回)
- 人間の働きと地域資源の保護・活用が結び付く学習を!
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- 教科書に登場する“日本語”の深読み (第3回)
- 鉄砲伝来
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- 〜武士の世に多大な影響を与えた鉄砲〜
- 中学社会科 効果的で易しい地図活用術 (第3回)
- 諸地域学習における人口分布図等の活用
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- “地歴融合”社会科のこれからを考える (第3回)
- 日本地理教育学会における地理と日本史の連携
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- 授業者からみた社会科論争史“白熱の、あの頃・あの時”を検証する (第3回)
- なんでこうなってるの? 歴史人物42名の根拠
- 往信
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- 復信
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- 大学の社会科教育研究よ、どこへ行く〜研究者の暴走と現場の不満の間を埋める提案に向けて〜 (第3回)
- 現場にカリキュラム研究は不要?
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- 小学校 すぐ使える手づくりプリントページ 思考・判断=表現力をつけるワーク (第3回)
- 弥生時代の人々の生活の様子を絵とことばで表現するワーク 6年生
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- 中学校 すぐ使える手づくりプリントページ 思考・判断=表現力をつけるワーク (第3回)
- ロールプレイング(模擬裁判)を取り入れた公民学習
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- 新社会科の評価規準 (第3回)
- 子どもの作品・文章をどう採寸するか
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- 〜変容を踏まえて総合的に評価する〜
- “オミナ”もすなる“社会科”―伝統文化の教材開発と授業 (第3回)
- 津山市が誇る偉人 日本の科学は、宇田川家三代によって開拓された
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- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第159回)
- 山梨県の巻
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- 編集後記
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- 社会科は楽しい!“国の名称と位置ビンゴ”面白活用術 (第3回)
- 楽しみながら、都道府県を覚えよう!
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編集後記
◯…指導案は、よく、・授業の流れを端的に表したもの。・授業の骨格を示したもの。
といわれますが、プロの目からは、
・教師の働きかけが見える指導案を作成すべき。・教師の指導力が見えてくるのが指導案。ともいいます。
ですから、逆に、教師の働きかけとしての、〈発問や、作業指示〉を明確にすることが指導案にとっては、一番大事な要素―とも、いえるようです。
たしかに、「ここで話し合わせる」と、指導案に書いてあっても、
・何分ぐらいか。
・どういう発問で開始するのか。
・形態は、お隣同士なのか、グループなのか、全体への問いかけなのか。
などの情報がないと、授業の骨格をつかむことは難しいのではないかと思います。
もちろん、指導案通りの授業がいい授業か?という昔から?のQをはじめ、研究授業時には、授業後に指導案を配り、検討会を盛り上げるというやり方など、指導案をめぐる新しい動きもあるようです。
総じて、形式を踏襲したような?指導案づくりを重ねても、〈畳の上の水練〉になりかねない―ということかと思います。
そこで、本号では、指導案をめぐる、さまざまな角度からの研究の現状と課題をはじめ、この単元、いつもはこういう発問言葉だったのだけど、そうか、こういう言葉にすれば、もっと子どもの思考を引き出せるなど、すぐ使える情報も、あわせてご紹介いただきました。
〈樋口 雅子〉
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- 明治図書