- 特集 9つの視点で日常授業をAL型に変える!
- 視点1 アクティブ・ラーニングで社会科授業はこう変わる?変わらない点&変えていくべき点
- アクティブ・ラーニングで組織したいコミュニケーションの二類型
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- 「見方や考え方」の育成を大切に、「目的意識」と「見通し」をもった社会科学習へ
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- 視点2 押さえておきたい!アクティブ・ラーニング導入への課題
- 教師として求められる力の変容
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- 学校・学年で取り組む際の注意点―「これならできる」から「学び合う教師集団」へ
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- 視点3 「アクティブ・ラーニング型授業」に役立つグループ技法社会科授業への活かし方
- 学び方の学習にも繋がるグループ活動を
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- 視点4 自分で考えたくなる! AL型向け社会科教材づくりのポイント
- 学習問題のデザイン、そして意志決定
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- 視点5 ユニバーサルデザインの視点から考える!
- 全員参加・全員理解のAL型社会科授業づくり
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- 視点6 「主体的・対話的な深い学び」から考えるAL型社会科授業への改革
- 「主体的・対話的な深い学び」から考えるAL型社会科授業デザイン
- 提言 社会をより良くするための学び
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- 私のオススメ実践モデル
- 小学3・4年/社会科の神髄、「物から人へ」・「見える物から、見えない物へ」は変わらない
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- 小学5年/自分たちの地域を常に考えながら学び、自分に還す
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- 小学6年/見通しをもつ学習場面を確実に設定した問題解決的な学習と資料を読み取る力を育てる指導で授業改善を
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- 中学地理/ミニゲームで対話的な雰囲気づくりを・現実の共同体[コミュニティ]を教室に持ち込む発想で
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- 中学歴史/学習責任を重視した対話的な学びとその意義
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- 中学公民/LGBT(性的少数者)と渋谷区パートナーシップ証明書
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- 高校世界史/知識構成型ジグソー法を使った授業実践
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- 高校日本史/解釈の多様性に気づくことを目指した実践―「平城京の時代」が再評価された時代―
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- 高校地理/地理的技能を高めるアクティブ・ラーニング
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- 視点7 コンピテンシー・ベースの授業づくりとAL型社会科授業
- 提言
- 授業で目指すべき学力論の原理転換
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- コンピテンシー・ベースのAL型社会科授業モデル
- 教科の本質から迫るカリキュラム・デザイン
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- 視点8 「アクティブ・ラーニング型社会科授業」の評価と課題
- ビジネスゲームの実践から
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- 視点9 AL型授業の到達点を探る! 先進校によるアクティブ・ラーニング型社会科授業レポート
- 【栄東中学・高等学校】歴史に論理的思考力と想像力を
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- 【静岡県立韮山高等学校】スキル&コンテンツベースの年間計画で「スーパー高校生を育成する」
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- 【専修大学附属高等学校】「質より量での思考」から始めよう―思考が対話を促し、対話が個の思考を深める―
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- AL型授業こそ、教師の専門性が求められる
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- 小特集 「地理総合(仮)」の新設から考えるこれからの社会科授業デザイン
- 参加型学習の手法を活用した地球的課題の解決策の判断
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- 「地理総合」のつながりの視点に学ぶこれからの社会科授業デザイン
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- 未来社会につなぐ! 現代社会の課題と社会科授業デザイン (第2回)
- 食と米を未来社会創造の中核学習教材に
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- 最新情報で語る! どうなる・どうする社会科教育 (第2回)
- 子供同士の対話的な学びをどう設計するか(2)
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- 〜グループでの対話を促すツール〜
- 追究の鬼を育てる! アクティブ・ラーニング時代の社会科教材開発 (第2回)
- 古墳学習は鳥の目と蟻の目で
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- スペシャリスト直伝! アクティブな社会科授業づくりの基礎基本 (第2回)
- 主体的に取り組む調査学習を
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- 子ども熱中! 中学社会「アクティブ・ラーニング」授業モデル (第2回)
- 【歴史的分野】生き生きと学び合う、時代の古い順並びかえゲーム
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- 社会科教育改革のマスターキー―社会科で育てるべき力と授業改革の道筋― (第2回)
- ベルリンにおける社会科のコンピテンシー
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- 社会科授業づくりの課題と取り組み―指導要領改訂を見据えて― (第2回)
- コンピテンシーと社会科の本質
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- 〜社会科・地理歴史科・公民科で求められる資質・能力と授業づくり〜
- 「公共」を教える社会科授業デザイン (第2回)
- 交渉教育と法教育のそれぞれを核にデザインできないか
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- 「実物写真」でよくわかる! 板書で見る社会科授業 (第2回)
- 小学5年/水産業のさかんな地域
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- 〜予想・仮説の設定、資料選択と板書〜
- 中学校歴史的分野/『縄文』から『弥生』の変化を探る
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- 〜検証過程における「関連づけ」を中核にして〜
- 社会科で育てる資質・能力の評価問題 (第2回)
- 資料から「問題や疑問を見いだす力」をみる評価問題
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- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第218回)
- 徳島県の巻
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- 編集後記
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- 写真で世界を読み解く! 旅する社会科授業 (第2回)
- 授業の導入「おすすめ資料」
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編集後記
○…学習指導要領改訂のキーワードとして、「アクティブ・ラーニング」という言葉が注目されています。ALは、@学習者の主体的な学びA協働的な学習B深化した学習を条件とされていますが、特に小・中学校では「基礎・基本の習得」という観点などから、「習得型」の知識を学ぶ必要性が強い傾向があります。導入にあたっては、子どもの発達段階などに適さない偏った学習にならないよう、教科の特性も踏まえながら、授業デザインを考えていく必要がありそうです。
そこで、本号では、主体的・協働的な学びということも見据えながら、現在学校現場で行われている社会科授業づくりにAL型を導入する際には、どのような視点があるのか、その考え方と取り組み方についてご提案いただければと願いました。
授業の全てをアクティブ・ラーニング型に、ということではもちろんありませんし、変わらない部分・大切にしなければならない部分もあると思います。
各教科を横断したコンピテンシー・ベースの授業づくりの考え方とAL型社会科授業の相関についても、おさえておきたい部分です。
また、導入するにあたっての現実的な課題についても、あらかじめ想定し、検討の必要があります。
学校現場においては、この言葉が出される前から、すでにそのような意識をもって取り組まれている先生方も多くいらっしゃるかと思います。
アクティブ・ラーニングに以前より先進的に取り組まれている学校での実践モデルも含め、そのようなご実践を有効な資料などを入れてご紹介いただきますとともに、実際に取り組まれる中で注意したい点、このような工夫で子どもたちが主体的・協働的になった、などのアイデアの数々を、ご提案いただきました。
/社会科教育編集部
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