- 特集 子どもと斬り結ぶ向山型国語の格闘技
- 歴代大森学級最強の子どもたちとの斬り結び
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- 歴代石黒学級最強の子どもたちとの斬り結び
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- 歴代椿原学級最強の子どもたちとの斬り結び
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- 歴代伴学級最強の子どもたちとの斬り結び
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- 知的な発問で子どもと斬り結ぶ
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- 知的な作業指示で子どもと斬り結ぶ
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- 子どもとの“斬り結び”絶妙の間合いをこう取る
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- 教育は“格闘技”である
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- 学年別・子どもと斬り結ぶ知的葛藤の授業[1・2月]
- 1年
- 観点にそって順序よく考えさせる
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- 漢字の成り立ちで知的満足
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- 2年
- 音読で授業を組み立て,子どもを巻き込む
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- 「書きなさい」と指示をしたら,必ず書かせる
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- 3年
- 頭フル回転で正月気分を吹き飛ばせ
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- 授業の原則が子どもとき斬り結ぶ
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- 4年
- 「事実と考え」約束組手としての授業
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- 一行詩,二行詩,四行詩のステップでどの子も詩が書ける
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- 5年
- 全文要約は教師の解で個別評定を
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- 「言葉を集め,物語を作る」必達目標までは,カチッと教え込む
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- 6年
- 3つの「技」で格闘する作文指導
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- キーワード法とキーセンテンス法を活用する
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- 中学校
- 音読指導で闘う「少年の日の思い出」
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- もう一歩踏み込んだ発問をテンポよく(文法・助詞)
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- 私のすすめる暗唱教材
- 人を恋ふる歌(与謝野鉄幹)
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- 向山型国語キーワード
- 錯覚させる
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- 実物ノートと指導のポイント
- “向山学級の実物ノート”がいよいよ公開される
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- 巻頭論文
- 日本で初めて公開された暗唱の授業
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- 向山型国語に挑戦/論文審査 (第16回)
- みすゞの詩の何をどのように授業するかは,教師のバックボーンにかかわっている
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- 向山型国語授業の組み立て方 (第6回)
- 向山実践「五十音図の授業」を応用する
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- 向山型国語の知的発問づくり (第17回)
- 「甃のうへ」(三好達治)の一行目の授業
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- 向山型国語の教材分析 (第6回)
- 「あれども見えず」を問う力を得る為には?「100発問づくり」の修業から見えたこと
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- 向山型「五色百人一首」で学級づくり (第11回)
- 互いの信頼があってこその百人一首
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- 向山型作文指導の赤ペン実例 (第6回)
- 行事作文の添削例〜書き出しを指導することの重要性〜
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- テストの「解き方」指導で子どもに実力がつく (第11回)
- 学習の手引きから問題を作る@
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- 中学生「答えが書けない生徒」への赤鉛筆指導
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- 入門「向山型国語」11のパーツに挑戦 (第11回)
- 向山型分析批評
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- TOSSランドを活用した国語の授業 (第17回)
- 作文の基本技能を身につけさせる「向山式200字作文ワーク」
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- 向山型国語をDEEPする
- 三好達治「雪」の問題づくりA
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- 〜子どもへの切り返しのうまさ〜
- 漢字されど漢字 (第6回)
- 東洋文化の中でたくさんの意味を育んできた漢字
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- 専門医から見た向山型国語 (第6回)
- 「書き」を保証する向山型国語〜その3:向山型国語を科学する〜
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- 〜その3:向山型国語を科学する〜
- 向山型国語で中学生も燃える (第17回)
- 優れた教材は,誰もが本気になり,やる気と自信をあたえる
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- 腹の底からの実感! 向山型国語を知る前と後
- 事実を見つめた漢字指導システム
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- ユースウエアと学習システムが指導効果を高める
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- 向山型漢字指導は生徒に力をつける
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- 教室の空気が激変する,向山型要約指導
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- 子どもが力をつける漢字指導
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- 教室を熱中させ,ドラマを生む向山型暗唱指導法
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- 向山型国語で討論の授業 (第6回)
- 確認の原則を「確認」する
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- 向山型国語QA (第11回)
- TOSSランドを使えば,誰でも,簡単に効果のある作文指導ができる!!
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- 読者のページ
- 編集後記
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- 向山型国語最新情報
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- 向山型国語に挑戦/指定教材 (第18回)
- 古池や…(松尾芭蕉)
編集後記
◆2003年11月1日(土)。新潟県結小学校(大森修校長)の公開研で向山氏の代理ということで授業をさせていただいた。一生に1回あるかないかという1,000名を超える参加者を前にしての子ども相手の授業。私は,「テストの答え方」の授業を公開した。もちろん向山氏の主張を授業という形で具体化したのだ。授業の最後に,向山氏が何度も書いていた「慶応義塾中等部」の昭和51年の入試問題を使った。あの「そっくりそのまま写しなさい」という視写の問題だ。会場からは笑いが起きたが,私はその問題の奥深さに衝撃を受けた。学力をつけるということの難しさがようやくわかったような気がした。そして,書き抜き問題は向山学級でも指導するのに1年かかり,それでも間違える子どもがいる,ということの意味が分かった。
zukasama@h9.dion.ne.jp(椿原正和)
◆第16回向山型国語教え方教室は,教育技術学会との連日開催となった。学会でのシンポジウムで,私は「日本中の教師の中で,発問を作れる教師は数名しかいない」と発言した。例えば,芭蕉の「古池や蛙飛びこむ水の音」で授業するとする。すぐに思いつく発問は,向山洋一氏の「強調されているのは何ですか」である。しかし,その後はどうするのか。他にどのような発問が考えられるのか。この問いかけに,応える人は無かった。しかし,翌日の向国教え方教室には,「この発問はどうですか」と挑戦してくる教師が居た。このような,使い古された,メジャーな教材(素材)ですら,改めて“発問”を問われると,そこにははっきりとした実力の差が現れる。向国の愛読者の皆様には,ぜひ挑戦していただきたい。
katazuka@try-net.or.jp(伴 一孝)
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- 明治図書