向山型国語教え方教室 2006年12月号
“この例示”プラスで教科書指導が大変身

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向山型国語教え方教室 2006年11・12月号“この例示”プラスで教科書指導が大変身

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ジャンル:
国語
刊行:
2006年10月23日
対象:
小・中
仕様:
B5判 92頁
状態:
絶版
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目次

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特集 “この例示”プラスで教科書指導が大変身
教科書教材を向山型で授業するプロのワザ
伴 一孝
教科書教材を知的に授業するプロのワザ
椿原 正和
読んで終わり?の「漢字の広場」を知的に授業するプロのワザ
谷 和樹
読んで終わり?の「言葉のまど」を熱狂状態にするプロのワザ
神谷 祐子
読んで終わり?の「話すこと・聞くこと」で学力をつけるプロのワザ
松藤 司
書かせて終わり?の作文単元をTOSS教材で攻略するプロのワザ
村野 聡
マイナー教材を知的に授業するプロのTOSSランド活用術
藤井 達也
QAに見る教科書教材を攻略するプロのワザ
星野 裕二
学年別“この例示”プラスで教科書指導が大変身[11・12月]
1年
「例示―作業指示―評定―量産」のシステムで行う
浜井 俊洋
教師が間違えることで、楽しく定着
小森 幸子
2年
「かん字のひろば」を知的に授業する
松本 一樹
一字題一行詩からスタートすれば2年生でも楽々詩を作る
濱崎 督之
3年
「せつめい書と作ろう」(光村図書3年下)
宮崎 正明
目と耳から山ほどの例示を入れる
坂元 弘平
4年
巻末ページは明るく・楽しく・テンポ良く
中川 貴如
助走を付けて、スピードアップ
本井 訓
5年
「詩を味わおう」(光村図書5年)画像でヒントを提示する
有動 英一郎
分ければ分かる!熟語パズル
太田 聡美
6年
「文末の言い方に目を向けよう」(東京書籍)
渡邉 憲昭
教科書教材で「SHOW&TELL」
中野 慎也
中学校
三省堂「現代の国語2」ことば発見
加納 敏
文法問題は細分化がポイント!
落合 志保
中学生のための暗唱詩文集
いろは歌
星 由紀枝
話す・聞くスキル
こんな ときには こ いおう(2)
小川 康行
向山型国語キーワード
対比
伴 一孝
満員御礼!「向山型国語教え方教室」
基礎学力を保証する教師の基本技
椿原 正和
巻頭論文
授業は「あれども見えず」への挑戦
向山 洋一
向山型国語に挑戦/論文審査 (第33回)
「あれども見えず」の教材研究
向山 洋一
入門 知的授業の組み立て方のコツ
「目利き」は組み立て技術を解析する
伴 一孝
入門 教材研究の基礎基本
向山型説明文指導「全体の枠組み」を示す
椿原 正和
五色百人一首のユースウェア
幼児・低学年の導入はどうする?
木村 孝康
学級崩壊を立て直した五色百人一首のドラマ
隣のクラスからも感謝される五色百人一首
中村 友美
向山推薦!この2人の発問づくり競演
「さくらばな散りぬる風のなごりには…」(紀貫之)
「水なき空」とは何か…をそのまま問わない
松本 隆行
色の検討で、白のイメージを構築させる
新川 莊六
正しいユースウェアで学力向上
『イラスト作文スキル』
村野 聡
『あかねこ漢字スキル』
森川 敦子
子どもも保護者も熱中した 参観日のこの授業
低学年/親子で考え、喜ぶ授業参観
野﨑 隆
中学年/子どもに趣意説明をしながら保護者に伝える
桑原 和彦
高学年/視点の授業を知的にテンポよく
八和田 清秀
中学校/漢字・再話・五色百人一首で
鶴本 百合子
熱中する漢字文化の授業 (第11回)
「郷」の漢字文化 楽しい漢字づくりの授業
塩谷 直大
一年生こそ、漢字の成り立ちから
辻野 裕美
一人のスターを生んだ、「虫」のつく漢字
萩野 珠美
スマートボードで激変 向山型国語の新展開
「書き込み・移動・隠す」機能でビジュアルな授業が可能に
松本 俊樹
向山実践を読み解く
「冬景色」の授業②
向山 洋一松藤 司甲本 卓司
~第1時(2) 読みたい人の後、教師の範読~
向山型国語サークル情報
向山型国語サークル情報 進化し続けるTOSS愛知教育サークル
平松 孝治郎
模擬授業対決で鍛えるTOSS大阪なみはやサークル
奥 清二郎
特別支援教育と“知的”向山型国語の授業づくり
真の向山型国語と情報認知のプロセス
横山 浩之
向国中・高発! ダイナミックな授業づくりに挑戦
夏目漱石「夢十夜/第一夜」の構造を読み解く②
中川 とも子
~「二つに分ける」で変化のある繰り返し~
学力向上論議の危険性~できる子もできない子も、熱中させる授業で学力は向上する~
山田 高広
腹の底からの実感! 向山型国語を知る前と後
「見る」ことで楽しくなってきた授業
三ツ口 真紀
学級づくりの核となる暗唱指導
中谷 結花
向山型で授業をやると「国語楽しい」という声があがる
田口 広治
○10個の指導で信頼と尊敬を勝ち取る
島野 博光
自分の常識が正しいとは限らない
奥田 真由美
子どもが教えてくれた向山実践の凄さ
岩本 友子
向国初心者のためのここからはじめる授業プラン
読み取り指導までの一歩
内村 博幸
テーマ別 向山型国語QA
向山型要約指導の我流を削ぐ
星野 裕二
~その2:正しいキーワードを引き出すポイントは発問にある!~
読者のページ
『基礎日本語辞典』を使わない国語の授業は三流である。そして、プロは2冊もつ。
編集後記
椿原 正和伴 一孝
向山型国語最新情報
椿原 正和
向山型国語に挑戦/指定教材 (第35回)
ことばのきまり
斉藤 奈美子

編集後記

◆向山氏が本を読んで会いにいった初めての人だという江副隆秀氏。日本の文法教育史に革命を起こすであろう「江副文法」を提唱している新宿日本語学校の校長先生だ。文法の授業はほとんど研究されてこなかった。無味乾燥で面白くない,暗記が中心の授業であった。向山氏には,時枝文法を授業した実践がある。「雨」の授業だ。この江副文法は,知的で楽しい授業を創り出せる可能性を秘めている。11月25日の日本教育技術学会で向山氏と江副氏の対談が実現する。歴史的な日になる。

dabinti@nifty.com(椿原正和)

◆大森修校長の学校の公開研で授業をした。テーマは,「軽度発達障害に対応した授業技量を問う」である。授業者は学校の先生方と,谷氏・椿原氏・木村氏ほか。参観者がすし詰めになった教室は,子どもたちにとっても異常空間だ。特に発達障害をもった子どもは,過敏に反応する傾向がある。学校の先生方の手腕は,安定していた。校内研修(おそらく模擬授業等)での学びが,授業や学級経営を堅実なものにしている。数名の教師でできることではない。これは,「学校力」の成せる業だ。公立学校の可能性を示した歴史的研究会だった。

katazuka@try-net.or.jp(伴 一孝)

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