- 特集 “理科大好き”をつくるアイデア&工夫22
- 科学立国が危ない!理科教師への“私のメッセージ”
- 自然へのあくなき探究を!
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- 地域に世界一の技術があるという事実を!
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- 閃きの瞬間を体験できる学びの場を
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- 理科離れの原因は何か
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- 私が理科大好きになった“きっかけ”はここだ!
- “楽しい”をダシに法則を教えようとしてないか
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- 分析する道具を与え科学する心を育てたい
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- 飴と理科
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- 少年期の自然体験と理科授業の融合
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- なぜ理科離れ・理科嫌いが増えているのか
- 子ども達に生きた科学を
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- 薄くなった教科書=授業で何をプラスするか
- 一人でも“理科好き”をふやすポイント
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- 理科好きにする“科学施設・科学イベント”紹介
- 子どもが参加する学校外の科学的活動
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- 理科大好きをつくるアイデア&工夫ポイントNo.3
- 理科大好きをつくる“感動教材”のbR
- ろうそくランタン・ペットボトル水槽
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- 理科大好きをつくる“面白実験”のbR
- お風呂の中で浮く・沈む不思議な風船
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- 理科大好きをつくる“ふしぎ体験”のbR
- 簡単な計算で見えてくる!
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- 理科大好きをつくる“学び方技術”のbR
- ポートフォリオ評価と言葉つなぎ(概念地図法)
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- 理科大好きをつくる“話し合い・討論”のbR
- コミュニケーションによる理科授業の活性化
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- 理科大好きをつくる“モノづくり”のbR
- セロハンテープのステンドグラス・スライム
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- 理科大好きをつくる“テスト問題”のbR
- 実験追求型・教科書発展型・ゲーム,問題自作型
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- 子供に理科大好きといわせた“あの授業”
- 「もののとけかた」はものづくりで迫る ※塩づくり・海水づくり・結晶づくり
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- 「やっぱり,そうなんだ」と見通しを持って追究できる授業
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- 地球の恩恵を感じる授業づくり ※地元鉱山の金属鉱物の観察を通して
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- 「教師の力」と「子どもの力」 ※「水溶液の性質」「電気とじしゃく」
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- サイエンスシアターへのご招待 (第9回)
- 病気と関係するタンパク質
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- 「学校ビオトープ」紹介
- 学校ビオトープづくりのポイント(4)
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- 理科クイズで発問づくり (第9回)
- 冬の生き物を調べよう
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- 子どもが間違えやすい概念と授業での是正指導 (第9回)
- 正しい科学概念(自然観)を身に付ける方法(理科教育)
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- 〜(1)システム科学的な理科教育「アースシステム教育」〜
- 理科で育てる学力と授業の改革 (第9回)
- 「流れる水の働き」で育てる学力と単元の展開
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- 子どもの“ふしぎ思考”と授業づくり―コメット法による評価をふまえて (第9回)
- コメット法による評価シートを活用した授業実践
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- 〜(1)“科学・技術万能主義”に関連した授業構成案〜
- 総合的学習につながる面白実験 (第9回)
- プラスチックと遊ぼう
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- 〜(1)プラスチックを知らずしてリサイクルは語れない〜
- 編集後記
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- 授業に使えるサイバー図鑑 (第9回)
- ネット公開を目指して
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編集後記
○…理科離れが深刻といわれて久しいわけですが,この状況の進行はどうも今のところ,止まる気配はなさそうです.
特に新指導要領の全面実施を前にして,理数系の学力が落ちるということで,学力低下の警鐘が鳴らされ,それが社会問題に迄発展しています.そこに,総合的学習の先取り実践が輪をかけた…というのが,現状ではないかと思います.
たしかに,国際理解教育ということでインドの方を招いてカレーライスをつくるといったような実践パターンが少なくないようだからです.
ですから,こういうイベントをやっていて,子どもにどんな学力がつくのか,学校の説明責任を問われたら答えようがないではないかーというものも少なくないのでは…といわれています.
たしかに,このところゆとり教育をいうことで,鍛えるという観点が教育界から消えつつあったと思います.
以前は,“難しい事”にチャレンジすることに学ぶ喜びを感じる…という風土というか雰囲気が学校にもあったのですが.
原因はいろいろあるのでしょうが,しかし,やはり何といっても,理科を好きにさせないことには理系に進もうという意欲・意識も持てないのではないでしょうか.
本号は,そのためにはどんな工夫があるのか,さまざまなアプローチをご紹介いただければと願いました.
(樋口 雅子)
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- 明治図書