- 特集 “理科教師のトーク”中味&迫力UP作戦
- “このモノ”でのトーク:中味&迫力アップのポイント
- 実物を通して迫力あるトークを
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- 心臓見たことありますか?
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- “観察学習”でのトーク:中味&迫力アップのポイント 私のトークポイント
- 小学3年/しぜんたんけんをしよう
- こん虫をそだてよう
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- 小学4年/ヘチマの観察
- ヘチマの4つの姿と土
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- 小学5年/花から実へ
- ヘチマ・じゃがいも・かぼちゃの名前の由来
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- 小学6年/水溶液の性質
- オームの触手はアルカリ性?
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- 中学1分野/鉄と硫黄の化合
- 鉄と硫黄の化合のコミュニケーションポイント
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- 中学2分野/人体・生命の授業
- 日常生活と関連させて
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- 中学2分野/生物のつながり
- 語りの条件7ヶ条
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- “実験学習”でのトーク:中味&迫力アップのポイント 私のトークポイント
- 小学3年/磁石の学習
- 磁石と磁石の間に手を挟んだら?
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- 小学4年/水の3つのすがた
- 水のつぶを具体的にイメージさせる
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- 小学5年/物のとけ方
- 知的好奇心を生む内容を動作化と数字で
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- 小学6年/酸・アルカリ性の見分け方
- 楽しく,知的に,印象深く話すためには
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- 中学1分野/運動とエネルギー
- 苦手な人でもトークができる
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- 理科好きにするサイエンストーク―学年末用とっておきのネタ紹介
- ちょっとHな生物学
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- 考えるって楽しいね
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- 自然のダイナミズムを感じるとっておきの話
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- 日常生活の中の「食と理科」の関係を話題に
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- “理科教師のトーク”グレードアップのアドバイス―この人の話術に学ぶ
- さんま大先生に学ぶ上達のヒントは「トークの入り方」にある!
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- 有田和正氏に学ぶ「わかりやすさ・ユーモア」の話術
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- 船井幸雄氏に学ぶ「グレードアップ4箇条」
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- サイエンスシアターへのご招待 (第10回)
- 身体の中で働くタンパク質
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- 「学校ビオトープ」紹介
- 学校ビオトープを活用しよう(1)
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- 理科クイズで発問づくり (第10回)
- 磁石の秘密を見つけよう
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- 子どもが間違えやすい概念と授業での是正指導 (第10回)
- 正しい科学概念(自然観)を身に付ける方法(理科教育)
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- 〜(2)グローバルサイエンスリテラシーの育成と地域の自然を利用した総合的な理科教育の創造〜
- 理科で育てる学力と授業の改革 (第10回)
- 「ものの燃え方」で育てる学力と単元の展開
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- 子どもの“ふしぎ思考”と授業づくり―コメット法による評価をふまえて (第10回)
- コメット法による評価シートを活用した授業実践
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- 〜(2)授業における子どもの変容〜
- 総合的学習につながる面白実験 (第10回)
- プラスチックと遊ぼう
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- 〜(2)プラスチックを知らずしてリサイクルは語れない〜
- 編集後記
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- 授業に使えるサイバー図鑑 (第10回)
- 生徒と共に使える図鑑を!
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編集後記
○…机の上の茶碗を見て,「どんな中味をどれだけしゃべれるか」は,まさにその人が持っている興味関心や知識と伝達力がすべて出る―と思います.製作をしている人なら「この茶碗の素材はなにか」にまず関心が向くでしょう.販売をしている人なら「これはどのぐらいの値段がつくか」でしょうし,お茶好きの人なら「これで飲んだらおいしいかどうか」が評価の基準になることでしょう.
いずれにしても,その道の人なら「そのことについて最低5分はしゃべれる」と思います.また,そのような訓練をしておくことも,お喋りがいわば商売道具の一つでもある教師としての資質能力の一つではないかとも思います.
ところで,トークと発問とはどう違うのだ…と聞かれそうですが,トークの場合は,相手からの応答を勘案しない?でも,用意したシナリオ通りにしゃべることが可能,という点ではかなり違うのではないかと思います.
授業においては,発問よりむしろ,説明を含めた教師のトークの方が時間的にも多いのではないでしょうか
本号はその能力をアップする上での,さまざまな工夫点をご紹介いただきました.
(樋口雅子)
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