楽しい理科授業 2002年3月号
使える評価基準の開発=単元別ヒント23

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楽しい理科授業 2002年3月号使える評価基準の開発=単元別ヒント23

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ジャンル:
理科
刊行:
2002年2月
対象:
小・中
仕様:
B5判 74頁
状態:
絶版
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目次

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特集 使える評価規準の開発:単元別ヒント23
国立教育政策研の評価規準をどう思うか―と聞かれたら
素朴な疑問
遠西 昭寿
評価の細部にこだわり,本質を見失わないように
寺川 智祐
学びの意味がわかる評価のものさしづくりになるか
福地 昭輝
評価規準の「具体化」が見えない
角田 陸男
評価規準を生かす教師の視点
吉原 健太郎
規準であって基準にはならない
平田 淳
自分の評価基準を持つことが必要
小田 泰史
今,必要なのは達成度を数値化できる「評価基準」だ
岡田 健治
最新情報で“評価をめぐる疑問点に応える”QA
日置 光久
評価規準を明確にした授業はどこが違ってくるか
西川 純
使える評価規準づくりと評価方法開発のヒント
森本 信也
小学校3年=使える評価規準をどう開発するか
生物とその環境=使える評価規準の実例と開発ヒント
チョウをそだてよう
渡部 敬
物質とエネルギー=使える評価規準の実例と開発ヒント
光の性質
塩沢 博之
地球と宇宙=使える評価規準の実例と開発ヒント
日なたと日陰
上田 洋一
小学校4年=使える評価規準をどう開発するか
生物とその環境=使える評価規準の実例と開発ヒント
季節と生き物
森下 人志
物質とエネルギー=使える評価規準の実例と開発ヒント
もののかさ
大門 佳孝
地球と宇宙=使える評価規準の実例と開発ヒント
星の観察
石野 繁男
小学校5年=使える評価規準をどう開発するか
生物とその環境=使える評価規準の実例と開発ヒント
種子の発芽と成長
戸井 和彦
物質とエネルギー=使える評価規準の実例と開発ヒント
ものの溶け方
荒岸 啓一
地球と宇宙=使える評価規準の実例と開発ヒント
流れる水のはたらき
手塚 恒人
小学校6年=使える評価規準をどう開発するか
生物とその環境=使える評価規準の実例と開発ヒント
動物のからだのはたらき
岩下 育男
物質とエネルギー=使える評価規準の実例と開発ヒント
ものの燃え方
廣繁 和明
地球と宇宙=使える評価規準の実例と開発ヒント
土地のでき方
鳥田 晃司
中学校第1分野=使える評価規準をどう開発するか
物理分野=使える評価規準の実例と開発ヒント
音の性質
小栗 雅彦
化学分野=使える評価規準の実例と開発ヒント
気体の性質
小林 輝明
中学校第2分野=使える評価規準をどう開発するか
生物分野=使える評価規準の実例と開発ヒント
花のつくりとはたらき
金井塚 恭裕
地学分野=使える評価規準の実例と開発ヒント
天体の日周運動
片山 敏彦
サイエンスシアターへのご招待 (第12回)
荷電粒子の運動
戒崎 俊一
「学校ビオトープ」紹介
学校ビオトープを活用しよう(3)
平山 明彦
2001年度既刊主要目次 (第12回)
理科クイズで発問づくり (第12回)
不思議がいっぱい「ヒトの誕生」
森 康行
子どもが間違えやすい概念と授業での是正指導 (第12回)
地学的自然について正しい概念を獲得するための工夫
五島 政一
〜(2)野外学習とモデル実験を組み合わせた授業の創造〜
理科で育てる学力と授業の改革 (第12回)
「土地のつくりと変化」で育てる学力と単元の展開
角屋 重樹
子どもの“ふしぎ思考”と授業づくり―コメット法による評価をふまえて (第12回)
共感する力(感情移入)と“ふしぎ思考”
松森 靖夫
〜連載を終えるに当たって〜
総合的学習につながる面白実験 (第12回)
炭素の燃焼,二酸化炭素・水中での燃焼
左巻 健男辻本 昭彦
編集後記
樋口 雅子
授業に使えるサイバー図鑑 (第12回)
個を生かし,個を結ぶ道具
前園 律子

編集後記

○…国立教育政策研究所は新指導要領の実施に向けて「評価規準,評価方法等の研究開発」の中間整理を発表しました.これには「学習指導要領の内容のまとまりごとの評価規準とその具体例」が示されています.

 たとえば,小学3年「身近に見られる動物や植物…」の評価規準として,例の4つの観点別評価それぞれについての評価観点が示されています.その中の,「関心・意欲・態度」でいえば「身近に見られる動物や植物の成長のきまりや体のつくり,生物同士のかかわりを興味・関心をもって追究し,生物を愛護し育てようとする」となっています.

 ではこの観点からの評価規準の具体例(「関心・意欲・態度」の)はというと,「・身近な昆虫や植物に興味・関心をもち,進んでそれらの体のつくりや育ち方,かかわりを調べようとする.

・身近な昆虫や植物に愛情をもって,探したり育てたりしようとする.」となっています.なお,この「内容のまとまりごとの評価規準」は「おおむね満足できる」状況を示しているとあります.

 ところで,10年前の観点別評価のときは,膨大なエネルギーを費やして評価規準の作成をしたわりには活用されなかった…のが実情だったという意見もあったようです.今回そのような結果を招いてはならないと誰しも思っていると思います.

 そこで,小誌編集部では,「ねらいはわかった―ではどうすればよいのだ!」どうも,どうすれば到達したかどうかの判断が,何を材料?にどうすればできるのかよくわからない…というようなことにならぬよう,具体的な評価方法をも想定した評価規準を作成していただければと願いました.

(樋口雅子)

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