- 特集 ミニテスト・理科好きにする問題例26
- 絶対評価でテスト問題はどう変わるか―と聞かれたら
- 理科教育の原点―見えないものを見る!
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- テスト問題は教師と子どもに何をフィードバックするのか
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- 評価結果を学習支援に役立つように
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- 関心・意欲・態度,技能も測れるテスト問題開発への期待
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- 絶対評価のテスト問題づくりへの道―私の勉強ポイント
- 自作テストへの意気込みと基本姿勢
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- 学習の実現状況を偏りなく見るための工夫
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- バランスのよい評価資料の収集を
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- 理科のプロらしいテスト問題づくり
- “実験の企画”構想へ導くテスト問題づくり
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- “調べ方”レベルアップのテスト問題づくり
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- “観察力”レベルアップのテスト問題づくり
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- “学び方技能入り”テスト問題づくり
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- “授業で出た疑問から作る”テスト問題づくり
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- “基礎・基本+遊び心”のあるミニテスト問題づくり
- “出来そうで出来ない”小テスト問題づくり
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- “意地悪な”小テスト問題づくり
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- “ゲーム感覚の”小テスト問題づくり
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- “ひとひねりある”小テスト問題づくり
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- “クイズ形式の”小テスト問題づくり
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- “落とし穴がある”小テスト問題づくり
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- “皆が100点の”小テスト問題づくり
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- 2学期教材でつくる5分間ミニテストの作り方・使い方
- 3年「電気であかりをつけよう」
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- 4年「もののかさ」「水のすがたとゆくえ」
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- 5年「てんびんとてこ」
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- 6年「水溶液の性質」
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- 中学1分野「身のまわりの物質」
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- 中学2分野「気象観測」
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- 何のために評価し、どのように評価を行うか―評価(理科テスト問題づくり)のための基礎知識
- 何のための評価か/評価の方法/問題の量と時間/理科を好きにさせる授業へのフィードバックポイント
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- 小学校科学クラブのフレッシュネタ
- 透きとおった氷づくり
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- 中学校総合的学習で使えるフレッシュネタ
- 中学校生徒 自由研究発表会・学集会
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- 理科好きをつくる環境づくり
- 夏休みに理科室改造を
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- 今月の本棚 わたしのお勧め本
- 『ヒトのかたち5億年』大塚 則久著
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- 理科における実現状況の評価をどう進めるか―改革のポイントはここだ (第5回)
- 見通しをもった観察・実験の評価事例―第6学年「燃焼」の学習を通して―
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- 子どもは学習場面をどう考えているか (第5回)
- 中学校において多い理科学習場面
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- 自分の頭と体で考える到達度評価 (第5回)
- 科学的な思考
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- 新理科教科書+発展学習 (第5回)
- 3年/夏休みに【折り紙コンテスト】
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- 4年/面白星座ネタクイズを楽しもう
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- 5年/おすすめ科学研究のネタベスト3
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- 6年/超簡単、単元間リンク(2)
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- 中学1分野/自作比色計で大気汚染を調べよう
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- 中学2分野/仮説のある自由研究
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- 編集後記
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- 100円ショップで科学手品 (第5回)
- 空気砲のボーリング
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編集後記
○…この4月から全面実施される新指導要領は最低基準だ!ということが強調された上に,新指導要録では絶対評価が導入され,今まで以上に基礎・基本の定着が問題になっています.
この状況は縮めて言えば,「全ての子どもに,指導要領の全てを習得させることが求められている」ということになります.
今まで以上に,どこまでどの程度の理解が進んだかー頻繁にチェックすることが必要になって来ていると思います.
もちろん,子どもの理解度をチェックするのは何もテストだけではない訳ですが,追試しやすいテスト問題が問題提起としてわかりやすいということで特集を企画しました.
ところで,誰しも,テスト問題というと,いわゆる市販のものが頭に浮かぶと思います.が,「指導と評価の一体化」ということからいえば,教師自身の自作によるちょっとしたミニテストは,授業のフィードバックということからいっても,是非とも入れていきたいものではないかと思います.
また,よく,的確なテスト問題を作る力量は,なみなみならぬ力が必要だといわれます.
そして,よいテスト問題の条件として,
・問題文が理解しやすい,・子どもが答えやすい,・観点のバランスがとれている,・採点がしやすい,などがいわれます.
これに加えて,私はテスト問題そのものが,学力形成に寄与するものであることが,今なにより求められているのではないか,そんな気がしてなりません.テストが単に?評価をするという機能だけで止まっていたのではもったいない,残念だ!という気がします.もっと多様な機能を持っているのではないかと.
(樋口 雅子)
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- 明治図書