楽しい理科授業 2008年11月号
理系の言語力・表現力を鍛えるヒント

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楽しい理科授業 2008年11月号理系の言語力・表現力を鍛えるヒント

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ジャンル:
理科
刊行:
2008年10月7日
対象:
小・中
仕様:
B5判 76頁
状態:
絶版
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目次

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特集 理系の言語力・表現力を鍛えるヒント
あなたの理系言語力:セルフチェックのヒント
“つまずき”症候群となる言葉をチェックする
森 一夫
“主語の量表現”に拘ろう!
松森 靖夫
いく,きた,する,おこなう,を使うな
本間 明信
体験と知に裏付けられた言葉
山田 卓三
PISA型テスト解答に見る“問題な言語力”
松原 静郎
理系言語力を育てるトレーニングのヒント
観察時にするトレーニングのヒント
大堀 真
ノート指導でするトレーニングのヒント
河野 健一
実験レポートでするトレーニングのヒント
奥田 嚴文
討論でするトレーニングのヒント
木色 泰樹
ポスターセッションでするトレーニングのヒント
八巻 修
理系言語力を育てる“読解と表現”の指導
表−読み取りと表づくりの指導
山田 淳
グラフ−読み取りとグラフづくりの指導
山川 亨
測定データ−読み取りと測定データづくりの指導
小林 幸雄
コピーOK 理系作文のフォーマットと添削指導の実例
理系論文づくりのフォーマットと添削指導
新牧 賢三郎
記録文づくりのフォーマットと添削指導
熊谷 琢磨
実験レポートづくりのフォーマットと添削指導
小森 栄治
“この単元”で言語力を鍛える導入時のAが終了時にBに変る指導
3年単元「じしゃくのふしぎをさぐろう」=導入時の言語と終了時の言語
塩沢 博之
4年単元「すずしくなると」=導入時の言語と終了時の言語
千葉 雄二
5年単元「メダカのたんじょう」=導入時の言語と終了時の言語
石原 保行
6年単元「ものが燃えるとき」=導入時の言語と終了時の言語
新地 比呂志
中1分野単元「身のまわりの物質」=導入時の言語と終了時の言語
田中 克彦
中2分野単元「気象とその変化」=導入時の言語と終了時の言語
山本 芳幸
科学用語と日常用語を結ぶ指導
栄養と養分は同じ
永山 祐
目に見えないから分かりにくい空気と酸素
中谷 康博
日常語を否定せず,ゆっくり科学の言葉へ
三上 周治
科学用語を使わなかったらわかりやすいの?
森 裕美子
小特集 夏季集会で何が話題になったか
科学教育研究協議会 第55回全国研究大会・石川大会
佐久間 徹
極地方式研究会 第39回定期研究集会(鳥海山集会)
加藤 幸男
ソニー科学教育研究会 リーダー養成セミナー
幸田 尚志
日本初等理科教育研究会 第47回中央夏季講座
中村 大地
日本地学教育学会 平成20年度全国地学教育研究大会・日本地学教育学会第62回全国大会
松川 正樹
向山・小森型理科研究会 第10回向山・小森型理科セミナー
新牧 賢三郎
理科室を“子どものサイエンス・ミュージアム”にしよう (第8回)
どこへでも移動できるミニ・エクスプロラトリアム80実験
竹内 幸一
体験&体感できる!大人気の自然博物館&施設 (第8回)
日本科学未来館
岡野 麻衣子
理科新指導要領 重点指導事項の事例集 (第8回)
第5学年A区分「電流の働き」
角屋 重樹
小学校理科 移行期の準備 単位時間増で入れたい“教材&授業プラン”集 (第8回)
風の力で走る「エコカー」づくりの授業A
佐々木 昭弘
〜風車の力をパワーアップするには〜
中学校理科 移行期の準備 単位時間増で入れたい“教材&授業プラン”集 (第8回)
ビックリ静電気実験で電気の導入
岩田 秀雄
理科でする―習得型・活用型・探究型学力づくり (第8回)
総合的な習得・活用・探究(その1)
西川 純
科学に恋する? 女子生徒―育ててみませんか (第8回)
大学での講義で乙女を理科好きに
三好 美覚
〜SPPの講座を活用して〜
コピーしてすぐ使える サイエンス版 ペーパーチャレラン (第8回)
ティシュー紙ちぎりのばしチャレラン
加藤 俊博
続・新指導要領で授業をつくる―焦点はここだ (第32回)
小学校理科第4学年の新A区分の目標と内容
日置 光久
編集後記
樋口 雅子
(続)一歩踏み出す勇気!理科授業で使える面白教材 (第20回)
理科年表と地球儀で「理科」から「社会」も学ぶ!
西浦 慎悟

編集後記

○…昨年11月に出た田嶋幸三著「“言語技術”が日本のサッカーを変える」のように,監督の目を見て答えを探ろうとす

るような状況では,日本のサッカーは強くなれない….

 「言葉として考えを伝えるという訓練が不足している.瞬時の自己決定力が求められるサッカーでは,その基盤となるのは,論理力・言語力だ」としています.

 ところで,文科省の田代直幸先生は,TIMSSの小学4年の問題で,「ふたをしたものとしないものとではどちらのスープが冷めにくいか,その理由をも答える」というテスト問題を例に言語力に言及され,次のような指摘をされています.“さめないのは,ふたをしたから”という,問題文中にも書かれている事実を答えるという回答が,日本のそれは36%で,国際平均27%をうわまわっていた」と.田嶋幸三氏の言は説得力があります.

(樋口雅子)

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