- 特集 教材提示とびきりアイデア集
- [論説]道徳における教材提示の重要性
- 心を込めて,子どもと息のあった教材提示を
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- 教材提示のアイデアリスト
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- 範読がうまくなる! 読み聞かせ・語り聞かせの極意
- 教師用読み聞かせシートを作成しよう
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- 学習活動の工夫で深まりが変わる! 教材提示のとびきりアイデア
- 分割提示
- Point1 教科書教材の細部まで観察し分割する/2 教科書教材の分割加工の実際/3 開発教材の分割例/4 開発教材を分割提示し教科書教材と組み合わせる
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- 事前学習
- Point1 事前に教材内容に関する感想をメモ!/2 第一次思考(メモ)から発問を!/3 第一次思考(メモ)から議論班を!/4 授業前の自分と授業後の変容を俯瞰!
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- 補助教材
- Point1 補助教材の役割を明確にもつ/2 焦点を絞って効果的に使用する
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- ひと手間で深まりが変わる! 教材提示のとびきりアイデア
- 場面絵(口演法)
- Point1 子どもの反応を確かめながら読む/2 場面絵とキーワードをプレゼンで示す
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- 動画(ビデオ)
- Point1 効率よく教材理解や登場人物の追体験をする/2 静止画(再現構成法的展開)を活用し,思考を深める
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- 写真
- Point1 子どもの興味・関心を引出す写真選び/2 写真提示の方法を一工夫
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- 音声・音楽
- Point1 どの過程で提示するか(導入・展開・終末)/2 どのような形で提示するか(記録・CD・MV・ライブ)
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- 紙芝居
- Point1 紙芝居を貼りながら授業を進める/2 振り返りに紙芝居の絵を活用する
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- 小道具
- Point1 子どものつぶやきは付箋紙に/2 マイクを使ってインタビュー形式で
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- ビデオレター
- Point1 教材と子どもの日常をつなぐ/2 価値の実感につながるメッセージを
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- ペープサート
- Point1 『心の理論』と場面理解/2 ペープサートの多様な作り方
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- パネルシアター
- Point1 パネルシアターの有効活用/2 効果的なパネルシアターの活用例/3 黒板シアターの有効活用/4 効果的な黒板シアターの活用例
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- 演技・再現
- Point1 一読する前に登場人物を紹介する/2 同じ状況になって演じてみる/3 演じた後は演者と観客で話し合う
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- 1人1台端末をフル活用! 教材提示のとびきりアイデア
- デジタル教材の活用
- Point1 提示する情報を決めておく/2 共有する場・個人の場を設定しておく
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- 関連資料の送信・提示
- Point1 特に「見える化」させたいもの/2 学級の実態に応じて端末活用を考える
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- 生成AIの活用
- Point1 まず生成AI自体について学ぶ/2 ファクトチェックを意識/3 AIとの付き合い方について考える
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- 有名教材別! 教材提示のとびきりアイデア
- きつねとぶどう
- Point1 紙芝居の活用/2 範読の工夫
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- 黄色いベンチ
- Point1 レクによる疑似体験/2 教師の演技による提示
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- ブラッドレーの請求書
- Point1 紙芝居で教材提示する/2 黒板に2通の請求書を提示する
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- 花さき山
- Point1 効果的なアニメーションを付けたスライド/2 昔言葉に気を付けたしっとり感のある朗読/3 BGMの活用
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- すれちがい
- Point1 児童を2グループに分けて,よし子とえり子それぞれの日記のみを提示/2 成功のための細かな配慮と工夫
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- 銀のしょく台
- Point1 人物像の確認とデジタル紙芝居の活用/2 教材の分割提示
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- 二通の手紙
- Point1 教材に関連する話題を提示する/2 登場人物の動作化を行う
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- 二人の弟子
- Point1 あらすじの確認は,短時間でテンポよく行う/2 最初の判断「道信を許せるか」も導入に組み込む ※教材が長いので,宿題や朝読書を利用して事前読みをさせておく
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- 道徳教育2017→2030 (第19回)
- 問題解決的な学習は今どこへ?
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- 新・道徳授業論―令和の道徳科をつくりだす原点と視点 (第19回)
- 原因を問う「なぜ」と理由を問う「なぜ」を生かし合う
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- 考え,議論する道徳に変える 加藤宣行の発問講座 (第7回)
- 発問と問い返しをセットで考える
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- パッケージ型ユニットで創る 中学校道徳授業のニューモデル (第7回)
- 「個の道徳的問い」を気づかせ,共通解を共有し,納得解の自覚を深めさせる
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- おもしろすぎて授業したくなる 森岡健太の板書 (第7回)
- 「さち子のえがお」(日本文教出版4年生)
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- デジアナ融合の1人1台端末活用メソッド (第7回)
- 問題解決的な学習の効果を発揮するためのChatGPTの活用
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- 〜GPTが教材の登場人物に!?解決方法にリアクションをもらえ!〜
- 教材研究を変える「内容項目」の押さえどころ (第7回)
- 心と形の緊張関係を捉える
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- 〜「礼儀」(小),「礼儀」(中)〜
- 道徳授業=ホープ&エースを紹介します! (第126回)
- 【群馬県】生き方について考えを深める道徳科授業
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- 編集後記
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- 心が育つ「小さな道徳授業」 短時間でできる道徳授業。学級づくりに効果絶大! (第7回)
- 学級を笑顔にしよう
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編集後記
落語を聴きに行くと、同じ古典落語にもかかわらず、すごく面白い場合とつまらない場合があります。同じ題材で、基本的には話の筋も一緒なはずなのに、なぜこうも違うのでしょうか。「間」「口調」「雰囲気」など、おそらく素人でも感じるようなことをはじめ、様々な理由があると思います。
同じ道徳の教材でも、その提示の仕方で、子どもたちが受け取る印象は異なると思います。教材に興味をもったり、友達と話し合いたいことが浮かんだりするためには、教材の特性やねらいに応じて、提示の仕方を変えることも一案ではないかと考えています。
/C
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- 明治図書
- 教科書を中心としている今、なかなか教材提示に目を向けられないでいましたが、今号を読んで、教材提示についてあらためて考えさせられました。2023/12/5ドイツ人
- 教材提示は大事なスキルの一つであるが、急に範読する例も少なくない。こんなにあったか!というくらいアイディアが詰まった一冊。2023/10/2130代中学校教員
- 様々な実践が網羅的に示されており,大変参考になった。特に加藤先生の発問と問い返しをセットで考えるというご提案は今後の授業作りに参考にしていきたい。2023/10/1430代・小学校教員