- 特集 小集団学習の裏わざを身につける
- 提言・「授業対話」がなぜ必要か
- 子ども間の対話(相互サーブ)を楽しませる
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- 知識・技能の見方の共有
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- 「分かち合う」ことで「分かり合う」―学力像の転換が小集団を求める―
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- 「授業対話」は、授業を変革させる
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- 「解決すべき問い」が生まれる
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- 三人寄れば文殊の知恵
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- 小集団をうまく動かす裏わざ
- 〔低学年〕低学年から経験させる 人前で話す・人を動かす トラブルが学びの場
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- 〔低学年〕ペア学習を効果的に使って話し合える子どもを育てよう
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- 〔中学年〕子どもたち個々の力を伸ばす指導が基本
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- 〔中学年〕こまめな確認を欠かさない
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- 〔高学年〕常に、次の一手を考えよ
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- 〔高学年〕「誉める」「あおる」で小集団を動かす
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- 〔中学校〕やるべきことを明確にする
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- 〔中学校〕教師があくまでもコントロールすること
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- 小集団を学習に乗せるコツ
- 座席に早くつかせるコツ
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- おしゃべりを無くさせるコツ
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- 学級全員の発言を引き出すコツ
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- ノートを見せに来させるコツ
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- 反応がにぶい子への刺激を与えるコツ
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- 集団になじまない子への働きかけのコツ
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- 小集団を活用した教科学習のコツ
- こんな時国語科を生かせる
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- こんな時社会科を生かせる
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- こんな時算数科を生かせる
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- こんな時理科を生かせる
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- 学習ノートの役割を活用させる
- 国語のノートの活用
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- 社会のノートの活用
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- 算数のノートの活用
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- 理科のノートの活用
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- 熱中・集中した授業づくり
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- 教師修業への助言
- 殻に閉じこもらずに 子どもにしっかり向き合う
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- 読解力向上をめざす授業づくり 国語科でめざす授業づくり (第9回)
- 子どもから「宝石のような言葉・文」がでるまで褒め続けることが第一段階だ!
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- 読解力向上をめざす授業づくり 社会科でめざす授業づくり (第9回)
- 社会科のテキストを読解し、熟考し、評価するとはどのような力なのか(4)
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- 読解力向上をめざす授業づくり 算数科でめざす授業づくり (第9回)
- (4+5)×6=54の式を、数字とことばだけで示せ
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- 〜「ノートに10行書きなさい」の指示で熱中する〜
- 読解力向上をめざす授業づくり 理科でめざす授業づくり (第9回)
- 理科で言語力をつける
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- 日本人の気概を教える 《小学校》 (第9回)
- 進化し続けるタフな文化“歌舞伎”
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- 日本人の気概を教える 《中学校》 (第9回)
- 「自己犠牲」の精神に敬意を表す
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- 子どもの規範意識の育て方 (第9回)
- 家庭と学校の連携の本義
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- 〜家庭協力力の再生を〜
- 授業の技を磨く (第9回)
- 文は「主語+述語」で書け、形容詞を使うときは相談にこい
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- 教材・授業開発研究所情報
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- 編集後記
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編集後記
○…かつて吉本均氏(広島大・故人)は「集団づくりとは班や小集団の形態を編成することではない。そうではなくて、個と個が励まし合って学習活動を進めているところに対して、その事実を発見して取り上げ、それを強く評価することなのである」と主張されていたのを思い出します。
さらに「小集団モデル」においては、一対(ペア)モデルや大集団モデルよりはより優れた教育効果を発揮することが出来るとも主張されていました。敢全員の者が「ほんね」や「生活経験」を率直に出し合って話し合い、かかわり合う場が作られる。柑教師による直接の指導から独立(相対に)して、相互に励まし合い、批評し合う学習主体を育てることが出来やすい、とも重ねて主張されていました。
○…その意味では『授業研究・重要用語三〇〇の基礎知識』でもふれられていますように、「授業対話」は改めて問題にされてよい重要用語といえるようです。敢授業過程は本質的「対話」的構造を持つということ。柑知識や技能を伝えるその過程が知識能力の形成過程であるということ。桓「授業討論」は教師によって指導されるべきもの。だから授業展開に刻々の評価が重要。棺教師は時として自らの不十分さに教えられながら子どもと共に授業をつくり上げなくてはならない。など。
○…しかし「小集団学習」については、敢私語がしゃべりやすくなる、柑集団をつくると個が埋没する、とかの批判もあります。小集団学習において一つ意見に統一させることが目的ではないはずです。多様な解釈や個性的な読み取りや誤りやつまずきが自由に出し合えるところが小集団学習の良さと言えるのではないでしょうか。
(江部 満)
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- 明治図書