- 特集 「理科は感動だ!」に導く演出術
- 提言・「理科好きな子」はこうして育つ
- 自分で事象を説明する楽しさを味わう
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- 理科好きな子は理科好きな指導者から育つ
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- 教師が理科に感動することが第一
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- “オタク”を認めれば理科好きになる
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- 理科は生活の中で役立っているという事実を知らせよう!〜電磁石とモーター
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- どの子も「理科好き」にする授業システムとは
- モノや実験を最大限に生かす演出によりどの子も「理科好き」にする
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- 「教える」と「考えさせる」を明確に区別する
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- ネタ、ウデを意識する
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- 「感動する理科授業」をどう組み立てるか―小学校
- ものを用意し、たっぷり体験させる
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- 「逆思考」の問題解決が、子どもの感動を呼び起こす
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- 「へぇ、そーなんだ。」「おー。」の言葉を意識する
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- 感動する授業にはいくつもの布石が必要である
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- 授業の組み立てで感動の授業を演出する
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- 「感動する理科授業」をどう組み立てるか―中学校
- 「科学ノート」から分析する 感動する組み立て
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- 自由試行の授業、単元総まとめの授業
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- 向山・小森型理科を忠実に追試する
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- 基礎を理解し、自分で考え、実験で確かめる
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- 新しい内容区分に対応した理科授業
- 言語活動の充実をどう図るか
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- 習得型と探究型の総合的育成
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- 環境教育との関連を意識した理科教育
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- 熱中・集中した授業づくり
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- 教師修業への助言
- 「新たなる戦い」を続ける
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- 『授業の腕をあげる法則』から学ぶ (第3回)
- 趣意説明の原則に学び その応用編をつくる
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- 理科室という場所を活用しよう
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- 初任者研修の課題を問う (第3回)
- 教師の長い話は子どもたちにとって逆効果である
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- 授業力を鍛える (第3回)
- 子どもの名前を覚えて授業する
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- 全国学力・学習状況調査・結果の生かし方 (第3回)
- R−PDCAモデルを活用した授業と学校経営の改善
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- 「習得・活用・探究」サイクル (第3回)
- 全国学力・学習状況調査にみる「習得・活用・探究」A
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- 続・教師修業のために (第3回)
- 研究を一本化して専門教科をつくる
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- 教材・授業開発研究所情報
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- 編集後記
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編集後記
○…理科の授業時間が久しぶりに増加しました。小学三年から六年に各々、二〇、一五、一〇、一〇と五五時間の増加です。中学では一年が一〇五時間、二年が一四〇時間、三年が一四〇時間に変更され、週当たりのコマ数では一年三コマ、二年四コマ、三年四コマとなり三年間のトータルの授業時間では、国語・数学と並んでいます。
○…今回の改訂では、改善の基本方針として「子どもたちの発達段階を踏まえ、小・中・高校を通じた理科の内容の構造化を図る方向で改善する」と述べられていましたが、そのために今回は初めて小・中・高校の各部会の連携をとりながらの改訂作業が進められたと報じられています。文科省の日置光久調査官も今回の改訂では、小・中の一層の接続、連携を重視したと報告書で明言されていました。
○…子どもを理科好きや理科嫌いにするのは教師の責任だと言われています。ですから理科好きの子どもを育てるのは「国家の計」でもあるわけです。「もの作り国家を作り上げてきたのは、子ども時代に理科好きであった大人であった」と新牧賢三郎氏は強調していました。「理科は感動だ!」と一筋に歩んでこられた小森栄治氏は、教師の理科好きは、子どもに伝わると明言されています。そのためにも「理科のおもしろさを味わわせる」ことが大事だと強調されています。小森氏はさらに理科好きになった子どもたちは将来、仕事に科学を生かそうと思うようになり、@理科好きで科学にのめりこんだ子どもたちから理系のノーベル賞受賞者が生まれる、A理科好きの子どもたちから生活に科学を生かせる市民、科学的な判断ができる国民が育つ、とまで予言されています。
○…本号は「理科は感動だ!」を実感できる実践例を広く集めたいとする特集です。
(江部 満)
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- 明治図書