- 特集 移行期研修―疑問に応える“重点資料”25選
- 新年度発足で押さえたい“教員研修の新動向”―教職員にしたいレク&配布資料―
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- 全員に周知させたい「移行措置の工程表」
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- 新要領・移行措置に関する研修の重点資料
- 新教育課程編成に関する研修の重点資料
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- 新学力観に関する研修の重点資料
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- 新教材・単元に関する研修の重点資料
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- 「言葉と体験」に関する研修の重点資料
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- 「伝統文化」に関する研修の重点資料
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- 「小学校英語」に関する研修の重点資料
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- 「特別支援教育」に関する研修の重点資料
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- ニーズに応える教育施策の研修の動向資料
- 全国学力調査結果の開示―動向資料
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- 全国学力調査結果の活用―動向資料
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- 授業時数に関する―動向資料
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- 個人情報管理に関する―動向資料
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- 「英語ノート」に関する―動向資料
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- 「心のノート」に関する―動向資料
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- 学校評価・第三者評価に関する―動向資料
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- 学校だより・HPづくりに関する―動向資料
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- 指導教諭・中堅教諭のために=校内研修用資料作成のヒント
- 学力向上プラン―作成ヒント
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- 朝学習プラン―作成ヒント
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- 補充学習プラン―作成ヒント
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- 保護者会での説明資料―作成ヒント
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- 研修の場で飛び交う話題に切り込む
- 習得・活用・探究型学力はどう関連するのか
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- 小学一年・週九時間の国語授業の運営術
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- 小五・六年以外は英語ができないのか
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- 教科書にはない新教材開発の参考例
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- 小学校英語授業をこうつくる (第1回)
- 英語をつかって☆○△学習!
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- 校長室の環境づくり (第1回)
- 何か手にとって、楽しんで下さい
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- 講話で語る祝日の由来 (第1回)
- 昭和も遠くなりにけり
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- 教師の人間力―キー・コンピテンシーを考える (第1回)
- 知識基盤社会で高度化する教育と学習
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- 学校は何を期待されているか―新指導要領が刺激したもの (第1回)
- マネジメントで学校は変わる
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- 私から見た“全国学テの光と影” (第1回)
- 秋田編―日本一・現場の本音はどこか
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- 大阪“教育の陣” (第1回)
- 大阪の教育がエライことになっています
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- 新指導要領の学力観と学力評価の方向 (第1回)
- 教育の原点の問い直しから学力観と評価のあり方を吟味すること
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- 担任への不満―親の本音の拾い方 (第1回)
- 公立にがんばってほしいから
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- 〜よりよい学校づくりのための塾からの提案@〜
- 編集後記
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- こんなことご存知? 学校のトレンディ (第1回)
- 盛り上がる運動会の新種目
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- 〜命の輝くよさこいソーラン〜
編集後記
○…四月新学期。今年度は、移行期の初年度でもあり、また大量に新人教師が配属されている職場も増えているといわれています。
そんななか、「どういうことを根拠にして、こういう指導が求められているか」あれこれ、公表されている資料の、どれをどう紹介・提示することが校内研修の場でも有効なのか、〇九年度の出発にあたって、一度整理していただきたいと願いました。
というのは、新年度すぐにでも取り組まないと学級崩壊が懸念されるとも受け止められている問題、たとえば、〈小学一年生の国語は週九時間もありますが、いったいどういう内容で組み立てれば子どもが学習に集中し、学力がつくのか〉大ベテランでもない限り、大変きつい問題ではないかと思います。
このような、始まる前から想定される? 困難状況に対して、どういう根拠のもとにこういう指導が求められているのか―主要な資料をご紹介いただきながら、移行期における実践の全体像と取り組み課題をご提示いただきました。
(樋口雅子)
○…最近なるほどと思った言説に出会った。「現代教育科学」三月号の山極隆氏の「教育新時代を切り拓く」という論文である。「幾ら学習指導要領の改訂を行っても、教員の資質能力等の向上政策と連動させないと改訂の趣旨が実現できにくい時代に我が国も突入してきたといえる」と山極氏は言う。今回の学習指導要領の改訂は、従前からの単なる一〇年に一回の改訂とは違うことに気づく必要があるといえる。それはアメリカ占領軍から強要された「教育基本法」を戦後六〇年ぶりに改訂されたことを踏まえて学習指導要領が改訂された結果である、ということだ。
○…ところが早くも改訂教育基本法を「戦争への教育」だとする批判が東大教育学部教授や歴教協・教科書全国ネットによる共同著作として発刊された。また教育学関係一五学会による反対声明には、驚きをこえ怒りがわいてきた。「日本の伝統」や「日本の文化」は明治国家が偽造・偽装したものかどうか。改めて問い直さねばなるまい。さらには「教育学」の中味についても改めて検証する時期にきているのではないか
(江部 満)
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